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日々の株価変動を気にしない。−名言から学ぶ積立投資(1)

time 更新日:  time 公開日:2019/01/02
日々の株価変動を気にしない。−名言から学ぶ積立投資(1)

2019年という新たな年を迎えました。

年始ということで、積立投資の原点を確認するような記事を書いてみようという気分になりました。

そこで、「名言から学ぶ積立投資」と題して、何回かにわたって名言を紹介しながら積立投資の基本を確認してみたいと思います。

第1回は、チャールズ・エリスの名言です。

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日々の株価変動を気にしない

投資が難しいと感じるのは、日々の株価変動が大きいときではないでしょうか。

株価が下落したときには、損失が大きくなるようで怖くなるというイメージがあると思います。

チャールズ・エリスは、名著『敗者のゲーム』の著者ですね。

2017年に『チャールズ・エリスのインデックス投資入門』という本が発売されましたが、そのなかで、マーケットとの付き合い方について次のように書いています。

インデックスファンドに投資して、株価に惑わされず、投資方針を貫くことの重要性を指摘しています。

引用してそのままご紹介します。

長期投資家は、ミスターマーケットや彼の気まぐれから来る株価変動に惑わされず、長期的利益を達成する健全な投資方針を貫く決意が必要だ。毎日の天気は、自分の家をどこに買うかを決めるにあたっては重要ではない。同様に日々の株の市場価格の変動は長期投資家にとってはどうでも良い。ミスターマーケットのトリックを賢く無視し、日々の株価変動を気にしない人こそが長期投資の結果を出すことができるのだ。(169頁)

ここで大事なポイントになるのは、「日々の株価変動を気にしない人こそが長期投資の結果を出す」というところです。

株価が下落したりすると気になるのが人情ですが、長期投資なのですから日々の株価変動は関係ないのです。

日々の株価を気にしないほうが長期で結果がでるというのが、チャールズ・エリスのアドバイスになります。

チャールズ・エリスの言葉は深い

先月の2018年12月も大きな株価変動がありましたね。少しびっくりした年末になりました。

チャールズ・エリスが、投資が失敗する原因を次のように指摘しています。

それは、「感情が理性より強くなったときや、短期的視野が長期方針に勝ってしまったときに投資に失敗する」というのです。

なるほど、最近の相場でも重要な言葉ですね。チャールズ・エリスの言葉は深いです。

相場を気にするよりも、仕事や家庭に集中していればいいということもできそうです。ほったらかしでいいのがインデックスファンドの積立投資のメリットです。

チャールズ・エリスの言葉、何度か読んで腹落ちさせたいですね。

以上、日々の株価変動を気にしない。−名言から学ぶ積立投資(1)…という話題でした。

 

参考リンク:

インデックスファンドの利点を理解するには「チャールズ・エリスのインデックス投資入門」はいいと思います。インデックスファンドの利点を資産形成に活かしたいですね。

 

すぐにお金持ちになることは難しいですが、ゆっくりとお金持ちになることはかんたんだとウォーレン・バフェットも述べています。

 

投資に必要なのは「時間」です。短期で儲けようとしなければ、資産形成のハードルはそう高くないと思います。

 

名言から学ぶ積立投資、第2回はジャック・ボーグルの名言です。

 

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なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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