低コストの投資信託で資産形成 | LoLo Investors

誰でも積立投資ができる時代へ。インデックスファンドを使った積立投資のコツを研究するブログ。長期、分散、低コストで資産形成を目指します。

インデックスファンドの魅力は「世界の箱庭」を持てること。

time 2017/03/22

インデックスファンドの魅力は「世界の箱庭」を持てること。

インデックス投資の魅力について投資ブロガーのなかで話題になっています。

個人的には、インデックスファンドを使った積立投資は、魅力的でおもしろい投資法だと思っています。ただ、投資がはじめての人にその魅力を伝えるのはかんたんではないという気もしています。

アウターガイさんが問題提起のエントリーを書いてくれています。せっかくの機会です。インデックス投資の魅力について、私なりに書いてみたいと思います。

 

【2017年3月23日にリライトしました。】

sponsored link

「目から鱗」のインデックス投資

私にとってインデックス投資は「目から鱗」の投資法でした。

インデックス投資を知るまでは、投資とは、個別の企業を分析して、各企業の個別株を買わなければならないと思っていました。大きなお金を用意しなければいけないし、投資とはリスクも大きくて怖いものだというイメージでした。

インデックスファンドを使えば自分のお金を世界全体に投資できることを知ったとき、それは「目から鱗」でした。

たとえば、株式の代表的な3つのカテゴリを購入した場合を考えてみると、3つのインデックスファンドを持つだけで、これだけの株に投資することになります。

  • 日本株式「TOPIX」 1,900社以上の東証1部企業
  • 先進国株式「MSCIコクサイ・インデックス」 日本を除く先進国22ヶ国、1335社以上の上場企業の株式
  • 新興国株式「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」 新興国23か国・約830社の株式

3つの投資信託を買うだけで、約4000社の世界の企業の株式に自分のお金を投資していることになります。

これってすごくないですか?

個人投資家が、投資信託を使わずに、自分の力で世界の企業4000社の個別株を買って分散投資をすることはほぼ不可能に近いことです。

インデックスファンドをいくつか買うだけで、世界の株式と債券に国際分散投資ができるのですから、こんなに楽ちんなことはありません。私はこれを知ったときに、ドラえもんの「ひみつ道具」みたいなすごいツールだなと感動したのでした。

しかも、ネット証券なら500円や1,000円といった金額で、アクティブファンドの10分の1以下の低コストで世界全体に投資ができます。

藤野英人さんが、投資とは「エネルギーを投入して幸せが返ってくること」だとある本で書いていましたが、まさにインデックスファンドも投資そのものです。

インデックスファンドに投資をすることで、全世界の株や債券にまんべんなくエネルギーを投入して、幸せとしてリターンが返ってきます。

これが手間なしで少額からかんたんにできることを知って、私は「これはトライしてみる価値がある」という気分になったのでした。2012年の頃です。

インデックス投資は株式や債券に投資しますので、水瀬ケンイチさんが指摘するとおり、インデックス投資家は投資家であることは間違いないところです。

 

投資につきまとう問題は「コスト」

投資というと、一攫千金の魅力やスリル、銘柄を選ぶことが「楽しさ」として語られることがあります。

カジノや競馬に近い、投資の「楽しさ」ですね。そういう「楽しさ」が別の投資法にあることは間違いないと思います。投資の楽しさにハマる人も多いところです。

脳が短期的な株取引やFX取引を好むというのは、ゆうきさんが指摘するとおりです。インデックス投資(長期投資)は、他の投資法と比較して、相対的に脳にとって魅力的・刺激的ではないといえるかもしれません。

 

ただ、短期的な株取引やFX取引など、脳に刺激がある投資に参加するにはコストがかかります。

バンガード社の創業者で、インデックスファンドを広く世に広めたジョン・C・ボーグルは、著書「マネーと常識」に次のように書いています。

誰がいったい勝者だと言うのか?わかっていよう。金融システムの運営に携わっている人々…が、投資ゲームにおいて唯一の確かな勝者である。常に金融の胴元が勝つのである。ギャンブルでは、常にカジノが勝つ。競馬では、常に競馬場が勝つ。…投資も同じことだ。(9頁)

投資をするときに必ずつきまとうのが「コスト」の問題です。

他の投資法を選ぶのは人それぞれですが、投資の目的が楽しさを味わうことではなく、自分のお金を増やすことであるならば、コスト意識を持つことが大事なのです。

楽しい投資で利益が上げられればいいのですが、コストに負けずに大きな資産を築いている人は一握りの人に限られます。やはりある種の才能が必要で、かんたんなことではないのです。

インデックスファンドの魅力とは

アウターガイさんが問題提起したことは、「インデックス投資家は投資家か否か」という点では必ずしもなくて、「インデックス投資家が他の人に投資を勧めるには、つまり投資の魅力が聞き手へ伝わるには、どうすれば良いのか」というふうに理解しています。

たしかに個別の銘柄を選定する楽しさや、アドレナリンがでるような一攫千金の夢は描けません。むしろそういったことはあまり望んでいないというのもあります。

インデックス投資の魅力として次の2つの点があると思います。

「世界の箱庭」を持てる

インデックス投資が楽しいなと思うのは、「家にいながら自分のお金が世界とつながっている」という感覚がもてるところです。しかもそれが低コストで実現できるのがインデックスファンドの最大のメリットです。

インデックス投資の魅力は、自分の証券口座に「世界の箱庭」を持っている感覚です。手軽に「世界の箱庭」を持てることが大きな醍醐味です。

自分で街を作っていく「シムシティ」というゲームに一時期ハマった時期がありましたが、インデックス投資はそれに近い感覚があります。

「シムシティ」をプレイしたことがある人なら知っていると思いますが、あのゲームでも街をつくってから、しばらく画面を眺めているだけの時間がありますよね。何もしないわけですが、その眺めているだけの時間が「楽しくない」かといえば、あの時間も「楽しい」わけです。

インデックス投資もそれに似ています。眺めているだけの時間も案外、世界経済の成長をたまに確認できるだけでも楽しいわけです。

自分の人生の時間分、証券口座でじっくりプレイしている感じでしょうか。

少しずつ成長する世界経済を、自分の証券口座で実感できます。

インデックス投資は「観葉植物」に似ている

カン・チュンドさんは、2015年のFOYでインデックス投資のことを「観葉植物」にたとえています。

たしかに観葉植物やガーデニングの楽しさに近いかもしれませんね。時間をかけて育てる、という楽しさです。

「自分の箱庭」に好みのインデックスファンドを入れて、リバランスをして、バイ&ホールドで続けていく。それは短期間で一攫千金を狙う投資とは、また違うジャンルの投資なのかもしれません。

私は十分にインデックス投資を楽しんでいます。というのも、現実に自分の資産が増えていて、「自分の箱庭」が少しずつ成長しているのですから。

これは観葉植物が育っているのを眺めている感じに近いかもしれません。最小限の手間をかけながら、じっくり育てる。ガーデニングや観葉植物に近い楽しさがインデックス投資にはあると思っています。

インデックス投資の魅力を語ろう

ということで、インデックス投資の魅力について書いてみました。このエントリーは、今後もブラッシュアップして、納得のいくものに書きなおしていこうと思っています。

私の場合、インデックス投資はおもしろくないというプレゼンよりも、インデックス投資には他と違うおもしろさがある、というプレゼンのほうがしっくりきます。

というか、他の投資法を好む人がインデックス投資を揶揄するようですが、そういう人は無視すればいいのではないでしょうか。

ガーデニングや観葉植物を趣味にしている人に対して「それは楽しくないでしょ?」と決めつけたりしませんよね…?

それこそ余計なお世話です。自分は自分、人は人でいいと思っています。

そして、他の投資法のほうが刺激的であるからといって、インデックス投資は「おもしろくない」と決めつけてしまうのもどうかと思うのです。

インデックス投資は、仕事などの本業に支障がなく、手間をかけずに長期的に資産が増えていく賢い投資法です。長期投資に内在する独自の「おもしろさ」があると私は思います。

それぞれの個人の感覚で、インデックス投資の魅力を語れる人が増えていくといいですね。

以上、インデックスファンドの魅力は「世界の箱庭」を持てること…という話題でした。

 

参考リンク:

インデックス投資のメリットは再現可能性が高いところです。誰でも投資法をマネすることができます。一攫千金を実現している投資法は、再現可能性が低いことが多いのです。

 

心に余裕がもてることもインデックス投資の魅力です。これは日々の生活を送るうえで大事な点です。

 

リスクが大きいのは怖いと思っている方も多いと思います。インデックス投資の特徴をまとめています。

sponsored link

down

コメントする




日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

積立投資の基本

積立投資のはじめかた

プロフィール

なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



sponsored link

アーカイブ