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マネックス証券iDeCoのおすすめ商品を比較!

time 更新日:  time 公開日:2017/09/19
マネックス証券iDeCoのおすすめ商品を比較!

マネックス証券のiDeCo(iDeCo:イデコ)は良心的な制度設計です。

最大の特徴は、最低水準のコストに追随する三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズを選べるところです。人気のバランス型投資信託の「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」を選べます。

マネックス証券iDeCoのおすすめ商品を比較してみたいと思います。

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マネックス証券iDeCoのおすすめ商品はどれか

今回発表された投資信託について、資産クラス別に信託報酬(税込)とファンドの特徴をまとめてみました。

投資信託を選ぶ際のポイントこの3点です。

信託報酬が低いか

長期運用では信託報酬の低い商品のほうがリターンが期待できるというのが、積立投資の基本になります。

低コストの投資信託がどれなのかを見極めたいところです。

純資産があるか

また投資信託を選ぶ際に確認したいのは、純資産があるかという点です。

各ファンドにはそれぞれの投資信託のホームページをリンクしてあります。興味をもった商品があれば、その詳細をリンク先で確認してみてください。

資産が大きければ安定的な運用が期待できます。そこで、参考として各ファンドの純資産を掲載しました。

安定的な資産運用が期待できるか

最後は安定的な資産運用が期待できるかです。

各ファンドのホームページで、実質的な信託報酬、投資の方針、純資産の推移などを目論見書や報告書で確認するといいと思います。

では、各資産クラス別に新しい商品をチェックしていきたいと思います。

日本株式クラス

日本株式は「One DC 国内株式インデックスファンド」

TOPIXに連動するインデックスファンドが、「One DC 国内株式インデックスファンド」です。

これが日本株式クラスの第一候補になるでしょう。

アクティブファンドとしては、「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>」、「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」が用意されています。

これらのアクティブファンドは、一見したところ高コストファンドにみえますが、よく選別して選ばれた2つの投資信託です。

過去のリターンは将来のリターンを保証しませんが、人気のある投資信託がラインアップされています。

「ひふみ年金」も選択肢に

「ひふみ年金」は、レオス・キャピタルワークスの「ひふみ投信」のマザーファンドへ投資する投資信託です。

藤野英人さんをはじめとしたファンドマネージャーの顔が見える運用で人気のアクティブファンドです。主に日本の成長企業に投資しています。

人気の「ひふみ年金」が用意されているのはマネックス証券のメリットです。

「ひふみ投信」は、2017年2月16日にテレビ東京の「カンブリア宮殿」で紹介されました。国内の有力な投資先を自分の目と足で探している様子が描かれていました。

 

海外株式クラス

注目は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」

マネックス証券iDeCoのいいところは、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」があるところです。

『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year』において、2019年、2020年と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は2年連続第1位となりました。

低コストでこれ1本で長期的に資産形成できるので、多くの投信ブロガーに支持されています。

楽天証券iDeCo、SBI証券iDeCoには「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」がありません。

この1本を選ぶことができることは、マネックス証券iDeCoの強みといえます。

先進国株式は「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」

先進国株式クラスは「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」です。

iDeCoに三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズが採用されるのははじめてのことになります。

「業界最低水準を目指し続ける」というコンセプトですので、低コストで投資を継続することが期待できます。

先進国株式クラスとしては最低コストのインデックスファンドです。

 

新興国株式は「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」

新興国株式クラスは「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」です。こちらも最近登場したばかりのインデックスファンドです。

新興国株式クラスとしては超低コストになっていますので、中国などの新興国株式クラスに投資するならこのファンドです。

マネックス証券iDeCoなら新興国株式クラスにも低コストで投資ができます。

 

「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」登場

2018年10月25日に、アメリカのS&P500に連動する「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が設定されました。

iDeCoで「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が選択できるようになったのは、米国株に投資したい人にはメリットです。

ウォーレン・バフェットは、かねてから「ふつうの人はS&P500のインデックスファンドをバイ・アンド・ホールドせよ」と述べています。

先進国株式クラスでもアメリカに投資できますが、アメリカだけに投資したい方には「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が利便性のある選択肢になります。

 

「たわらノーロード NYダウ」も選択肢に

おもしろいのはアセットマネジメントOneの「たわらノーロード NYダウ」もラインアップに入ったところでしょう。

NYダウに連動するインデックスファンドがiDeCoに入れているところはそう多くありません。

アメリカ株の30銘柄と分散効果は高くありませんが、アメリカ株だけに投資したいという方にはひとつの選択肢になります。

国内債券クラス

国内債券は「三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」

国内債券クラスは「三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」です。

海外債券クラス

海外債券クラスも低コスト

先進国債券クラスは「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」です。

新興国債券クラスには、大和証券投資信託委託の「iFree 新興国債券インデックス」を入れています。

ここにマネックス証券の設計者の思想が現れているかもしれません。

とにかく、インデックスファンドは最低コストのものを投入するというスタンスです。新興国債券で0.2376%と断トツに低コストの「iFree 新興国債券インデックス」が入っています。

国内外REITクラス

REITクラスも低コスト

REITクラスも低コストです。

国内REITには「DCニッセイJ−REITインデックスファンドA」が入っています。

海外REITは「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」です。いずれも低コストの選択肢になっています。

バランス型

注目は「eMAXISSlimバランス(8資産均等型)」

低コストのバランス型投資信託のなかで、今最も急速に資産を集めている「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が入りました。

これ1本を選べば8資産に分散投資ができて、バランス型投資信託としては最低コストクラス

ここがマネックス証券iDeCoの最大のセールスポイントかもしれません。

また、「eMAXIS Slim」シリーズは、受益者還元型の信託報酬を導入しています。

投資信託選びに迷ったら、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」1本を選べばいいわけです。

初心者にとってもわかりやすく選びやすいラインアップになっています。

 

コモディティ

ゴールドも低コスト

金に投資するコモディティクラスの選択肢も用意されました。

「ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)」となっています。

低コストの選択肢になっています。

マネックス証券iDeCoのおすすめ商品は「eMAXIS Slim」

マネックス証券は、幅広い選択肢をコンセプトに、多くの地域やアセットクラス(投資対象資産の種類)に投資可能な21投資信託・1定期預金の商品を取り揃えました。

マネックス証券のiDeCoの良さは、コスト最安に追随するコンセプトの三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 」シリーズが選べるところです。

楽天証券iDeCo、SBI証券iDeCoには「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」がありませんので、これを選びたいという方は、マネックス証券iDeCoの一択になります。

業界最低水準でiDeCoを継続的に利用できるのがマネックス証券iDeCoのいいところですね。

資料請求は無料です。口座開設をするには、まずは資料請求をして検討してみるといいと思います。

長期で低コストが維持されるiDeCoで資産形成を進めていきたいですね。

以上、マネックス証券iDeCoのおすすめ商品を比較!…という話題でした。

 

参考リンク:

マネックス証券のiDeCoのロボアドバイザーはなかなか優秀です。一度試してみる価値はあると思います。

 

iDeCoを扱う金融機関は200社近くあります。全体のなかでどの金融機関がいいのか知りたい方は、こちらを参考にしてください。

 

iDeCoの資産配分の方法などについては、いい本がたくさんでています。自分のお金です。本で基本的知識を身につけたいですね。

 

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なるたく

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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