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個人型確定拠出年金(iDeCo)おすすめ金融機関を比較!2017年9月版

time 2016/05/10

個人型確定拠出年金(iDeCo)おすすめ金融機関を比較!2017年9月版

個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ、個人型DC、個人型401K)をはじめるなら、数ある金融機関のなかでどこを利用したらいいのでしょうか。

手数料や商品ラインアップなど比較する項目はたくさんありますが、それらを総合的に判断して、もっともおすすめのiDeCoの金融機関を見つけるのは、じつは難しいところです。

そこで、iDeCoの金融機関はどこがいいのか、iDeCoのおすすめ金融機関を比較してまとめてみました。

【2017年9月19日に最新情報を反映しました。】

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150社以上の金融機関を比較して1社を選ぶ

iDeCoを扱う金融機関は、じつはたくさんあります。

都市銀行や地方銀行、信用金庫、労働金庫、証券会社、信託銀行、生命保険会社、損害保険会社など、その数は150社を超えています。

どうやって自分にあった1社を選べばいいのでしょうか。

金融機関選びで重視したいのは次の3つです。

  • 運営管理手数料が無料になるか。
  • 商品は低コストなものを揃えているか。
  • サイトがわかりやすいものになっているか。

以下では、この3つのポイントについて具体的に比較していくことにします。

運営管理手数料が無料になるか

手数料でiDeCoを比較する

まず金融機関の運営管理手数料が無料になるかどうかを確認しましょう。

iDeCoでかかる手数料には2つの種類があります。どこの金融機関でも共通の手数料と、金融機関によって変わる手数料です。

どこの金融機関を選んでも、加入時に2,777円、掛金拠出時には月167円(年2,004円)の手数料がかかります。

この他に、金融機関によって運営管理手数料がかかる場合があります。

ですので、iDeCoの金融機関を比較する際には、金融機関の運営管理手数料をチェックすることが重要です。

【加入時】

  • 国民年金基金連合会(初期費用):2,777円(各社共通、税込)
  • 運営管理手数料…金融機関によって異なる

【掛金拠出時】

  • 国民年金基金連合会:月額103円(年間1,236円)(各社共通、税込)
  • 業務委託先金融機関:月額64円(年間768円)(各社共通、税込)
  • 運営管理手数料…金融機関によって異なる

【給付時】

  • 事務委託先金融機関・・・432円/1回(各社共通、税込)

この運営管理手数料は、口座があるかぎり毎月かかる費用です。

金融機関の運営管理手数料が0円の場合と年5,000円の場合とでは、運営管理手数料だけで30年で約15万円の違いになります。

小さな金額ではないことがわかると思います。きちんと運営管理手数料を確認しましょう。

iDeCoの運営管理手数料ランキング

手数料を比較するなら「個人型確定拠出年金ナビ(iDeCoナビ)」が便利です。

ここで手数料の低い金融機関を比較することができます。

【参考】手数料を調べる|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCoナビ(イデコナビ)」

この一覧にある金融機関は相対的にリーズナブルということになります。

無条件で無料になるのはこの5社

金融機関の運営管理手数料が無条件で無料になるのは、現時点でこの5社です。

「無条件で0円」にしているのは、この5社のみです。

楽天証券は、残高や期間などの条件なしで、運営管理手数料は誰でも無料になります。加入時・移換時の口座開設手数料に加えて、口座管理手数料も誰でも無条件で0円にしています。

 

SBI証券も、残高や期間などの条件なしで、運営管理手数料は誰でも無料になります。加入時・移換時の口座開設手数料に加えて、口座管理手数料も誰でも無条件で0円にしています。

 

マネックス証券は2017年9月30日からiDeCoに参入します。残高や期間などの条件なしで、運営管理手数料は誰でも無料になります。

 

イオン銀行は2017年7月3日にiDeCoに参入しました。残高や期間などの条件なしで、運営管理手数料は誰でも無料になります。

 

大和証券は、2017年9月11日から、無条件で運営管理手数料を誰でも無料にしました。店舗中心の証券会社で無条件無料を打ち出したのは大和証券がはじめてです。個人投資家にとってメリットのある選択肢のひとつになりました。

条件付きで無料になるのはこの4社

この他に、条件付きですが、運営管理手数料を無料にするのがこの4社です。

無料になる条件が各社で異なります。無料条件を達成しやすい順に紹介します。

スルガ銀行は、毎月の掛金の積立設定をすれば無料になります。また資産残高が50万円以上で無料になります。ただし、2017年10月2日受付日分から月額270円(税込)に運営管理手数料を改定(増額)することを発表しています。

みずほ銀行は、掛金が月1万円以上、iDeCo専用サイトにメールアドレス登録、「SMART FOLIO <DC>」に目標金額設定という3つの条件をクリアすることで運営管理手数料が無料になります。また資産残高50万円以上でも無料になります。

第一生命は、資産残高150万円以上で月々の運営管理手数料が無料になります。150万円未満の場合は月額315円(税込)の運営管理手数料が発生しますが、2017年12月まで運営管理手数料がキャンペーンで無料になります。

損保ジャパン日本興亜アセットは、掛金1万円以上かつ資産残高100万円で運営管理手数料が無料になります。資産残高200万円以上でも無料になります。

以上の9社が、現時点で運営管理手数料が無料になる金融機関です。この9社がiDeCoの金融機関のなかで第一候補になります。

ゆうちょ銀行、ろうきんと手数料比較

参考までに全国にネットワークをもつゆうちょ銀行とろうきんの内容も比較してみたいと思います。

ゆうちょ銀行の運営管理手数料は月額255円(年額3,060円)です。

ろうきんの運営管理手数料は、月額305円(年額3,660円)です。

iDeCoは60歳まで積立をすることになります。

30年の利用を想定した場合、運営管理手数料が無料の金融機関と比べると、口座管理手数料の違いだけでゆうちょ銀行なら9万1,800円、ろうきんなら10万9,800円の手数料を余分に支払うことになります。

運営管理手数料のわずかな手数料の違いですが、長期では大きな違いになることがわかると思います。

選ぶ際には運営管理手数料の違いに注目するようにしましょう。

低コストの商品を揃えているか

信託報酬でiDeCoを比較する

次に確認したいのは、低コストの商品を揃えているかどうかです。

iDeCoを使った資産運用は、低コストのインデックスファンドを毎月積立していくのがスタンダードな運用です。元本保証はありませんが、60歳まで積立を続けるiDeCoなら時間を味方につけることができますので、インデックスファンドを利用することで世界経済の成長の果実を得ることができます。

そこで重要になるのが投資信託の信託報酬です。信託報酬というのは、かんたんにいえば投資信託を保有している間に毎日かかる運用手数料のことです。

長期の運用になりますので、信託報酬の小さな違いが運用成績の大きな差になります。

iDeCoの場合は、その金融機関が用意している商品しか購入することができません。信託報酬の低いインデックスファンドをきちんと揃えているかを確認しましょう。

低コストのインデックスファンドを揃えている金融機関としては、次の6社が代表的です。

各社の特徴についてかんたんに見ていきます。詳しい商品内容についてはリンク先でまとめています。

楽天証券iDeCoは低コスト

楽天証券は、投資信託27商品と元本確保型1商品の計28のラインアップです。

インデックスファンドは「たわらノーロード」シリーズを中心とした業界最低クラスのラインアップです。取り扱い商品のバランスがよく、投資家目線で低コストの投資商品が絞り込まれています。

 

SBI証券iDeCoは充実の商品

SBI証券は、投資信託63商品と元本確保型3商品の計66のラインアップです。

インデックスファンドは全資産クラスで低コストのものを揃えています。数の充実度では群を抜いています。幅広い選択肢を確保したい人にとってはSBI証券が最有力です。

 

マネックス証券も低コスト

2017年9月末から参入するマネックス証券は、投資信託21商品と元本確保型1商品の計22のラインアップです。

インデックスファンドは全資産クラスで低コストのものをきちんと揃えています。人気のバランス型投資信託「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を選べるのも大きなメリットです。

 

イオン銀行iDeCoは新規参入

イオン銀行は、投資信託16商品と元本確保型1商品の計17のラインアップです。

イオン銀行は「たわらノーロード」シリーズの低コストのインデックスファンドを中心に、シンプルながら魅力的なラインアップになっています。低コストの新興国株式クラスもきちんと揃えています。

 

みずほ銀行、大和証券のiDeCoも良心的

みずほ銀行も2017年1月にプランを一新しました。新興国クラスがないのが弱点ですが、たわらノーロードシリーズを中心としたラインアップで、メガバンクのなかではナンバーワンの品揃えになっています。

大和証券は2017年4月にプランを一新しました。対面型の証券会社のなかでは好感の持てるラインアップになっています。全国の大和証券の店舗でiDeCoセミナーを積極的に実施しており、投資教育にも力を入れています。店頭で手続きのサポートを受けたい方は有力な選択肢になります。

 

スルガ銀行、損保ジャパン日本興亜アセットは信託報酬が高め

口座管理手数料が無料になるスルガ銀行ですが、信託報酬が全体的に高くなっているのが残念です。数年前までは人気の金融機関でしたが、信託報酬の面で競争力を失いつつあります。

同じく口座管理手数料が無料になる損保ジャパン日本興亜アセットも、高コストのアクティブファンドが中心で、低コストのインデックスファンドが用意されていません。残念ながら候補から外れます。

主要6社のインデックスファンド比較

各社の資産クラス毎のインデックスファンドの信託報酬については別でまとめています。信託報酬を数字で比較したいという方は、リンク先の記事を参考にしてください。

これをみれば各社のラインアップの優劣が一目瞭然でわかります。信託報酬では各社で拮抗している状況です。

 

サイトがわかりやすいものになっているか

わかりやすさでiDeCoを比較する

最後に確認したいのは、サイトがわかりやすいものになっているかどうかです。

iDeCoの管理はウェブで行うところがほとんどですので、サイトの使い勝手も重要な要素になります。

客観的にわかりやすさを判断するために、トップページから1クリックで、手数料や信託報酬の情報にたどり着けるかを確認してみました。

トップページから1クリックで重要な情報が表示されるのは、この3社です。

金融機関によっては何度もクリックしないと信託報酬がわからないところもあります。なかにはそもそも信託報酬を掲載していない金融機関もあります。

長いおつきあいになりますので、わかりやすさや使い勝手も重視しましょう。

楽天証券なら証券口座とiDeCo口座を一括管理できる

楽天証券のiDeCoは、証券口座とiDeCo口座を1つのサイトで一括で管理できる機能を備えています。

サイトの使いやすさという意味では大きなメリットです。他社は証券口座とiDeCoの口座は別々のサイトで別々のIDで管理することになります。

証券口座とiDeCo口座を連携させて、使いやすいインターフェースにしているのは楽天証券だけです。

 

個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)比較まとめ

ここまで3つの条件から金融機関を比較して絞り込んできました。

  • 運営管理手数料が無料になるか。
  • 商品は低コストなものを揃えているか。
  • サイトがわかりやすいものになっているか。

運営管理手数料、取り扱い商品、サイトの使いやすさの3つの条件を揃えている会社を比較していくと、iDeCoをするならこの2社がおすすめの金融機関になります。

楽天証券は、運営管理手数料が誰でも無料になり、低コストのインデックスファンドを揃えています。誰にでもわかりやすいインターフェースになっていますので、ウェブ上の資産管理もわかりやすくて使いやすいです。

また、楽天証券では証券口座とiDeCo口座を1つのサイトで一括で管理することができます。これも長い目でみて大きなメリットになります。総合的に考えると楽天証券が最有力の金融機関です。

SBI証券も、運営管理手数料が誰でも無料になり、低コストのインデックスファンドを揃えています。ラインアップの充実度はトップクラスです。多様な選択肢のなかから投資信託を選びたいという方はSBI証券を選択するといいと思います。

手数料の低さと使いやすさを考慮すると、ネット証券最大手の楽天証券とSBI証券の2社のサービスが突出しています。

この2社なら、会社員のみならず、自営業、公務員、主婦、初心者の方でも利用しやすい金融機関だと思います。

iDeCo(イデコ)の節税効果は大きなメリット

2016年9月に個人型確定拠出年金の愛称が公募でiDeCo(イデコ)に決まりました。

iDeCoをはじめれば、所得に応じて年数万円の所得税控除が受けられます。運用益も非課税になり、受け取り時にも税制優遇があります。

iDeCoの節税のメリットは絶大です。山崎元さんが「確定拠出年金は確実に得をする。利用しないのはもったいない」と述べています。税金が少なくなって嬉しいですし、今から将来に備えることで日々の生活にも安心感が生まれます。

資料請求は無料ですので、資料を取り寄せて比較検討するところからはじめてみるといいと思います。

年をとってからお金で苦労したくないところです。

自分好みの1社を選んで、iDeCoをスタートさせたいですね。

以上、個人型確定拠出年金(iDeCo)おすすめ金融機関を比較!…という話題でした。

 

参考リンク:

客観的な評価・比較を行うモーニングスターが「iDeCo(個人型確定拠出年金)サイトランキング」を公表しています。金融機関を比較する際にはこちらも参考になります。

 

iDeCoの金融機関を間違えると手数料で130万円以上の損をすることもあります。iDeCoで大事なことは、金融機関を間違えないことです。

 

iDeCoの始め方に自信がない…という方はこちらを参考にしてください。7ステップでiDeCoの始め方のポイントをまとめてみました。

 

自分の大事なお金です。iDeCoをはじめるなら、iDeCoの本を読むと納得してスタートができると思います。

 

iDeCoを利用している方の体験談からiDeCoの節税効果をイメージできます。参考にしてください。

 

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プロフィール

なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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