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積立投資におすすめのインデックスファンドを比較!2017年9月版

time 2016/05/24

積立投資におすすめのインデックスファンドを比較!2017年9月版

積立投資におすすめのインデックスファンドはどれなのでしょうか。

投資信託の手数料を比較して、低コストの銘柄を良心的な証券会社で積立していきたいところです。

そこで、インデックスファンドの信託報酬と純資産を比較してみました。

【2017年9月5日に最新情報を反映しました。】

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投資信託の手数料を比較

インデックスファンドは、指数の値動きに忠実に連動することを目指す投資信託です。日本では日経225やTOPIXなどが代表的な指数になります。

インデックスファンドは指数に値動きが連動するので、はじめての人にもわかりやすく、また低いコストで運用ができるといったメリットがあります。

資産クラス別に信託報酬(税込)と純資産(2017年9月5日時点)でまとめています。

インデックスファンドを選ぶうえでポイントになるのが次の3点です。

信託報酬が低いか

その1は、信託報酬が低いことです。

多くのインデックスファンドはノーロード(購入時手数料なし)です。信託報酬が低いインデックスファンドもそろってきています。

長期の運用ではコストがリターンに大きく影響します。信託報酬の低いインデックスファンドを選ぶというのが積立投資の基本になります。どれが低コストのインデックスファンドなのかを見極めたいところです。

「つみたてNISA」スタートを前に、各社が信託報酬の改訂を実施しています。

たとえば、アセットマネジメントOneは「たわらノーロード」シリーズの信託報酬引き下げ(2017年12月30日予定)、大和証券投資信託委託は「i Free」シリーズの信託報酬引き下げ(2017年10月2日予定)を発表しています。

いずれも信託報酬の変更はまだ先になりますが、一覧表のデータは「わかりやすさ」を重視して改訂後の信託報酬を反映済みにしています。

純資産が順調に増えているか

その2は、純資産が順調に増えていることです。

資産が大きければ安定的な運用が期待できます。そこで、参考として各ファンドの純資産を掲載しました。

純資産の数字はあくまでその時点でのスナップショットにすぎませんが、参考にするひとつの目安になります。

安定的な資産運用が期待できるか

その3は、安定的な資産運用が期待できるかです。

各ファンドの名前にホームページをリンクしています。投資の方針、純資産の推移、実質コストなどの詳細については、リンク先の目論見書や運用報告書で確認してみてください。

興味をもった商品があれば、目論見書や運用報告をみれば詳細がわかります。

では、各資産クラス別にインデックスファンドをチェックしていきたいと思います。

 

日本株式(日経225)クラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
たわらノーロード日経225アセットマネジメントOne0.1836%23.40億円
iFree 日経225インデックス大和証券投資信託委託0.1836%2.66億円
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.1944%8.84億円
日経225インデックスe三井住友トラスト・アセットマネジメント0.2052%10.75億円

日本株式(日経225)クラスは、「日経平均株価(日経225)」の動きに連動する投資信託です。

ニュースなどでおなじみの「日経平均株価」の動きに連動した値動きをします。日経平均株価は日本経済新聞社が選択した225社で構成されています。

日経平均株価に連動するインデックスファンドは、わかりやすさという意味では優れています。

「たわらノーロード日経225」と「iFree 日経225インデックス」が最安となっています。

 

日本株式(TOPIX)クラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.1728%66.82億円
iFree TOPIXインデックス大和証券投資信託委託0.1836%2.13億円
たわらノーロード TOPIXアセットマネジメントOne0.1836%1.52億円
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.1944%99.38億円
eMAXIS Slim 国内株式インデックス三菱UFJ国際投信0.1944%4.37億円

日本株式(TOPIX)クラスは「TOPIX(東証株価指数)」の動きに連動する投資信託です。

TOPIXは東証1部「全銘柄」を対象としますので、このインデックスファンドを買うだけで、1,900社以上の東証1部企業すべてに投資ができます。

日経225よりも広範に分散できますので、分散することを優先したい人にとっては日経225よりもTOPIXのほうがベターな選択肢になります。

従来、TOPIXは日経225よりも信託報酬が高くなる傾向にありましたが、日経225と同レベルの信託報酬になりました。個人投資家にとって素晴らしい環境が整いつつあります。

三井住友アセットマネジメントは、2017年9月21日から「三井住友・DC日本株式インデックスファンドS」を「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」に改名し、信託報酬0.1728%に引き下げました。

現時点で「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」が最安のファンドとなっています。

 

先進国株式クラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
iFree 外国株式インデックス大和証券投資信託委託0.2052%7.79億円
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.216%592.29億円
たわらノーロード先進国株式アセットマネジメントOne0.216%130.39億円
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス三菱UFJ国際投信0.216%15.26億円

先進国株式クラスは「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資信託です。

この資産クラスに投資することで、日本を除く先進国22ヶ国・1335社以上の上場企業で構成されています。

MSCIコクサイは、アメリカをはじめとする主要先進国22か国の株式に現地通貨ベースで、まとめて投資をすることができます。現在のところアメリカの比率が4割程度になっています。

この先進国株式クラスのインデックスファンドに投資をすれば、Appleはもちろん、Microsoft、Exxon Mobil、Johnson & Johnson、AmazonそしてFacebookにも分散して投資されます。

「iFree 外国株式インデックス」が現時点で最安になっています。

 

新興国株式クラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
たわらノーロード新興国株式アセットマネジメントOne0.3672%
26.41億円
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス三菱UFJ国際投信0.3672%5.69億円
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式日興アセットマネジメント0.594%102.84 億円
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.6048%9.86億円
iFree 新興国株式インデックス大和証券投資信託委託0.3672%10.27億円

新興国株式クラスは「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資信託です。

新興国23か国・約830社の大型および中型株式に投資できることになります。このファンドを購入すれば、韓国、中国、台湾、香港、南アフリカ、インドといった各国の企業に分散投資できます。

最安は「たわらノーロード新興国株式」と「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」です。

信託報酬は、0.3672%(税抜0.34%)以内となっています。

なお、「iFree 新興国株式インデックス」は、「FTSE RAFIエマージングインデックス(円換算)」という指数を採用しています。ファンダメンタルインデックスとよばれる指数であり、アクティブファンドに近いものです。ここでは参考扱いとして下段に掲載しています。

 

国内債券クラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
たわらノーロード国内債券
アセットマネジメントOne0.1512%26.04 億円
eMAXIS Slim 国内債券インデックス三菱UFJ国際投信0.1512%5.74億円
iFree 日本債券インデックス大和証券投資信託委託0.1512-0.2376%1.07億円
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.1566%55.48億円

国内債券クラスは、「NOMURA-BPI総合」に連動する投資成果を目指します。国内の債券に分散投資できます。

日本債券クラスについては、「個人向け国債変動10年」という選択肢もあります。インデックスファンドではありませんが、「個人向け国債変動10年」なら信託報酬がかからず、金利の動向にも追随することが可能です。

 

先進国債券クラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.1836%67.36億円
たわらノーロード先進国債券アセットマネジメントOne0.1836%
16.60億円
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス三菱UFJ国際投信0.1836%4.82億円
iFree 外国債券インデックス大和証券投資信託委託0.1944%13.71億円

先進国債券クラスは「シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)」の動きに連動する投資信託です。

日本を除く世界の先進国22ヶ国の国債に分散投資できます。現状ではアメリカの債券が約4割を占めています。

先進国債券クラスは3社のインデックスファンドが横一線という状況です。

 

新興国債券クラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
iFree 新興国債券インデックス大和証券投資信託委託0.2376%8.61億円
インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)
日興アセットマネジメント0.5616%32.05億円

eMAXIS 新興国債券インデックス三菱UFJ国際投信0.648%
63.70 億円

新興国債券クラスは「JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・エマージング・マーケッツ グローバル・ディバーシファイド」の動きに連動する投資成果を目指します。

新興国が発行する現地通貨建て国債を対象にした時価総額ベースの指数です。ブラジル、インドネシア、マレーシアなど16ヶ国の国債に投資できます。

最安のファンドは、「iFree 新興国債券インデックス」です。

従来、割高な印象の新興国債券クラスでしたが、「iFree 新興国債券インデックス」の登場により、新興国債券クラスも低コストで投資することが可能になっています。

 

国内REITクラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.27%79.87億円
たわらノーロード 国内リートアセットマネジメントOne0.27%13.86億円
三井住友・DC日本リートインデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.2808%2.90億円
iFree J-REITインデックス大和証券投資信託委託0.3132%1.63億円

国内REITクラスは「東証REIT指数(配当込み)」の動きに連動する投資成果を目指します。

東証市場に上場する不動産投資信託全銘柄に投資できます。

最近、賃貸マンションなどの実物の不動産投資も活発になっていますが、実物の場合には物件選びに手間をかけて、管理コストもふまえてリターンを計算する必要があります。

国内の不動産に投資をしたいなら、まずは国内REITクラスのインデックスファンドに投資をしてみて、それでも物足りないなら実物不動産を考えるというステップでも、遅くはないと思います。

 

海外REITクラス

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商品名委託会社信託報酬純資産
<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.2916%42.68億円
たわらノーロード 先進国リートアセットマネジメントOne0.2916%16.80億円
三井住友・DC外国リートインデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.3024%7.97億円
iFree 外国REITインデックス大和証券投資信託委託0.3348%1.31億円

海外REITクラスは、日本を除く先進国の不動産投資信託証券に投資することができます。

アメリカをはじめとした先進国の不動産にこれ1本で投資することができます。インデックスファンドによってベンチマークが異なります。

「S&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」と連動するものであれば、「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド」と「たわらノーロード先進国リート」が最安になります。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」と連動するものであれば、「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」が最安です。

 

低コスト商品が購入できるのはこの4社

上記の低コストのインデックスファンドが購入できるのは、基本的に下記のネット証券4社です。

現状では残念ながら、どこの金融機関でも低コストのインデックスファンドが買える環境にはなっていません。ですが、ネット証券を利用すれば、100円から低コストでインデックスファンドで資産形成をすることが可能です。

インデックスファンドで資産形成を考えるなら、証券会社はこの4社のなかから選ぶのが必須の条件だと思います。

以上、積立投資におすすめのインデックスファンドを比較!…という話題でした。

 

参考リンク:

おすすめのバランス型投資信託についてはこちらでまとめています。コストと資産配分に着目してバランス型投資信託を選びましょう。

 

低コストのインデックスファンドはどこでも買えるわけではありません。積立投資で資産形成をするなら、金融機関選びが重要になります。

 

インデックスファンドには、信託報酬のほかに「隠れコスト」があります。多くのインデックスファンドを比較する方法や実質コストについては、こちらを参考にしてください。

 

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コメント

  • トップ3までフォローされていて、かつ見やすくて参考になります。しかし新興国を除けばニッセイの天下ですね。個人的には他社がこれを覆せないと思えてくるところもスゴイです。

    by WATANKO €2016年11月6日 6:00 PM

  • WATANKOさん

    コメントありがとうございます。初心者の方に参考になるようにと作ってみましたが、WATANKOさんにコメントをいただけて光栄です。
    まとめて実感したのですが、信託報酬も純資産もまさにニッセイの天下ですね。企業努力が価値を作ったのだと思います。
    先行したニッセイを他社が覆すのは難しいかもしれませんね。自分もファンド選びをもう一度考えてみようかと思っています。

    なるたく

    by loloinvestors €2016年11月6日 8:09 PM

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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