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専業主婦は個人型確定拠出年金(iDeCo)をはじめるべき?

time 2016/08/17

専業主婦は個人型確定拠出年金(iDeCo)をはじめるべき?

2017年1月から専業主婦も個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用することができるようになりました。

専業主婦もiDeCoをはじめたほうがいいのでしょうか。

ネット上の記事で、お金のプロの回答をピックアップしてみました。

【2017年5月2日に最新情報を反映しました。】

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運用と受取時の税制優遇だけでも魅力的

収入がない専業主婦の場合、拠出時の掛金については、所得控除の恩恵を受けられません。

それでも、ファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんは、運用中や受け取り時の税制優遇だけでも十分魅力的だと説明します。

そもそも所得税がかかっていない専業主婦の場合、拠出時の掛け金は全額所得控除になるといっても、特に魅力にはなりません。しかし、専業主婦に税制メリットがないわけではありません。運用中や受け取り時の税制優遇だけでも十分に魅力的といえます。

専業主婦も加入可能に!確定拠出年金改正で老後に備えを(マネトク)

2016年7月に行われたインデックス投資ナイト2016においても、登壇された大江英樹さんが専業主婦もiDeCoを利用する価値があると述べていました。

 

また、日本経済新聞の田村正之さんも、著書のなかで専業主婦にもiDeCoはメリットがあると述べています。

 

拠出時の掛金について所得控除の恩恵がない専業主婦ですが、運用中や受け取り時の税制優遇だけでも、少なからずメリットがありそうです。

まずは夫の拠出枠を優先すべき

一方、一歩引いた立場の方もいます。

モーニングスターで記事を書いている税理士の犬山忠宏さんは、まずは夫の拠出枠を優先して使い、それでも家計に余裕があれば検討してもいいと述べています。

まずは夫が個人型確定拠出年金に加入し、その掛金の拠出枠を限度額まで使うことを優先し、夫の拠出枠をすべて使ってなお家計に余裕があれば第3号被保険者である妻の加入を検討すべきでしょう。

専業主婦も確定拠出年金に加入すべきか(モーニングスター)

夫の拠出枠を使うのであれば、所得控除の恩恵を受けることができます。

暦年贈与の対象にならないメリットもある

ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんは、メリットもデメリットもないとして、「質問されるとちょっと答えに困る」といいます。

個人型DCの「掛金が全額所得控除の対象となり、所得税と住民税が軽減される」という特典は、収入がある人にはメリット。しかし、まったく収入のない人は恩恵を受けることはできない。

残りの2つの税金の特典、「運用期間中の収益にかかる税金は非課税」と「受け取り時は、退職所得控除か公的年金控除が使える」は、他の対象者(正社員や公務員)と同様に恩恵を受けることができる。

大きなメリットもないかわりに、「やらないほうがいい」と断言するほどのデメリットがあるわけでもないので、「主婦はどうすべきですか」と質問されるとちょっと答えに困る。

個人型確定拠出年金を始める金融機関は、手数料が安い3社から選べ(ダイヤモンドオンライン)

答えに困るとしたうえで、暦年贈与の対象にならないメリットがあると深田さんは指摘します。

ひとつ言えることは、収入がまったくない主婦の場合、堂々と夫のお金を自分の名前で積み立てることができるのはメリットと考えられなくもない。収入がない人が配偶者のお金を自分名義で貯めることは、通常「暦年贈与」と見なされるが、個人型DCでは制度上「収入のない専業主婦も対象」としているので、毎月の積立を贈与と言われることはないだろう(働いていたときの自分の貯金から取り崩すようにとは書いていない)。

注意喚起が必要

ニッセイ基礎研究所の前田俊之さんは、サラリーマン向けの説明をそのまま受け止めないよう注意が必要だといいます。

サラリーマンなど向けの説明を専業主婦層がそのまま受け止めないよう注意喚起が必要ではないだろうか。また、住宅ローン減税の恩恵を受けている層にも同じようなことが言える。

注目度が高まる個人型確定拠出年金~専業主婦層は慎重な運用を、さらに別の落とし穴も~(前田俊之・ニッセイ基礎研究所)

専業主婦で収入がない場合には、掛金が所得控除になるメリットは使えません。この点は確認しておきましょう。

なお、住宅ローン減税の恩恵を受けている人も注意が必要だという指摘も重要だと思います。自分も住宅ローン減税の恩恵を受けている1人なので、この点は今後も注目したほうがよさそうです。

iDeCoは「ほぼ確実に儲かる仕組み」

iDeCoは将来の資産形成を考えるうえではお得な制度であることは間違いありません。

山崎元さんは、iDeCoは「『確実に儲かる』数少ない金融サービス」だと述べています。60歳までひきだせませんが、節税をしながら確実に資産形成ができます。

注意が必要なのは、収入のない専業主婦の場合は、iDeCoの所得控除のメリットを使えないという点でしょう。

収入のない専業主婦の方は、まずは夫の拠出枠を最優先で使うことを考えてみるというのがいいのかもしれませんね。それならば所得控除のメリットを享受できます。

夫の拠出枠を使ってみて、それでも拠出枠が足りないということであれば、いよいよ妻の拠出枠を検討してみるというのが、順当な考え方かもしれません。

所得があれば、iDeCoをはじめるだけで年間数万円の節税効果になります。

今から将来に備えることで、日々の不安を解消していきたいですね。

以上、専業主婦は個人型確定拠出年金(iDeCo)をはじめるべき?…という話題でした。

 

参考リンク:

大事なことはiDeCoの金融機関を間違えないことです。金融機関を間違えると節税効果は金融機関の手数料で消えてしまいます。口座管理手数料が低く、信託報酬が低い商品をきちんと揃えている金融機関を選ぶようにしましょう。

 

iDeCoは、投資信託を使って長期で資産形成ができるツールです。いい本が出版されていますので、本でインデックス投資の基本をおさえておくといいと思います。

 

信託報酬の違いで30年で130万円以上の手数料の違いになることもあります。金融機関選びを間違えないようにしましょう。この点は別記事を参考にしてください。

 

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なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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