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個人型確定拠出年金(iDeCo)の節税効果をお手本ブロガーから学ぼう。

time 更新日:  time 公開日:2017/02/27
個人型確定拠出年金(iDeCo)の節税効果をお手本ブロガーから学ぼう。

あるアンケートによると、約7割の人が「資産運用は必要ない」と思っているそうです。

所得税控除などのメリットがある個人型確定拠出年金(iDeCo)ですが、「資産運用は必要ない」と思っている方が多いうちは、活用できる方も限られてしまいます。

iDeCoの認知度がそんなに高くないという記事を書いて、以前、思いついたブログ企画があります。それはiDeCoの成功体験をイメージできるブログ記事を集めてみるという企画です。

そこで今回、iDeCoを実践されているブロガーのみなさんの報告記事を集めてみました。

 

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ブロガーからiDeCoの節税効果を学ぶ

Googleなどで検索して探してみましたが、iDeCoを実践して節税効果について書かれている3人の方の記事を見つけました。

どれも大いに参考になる記事です。順番に紹介したいと思います。

菟道りんたろうさんの実践報告

 

最初に紹介するのは「the Arts and Investment Studies」の菟道りんたろうさんです。いつも理論的かつ明快なブログを書かれていて勉強になります。

iDeCoの掛金は全額所得控除されます。そのおかげで、単純計算でも相当の金額の還付があったといいます。

節税効果について書かれた部分を引用します。

私は個人型DCを毎月2万3000円、年間27万6000円拠出しています。今回もらった源泉徴収票にも記載されていますが、この27万6000円が全額所得控除されています。

現在、所得税と住民税の合計税率が最低15%ですから、単純計算して年間4万1400円の課税繰り延べ効果があったことになります。

素晴らしいですね。納める税金がこれだけ減るのはインパクトがあります。

m@(エムアット)さんの実践報告

 

次に紹介するのは「“いい投資”探検日誌from新所沢」のm@(エムアット)さんです。

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」の運営委員として今年も活躍されましたね。

2013年の記事ですが、年末調整で次のような結果になったといいます。

今年は23万円の20%(所得税率)にあたる4万6千円が年末調整で還付されました。これだけ還付されたら年末調整の額も一目でわかるくらい増えますよね。

個人型確定拠出年金の節税効果はこれだけではなく、更に来年の住民税(10%)が2万3千円分安くなります。

合計で積み立て額の30%の節税効果。本のタイトルは15%でしたがそれどころじゃありませんでした。

iDeCoを利用することで住民税も安くなります。積み立て額の30%の節税効果になったということです。無視できない効果だと思います。

モッティさんの実践報告

 

最後は「もっとお金の話がしたい」のモッティさんです。

いつもおもしろいエントリーで楽しませてもらっています。

iDeCoを活用されていて、かなりの金額の節税を実現しているといいます。

前回の120,000円から47,300円と大幅に圧縮された今回の住民税。

あらためて個人型確定拠出年金の節税効果の凄さを体感する結果となりました。

単純に住民税率が10%くらいだとして、掛金総額561,000円の10%→56,100円が節税された。

という感じですね!

もちろん所得税の場合も同じように税金の割引券として活躍するわけで、

我々低所得者層の所得税率5%分も合わせると、計15%。

僕の確定拠出年金の掛金561,000円の内、15%→84,150円も節税されている。

てな事になるんですよね!

掛金が大きいこともあってすごい金額の節税効果になっていますね。この金額、インパクト大だと思います。

ブロガーのみなさんの経験を参考にしよう

iDeCoの実践記録をブログに公開してくれることはありがたいですね。iDeCoをはじめてみようとする人にとって大いに参考になると思います。

iDeCoの節税効果は、収入があれば必ず成果がでます。

やるか、やらないかの違いだけです。

公的年金の支給だけを頼っていては、老後の生活は心許ない状況です。少しでも、お金の知識を身につけてiDeCoを利用できる人が増えればいいなと思います。

iDeCoの節税効果を味方につけて、コツコツと資産形成をしていきたいですね。

以上、個人型確定拠出年金(iDeCo)の節税効果をお手本ブロガーから学ぼう…という話題でした。

 

参考リンク:

iDeCoを利用するうえで大事なのは金融機関選びです。iDeCoの金融機関については過去の投稿を参考にしてください。主要金融機関を比較しています。

 

2017年1月のiDeCoの申込者数は1年前の6倍です。2017年から公務員と専業主婦も加入できるようになりました。多くの人がiDeCoをはじめています。

 

「節税効果は人それぞれ」というのが正解ですが、ろうきんのサイトが便利です。かんたんに試算できます。

 

iDeCoは投資信託を使った資産形成です。いい本が出版されていますので、本でiDeCoの基本をおさえておくといいと思います。

 

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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