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「つみたてNISA」のおすすめファンドと投資戦略。

time 更新日:  time 公開日:2017/12/28
「つみたてNISA」のおすすめファンドと投資戦略。

『つみたてNISAに興味を持ったけどどういう商品を選んでいいのかわからない…』という方も多いと思います。

「つみたてNISA」の対象商品だけでも130本以上もあります。おすすめのファンドがわかれば「つみたてNISA」のきっかけにしてもらうこともできます。

読者の方からコメント欄にご質問をいただきました。そこで、「つみたてNISA」のおすすめファンドと投資戦略ということで、はじめての方に向けてポイントをまとめてみたいと思います。

【2018年3月17日に最新情報を反映しました。】

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「iDeCo」と「つみたてNISA」を活用する

福岡市にお住まいの投資おばさんからコメントをいただきました。

以前からこのブログで交流していただいている方で、この方自身はかなり投資に詳しい方です。

息子さんが、楽天証券のiDeCoで「たわらノーロード先進国株式」、「つみたてNISA」で「eMAXIS Slimバランス(8資産均等)」の購入を考えているといいます。

こんにちわ
お子さんたちはご機嫌いかがですか?

なるたくさんの投資ブロガーとしてのご活躍を拝見して
益々ファンになりました。
息子にも折につけ、なるたくさんの記事を送っていましたが
意外にもあっさり珍しく、母の言うことを聞いて
楽天証券でiDeCoを始めました。
商品も母が勧めた「たわら先進国株式」だそうで
何だか責任を感じています。
次は「つみたてNISA」もやる気満々で商品は何がいいの?なんて
全面的に母を信頼しているようで、こんなに信頼されたこと
なかったもので私も必死模様になっています・・
山崎さんやブロガーさんたちは、あまりバランスファンドの話題は出ませんが
超初心者で自分で調べる気もない息子には
「eMAXIS Slimバランス(8資産均等)」を勧めようかと思っていますが・・

なるたくさんはバランスファンドで「つみたてNISA」という選択は
どう思われますか?ご感想をお聞かせください。

ありがとうございます。

子どもは日に日に大きくなりますね。わが家は嵐のような日々が続いていますが、楽しんでいます。

息子さん、いよいよ「iDeCo」デビュー、そして「つみたてNISA」の活用も考えているということで素晴らしいですね。

まず、このご質問にお答えしたいと思います。

「8資産」+「先進国株式」は合理的な選択

積立投資は、時間を味方につけることで、リスクを抑えながら投資の成果を期待する投資法です。重要なのは投資にかかるコストを減らすことと、長期で資産形成を考えることです。

商品選びで大事になるのは、低コストで安定的な運用が期待できる商品をきちんと選ぶことです。

楽天証券のiDeCoで「たわらノーロード先進国株式」というのは、いい選択だと思います。

「たわらノーロード先進国株式」は、先進国株式クラスに投資する代表的なインデックスファンドですし、実質コストも極めて低コストです。先進国株式クラスに投資するなら現時点では最有力のひとつだと思います。

そして、「つみたてNISA」では「eMAXIS Slimバランス(8資産均等)」を購入するというのも、リバランスなしでほったらかしで積立をしたいというニーズを満たしたいなら、いい商品だと思います。

山崎元さんはバランスファンドを「初心者向け」だと説明するのは適切ではないと、つみップ札幌でも話をされていましたが、この問題は、どのような積立投資をしたいか、というところに最終的にいきつく論点だと思っています。

たしかに、積立投資の王道は個別のインデックスファンドを組み合わせる方法ですが、リバランスなどの手間をかけないで積立投資をやりたいなら、個人的にはバランス型投資信託は「あり」だと思っています。

ちなみに、「8資産均等」のバランス型投資信託と個別のインデックスファンドを組み合わせる方法は、我らがアニキこと、虫とり小僧さんのアセットアロケーションと基本的に同じコンセプトです。

最近、日経電子版の記事に虫とり小僧さんが掲載されています。参考になると思いますのでぜひご覧ください。

 

「つみたてNISA」のおすすめファンドと投資戦略

「つみたてNISA」をきっかけに積立投資をはじめようとする方も多いと思います。

「つみたてNISA」を使った積立投資には、大きくわけて2つの方法があります。

1つは、バランス型や全世界株式の投資信託をメインに据える方法です。

今回ご紹介したご質問のように、バランス型投資信託などを活用するのは、シンプルに投資を続けるうえで合理的な方法です。

バランス型投資信託であれば、リバランスなどを考える必要がなく、オートマ派の積立投資が可能になります。

もう1つは、個別のインデックスファンドを組み合わせる方法です。

私が実践しているのはこちらの方法です。先進国株式、新興国株式、日本株式の3つの資産を組み合わせれば、自分の好みの資産配分で全世界の株式に投資することができます。

1、2年に1回、資産配分を調整するリバランスが必要ですが、自分好みの資産配分にできるのは大きなメリットです。こちらはいわばマニュアル派の積立投資です。

「つみたてNISA」の投資先としては、低コストのものを選ぶようにしましょう。

信託報酬が低い商品を選ぶことが鉄則です。現在の水準であれば、信託報酬は0.2%前後のものを選ぶようにしたいところです。そして、着実に資産が増えているものがいいでしょう。

では、「つみたてNISA」のおすすめできるファンドの一例をご紹介したいと思います。

バランス型投資信託を活用する

オートマ派の積立投資をしたい人にとっては、バランス型投資信託が便利です。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等)

おすすめの商品のひとつは、8つの資産に低コストで分散投資できる「eMAXIS Slimバランス(8資産均等)」です。

信託報酬は0.1728%(税込)と超低コストです(2018年4月11日改定)。

これ1本で8つの資産に均等に分散投資してくれますので、リバランスも不要でほったらかしで資産形成ができます。

なお、名前が似ている「eMAXISバランス(8資産均等型)」という商品もありますが、こちらは従来からある同じコンセプトの手数料が高い商品です。「Slim」と書いてあるほうを選びましょう。

この他にもバランス型投資信託には複数候補があります。低コストのものを選ぶのが基本になります。

 

全世界株式の投資信託を活用する

全世界株式の投資信託も、1本で全世界の株式に投資できるので便利です。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

全世界株式の投資信託で低コストなのは、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」です。

信託報酬は年0.2396%(税込)です。

バンガードのETFに投資することで、全世界(先進国・新興国)47カ国の株式市場、約8,000銘柄へ投資できます。

全世界株式であれば、複数のインデックスファンドを組み合わせる必要がなく、リバランスも不要です。

これ1本で投資を続けることができます。

 

インデックスファンドを組み合わせる

自分好みの資産配分にしたい人は、インデックスファンドを組み合わせることになります。いわばマニュアル派の積立投資です。

日本株式、先進国株式、新興国株式の3つの資産を組み合わせれば、自分の好きな配分で全世界に投資ができますし、より低コストで資産運用ができるというメリットもあります。

先進国株式クラスのインデックスファンドを例にすれば、次の2つが代表的な候補になります。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

先進国株式クラスの候補の1つは「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」です。

信託報酬は0.11826%(税込)です。新規設定でまだ実質コストが判明していませんが、マザーファンドが大きいことから、安定的な運用が期待できます。

低コストで先進国株式に投資したいなら第一候補です。

 

たわらノーロード先進国株式

先進国株式クラスのもう1つの候補は「たわらノーロード先進国株式」です。

信託報酬は0.216%(税込)です。名目上の信託報酬では他社が優位ですが、実質コストを含めると「たわらノーロード先進国株式」が良質な商品です。

安定的な運用がされていますので、長期運用に適しています。

 

上記以外にも良質なファンドがあります。商品選びは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」の結果も参考にするといいと思います。

 

「リスク許容度」と「無リスク資産」を把握しよう

どちらの方法でもいいと思いますが、「つみたてNISA」をきっかけに積立投資をはじめる方は、次の2つの点を確認したらいいと思います。

1つは、資産全体でリスクを把握することです。

たとえば、「たわらノーロード先進国株式」と「eMAXIS Slimバランス(8資産均等)」ということは、先進国株式に手厚いアセットアロケーションになります。

アセットアロケーションツールもありますので、下落相場でどれくらい下がる可能性があるか、把握しておくといいと思います。

 

もう1つは、無リスク資産の割合です。2017年は上昇相場でしたが、これからは下落相場も想定できます。生活防衛資金や無リスク資産を保有することが重要です。

私自身は投資にも慣れ、今はiDeCo、つみたてNISA、特定口座と3つの口座にまたがった資産運用になっていますが、これからスタートさせる方は、「つみたてNISA」1つで積立投資をスタートして、少しずつ慣れていくのがいいのではないでしょうか。

積立投資に慣れるまでは少額ではじめてみるのもいいと思います。私は当初月6,000円からはじめました。積立投資の「慣らし運転」は結構大事です。

 

大事なことは「続けること」

最大のポイントは「続けること」です。

今年のつみフェスでも話題になりましたが、大事なことは、「続けること、続けること、続けること」です。

「つみたてNISA」は20年を想定した「長い道のり」の制度です。20年もあれば下落相場は必ずきますので、生活防衛資金を準備して、どらくらいの下落がありうるのかを事前に想定しておくことが重要です。

準備があるかどうかで、見える景色が変わってきます。

また、「つみたてNISA」をはじめるなら証券会社選びも重要です。幅広い商品から選べる証券会社を利用するのがベストです。

「つみたてNISA」をするならこの2社なら間違いありません。リンク先の公式サイトでサービスを確認してみてください。

長期の投資になりますので、少しずつ積立投資の基本を理解していけるといいですね。

以上、「つみたてNISA」のおすすめファンドと投資戦略…という話題でした。

 

参考リンク:

「つみたてNISA」を利用するなら証券会社選びも重要です。証券会社選びのポイントをまとめています。

 

インデックスファンドの信託報酬についてはこちらで比較記事としてまとめています。各資産ごとでどれが信託報酬が低いのかがすぐにわかります。

 

投資を続けていくためには「積立投資の基本」を理解しておくことが大事だと思います。水瀬ケンイチさんの最新刊は誰にでもおすすめできる良書です。

 

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なるたく

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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