2021/08/13
個人型確定拠出年金(iDeCo)は、今年から原則として現役世代が加入できるようになりました。
掛金の所得税控除など、資産形成に有利なiDeCoですが、どれくらいの人が知っているのでしょうか。日経新聞で2つの記事が興味深い内容だったので、紹介したいと思います。
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iDeCoの認知度は約3割
日本生命保険がアンケートをしたそうです。詳細はネット上で掲載されています。
このアンケートによると、iDeCoを「知っている」と答えたのは約3割だといいます。
日本生命保険が昨年10月に実施したアンケート調査によると「知っている」と答えた割合は全年代で29.6%だった。
約3割がiDeCoを知っているというのは、意外と知られているという気もします。とはいえ、若い世代ほど知らないという結果だそうです。
若い世代ほど認知度が低く、30歳未満で17.1%、30代で25.5%にとどまった。
若い世代こそ重要なのがiDeCoです。若いうちから利用ができれば、多くの時間を味方につけることができます。
活用するかは「どちらともいえない」
また、iDeCoを活用するかどうかについて聞いたところ、44%の人が「どちらともいえない」という回答だったといいます。
インターネットを通じ、全国の1万4762人から回答を得た。「すでに活用している」が全年代で8.5%、「今後活用しようと思う」が9.1%だったのに対し、「活用しようと思わない」が13.6%、「どちらともいえない」が44.4%だった。
「どちらともいえない」という答えは、どうやっていいかわからない、という気持ちも少なからずあると思います。
投資の知識を少しでも身につければ前に進めるところですが、やはりそれなりのハードルがあるのかもしれません。
「資産運用、必要ない」が7割に
QUICK資産運用研究所の調査では、「資産運用、必要ない」が7割にのぼったといいます。
資産形成・資産運用」に対するイメージを聞いたところ、投資経験がない人ほど「損をする」「怖い」「だまされそう」といった負のイメージを持っていることも分かった。
投資経験がない人ほど「損をする」「怖い」「だまされそう」といった負のイメージを持っているといいます。だまされないのもひとつのリテラシーです。
ですが、iDeCoという有利な制度を国が用意してくれています。これまでの投資のイメージとは違う投資の方法があることを知って、最初の一歩を踏み出せる人が少しでも増えればいいなと思ったりもします。
iDeCoの普及には何が必要?
こうしたアンケートをみていると、多くの人はまだiDeCoを知らず、資産運用も必要ないと思っていることがわかります。
公的年金の支給だけを頼っていては、老後の生活は心許ない状況です。少しでも、お金の知識を身につけてiDeCoを利用できる人が増えればいいなと思います。
こんな記事をみていて、思いついたブログ企画があります。
それは、iDeCoの成功体験をイメージできるブログ記事を集めてみる、という企画です。
完全に思いつきですが、すでに個人型確定拠出年金(iDeCo)をはじめていて、所得税控除などの成功体験を語ったブログを、私が知っているだけでもいくつもあります。
成功した人の話は、行動を起こす原動力になります。
「これだけ節税になった」、「iDeCoをやってよかった」という感想をひとつのブログ記事にまとめてみたら、それなりにインパクトがあると思ったのですが、どうでしょうか。
少し準備をしてみて、うまく記事になるようであればアップしてみたいと思います。
iDeCoという有利な制度に気づいて、少しでも多くの人がiDeCoをスタートできるといいですね。
以上、個人型確定拠出年金(iDeCo)を知っているのは何%?…という話題でした。