2021/08/13
「つみたてNISA」は金融機関によって購入できる商品が異なります。
SBI証券の「つみたてNISA」は広く対象商品を設定していて利便性があります。
どんな投資信託が「つみたてNISA」の対象になるのか、みてみたいと思います。
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SBI証券の「つみたてNISA」の対象商品
投資信託は120本以上が対象となっています。
詳細はリンク先でご覧ください。
指数と連動するインデックスファンドが中心です。その他にアクティブ運用投信が10本程度というラインアップです。
「つみたてNISA」のインデックスファンド
インデックスファンドの品揃えは、すでに積立投資をしている人にとってはお馴染みのシリーズです。
各社の代表的なインデックスシリーズが掲載されています。
- たわらノーロードシリーズ|アセットマネジメントOne
- iFreeシリーズ|大和証券投資信託委託
- <購入・換金手数料なし>シリーズ|ニッセイアセットマネジメント
- Funds-iシリーズ|野村アセットマネジメント
- 三井住友・DCつみたてNISAシリーズ|三井住友アセットマネジメント
- SMTインデックスシリーズ|三井住友トラスト・アセットマネジメント
- eMAXISシリーズ|三菱UFJ国際投信
すでに積立投資をしている人にとってはおなじみのシリーズですね。
そのなかで、唯一、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの「全世界株式インデックス・ファンド」が入っています。
- 全世界株式インデックス・ファンド|ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
最近になって新規設定された全世界型のファンドが食い込んだのが印象的です。
全世界株式型のインデックスファンドは、日本を含む先進国と新興国の株式にこれ1本で投資できるという利便性があります。これから需要が見込めるかもしれませんね。
「つみたてNISA」のアクティブファンド
その他アクティブ運用投信は、レオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」が入っています。
また、「世界経済インデックスファンド」がアクティブ運用投信に分類されています。
「世界経済インデックスファンド」はインデックスファンドだと思うのですが、何か分類の基準によるものなのでしょうかね?
ちょっとよくわかりませんが、「その他アクティブ運用投信」のなかでは、低コストの「世界経済インデックスファンド」が結果的に目立つ形になっています。
はじめての人にやさしい「つみたてNISA」
「つみたてNISA」のラインアップは良心的な商品を金融庁が絞り込んでくれています。
これまでの投資では、5,000本以上の投資信託のなかから選んでください、というのが常識でした。
ですが、「つみたてNISA」なら絞り込まれています。良心的な71本のなかから選んでください、ということであれば、はじめての人でもわかりやすいです。
バランス型投資信託1本でいくのか、それとも個別のインデックスファンドを組み合わせるのかをまず決めれば、おのずと選ぶべき投資信託は絞り込まれます。
どれも低コストの部類ですので、少しリサーチして好みの投資信託を選べばいいだけです。
はじめての人にやさしい「つみたてNISA」です。
SBI証券は、いち早く「つみたてNISA」の情報を公開することで、顧客に訴求する戦略ですね。「つみたてNISA」で積極的にアピールしていく戦略は有効な広告戦略だと思います。
良心的な仕組みで、積立投資をスタートできる人が増えるといいですね。
以上、SBI証券が「つみたてNISA」の対象商品(予定)を公表…という話題でした。
参考リンク:
「つみたてNISA」の対象ファンドも金融庁から正式に発表されました。低コストの長期投資に向いた商品に絞り込まれています。
「つみたてNISA」をはじめるならどんな商品を選んだらいいの?と思う方はこちらを。積立投資のポイントをまとめています。
金融庁はつみたてNISAを「顧客に寄り添った商品」に限定することになっています。「つみたてNISA」のポイントについてはこちらを参考にしてください。