2021/08/13
iDeCoは、所得税控除の対象になるなど、資産形成にメリットがある仕組みです。
しかし、加入手続きが手間でした。
現状では、自分の勤務先に「事業主証明」を発行してもらう必要もあり、それもかなり負担でした。
日経新聞によると、厚生労働省は、2022年秋を目処に、「事業主証明」の提出を不要とする方針だそうです。転職時に提出する必要もなくす方向だそうです。
iDeCoの加入をこれから検討する方にとっては、いいニュースだと思います。
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「事業主証明」が必要となるiDeCo加入手続き
私も2017年にiDeCoに加入し、インデックスファンドの積立を続けています。
思い出せば、加入手続きが手間でした。
その手間のひとつが、iDeCoの加入のために、勤務先に「事業主証明」を書いてもらう必要があるところです。
私がiDeCoに加入したときには、勤務先の証明書がなんと「不備あり」で、楽天証券から戻されてきました。
担当部署に訂正も含めて3回ほどやりとりをした記憶があります。
「こんなに面倒だなんて…。」と、我慢して人事に通った苦い思い出です。
2022年を目処に「事業主証明」が不要に
資産形成で手続きがかんたんなのは、何よりいいことです。
記事によれば、転職時に「事業主証明」を提出する必要もなくす方向だそうで、これもメリットです。
転職のときにも手続きが必要だというのは知っていました。その点も気が重いポイントでしたが、そのあたりも解消されればメリットも大きいです。ぜひ実現してほしいと思います。
ところで、今まで必要だからこそ「事業主証明」を必要としていたはずですが、どうやって手続きを不要にするのでしょうか。
日経新聞の記事によると、「イデコを実施する国民年金基金連合会と、企業年金の運営管理機関や受託機関がデータ連係する仕組みをつくることで証明書の役割を置き換える方針」だそうです。
なるほど、データ連係をすれば実現するなら、シンプルですね。
2022年秋ということは、今から2年後です。もう少し早く実現するといいと思いますが、ぜひ利便性を高めてほしいと思います。
iDeCoの節税メリットは魅力
iDeCoをスタートして4年目ですが、最初の手続きが面倒でしたが、はじめてしまえば節税のメリット等を実感しています。
iDeCoの口座は先進国株式のインデックスファンド100%にして、資産全体の一部として運用しています。
口座を久しぶりに確認してみたところ、現時点でも運用益はプラスで推移しています。
全体としては、満足しているところです。
iDeCoの手続きの簡素化、ぜひ進めてほしいですね。
以上、iDeCo加入、2022年秋を目処に「事業主証明」が不要に…という話題でした。
参考リンク:
iDeCoをスタートさえしてしまえば、手続きとしては年末調整の書類に反映するだけです。年末調整の手続きもかんたんにできます。
iDeCoを扱う金融機関は200社近くあります。間違った金融機関を選ぶと手数料で資産は増えません。きちんと金融機関を選びましょう。
iDeCoを続けることで成果をだしている方もいます。成功体験を共有していきたいですね。