2020/03/16

積立投資を続けるうえで大事なことのひとつは、リスクをとりすぎないことです。
そして、もうひとつ大事なのは、投資の敵は自分自身の感情だということを知っておくことです。
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下落時にスタンスが問われる
これから10年、20年と積立投資を続けることになります。
それだけ積立投資を続けていれば、いつか必ず下落相場がくることになります。
そんな下落相場でも、積立投資を冷静に続けていくことが重要です。下落相場で自分自身のスタンスが問われることになります。
下落相場でも感情をコントロールするにはどうしたらいいのでしょうか。
長い目でみれば世界経済は成長する
インデックス投資で資産を増やすには、その前提には世界経済の成長があります。
将来的にどの国が発展してどの国が衰退するかはわかりませんが、世界全体で見ると長期的には経済成長を続けるだろう、というのがインデックス投資のベースにあるスタンスです。
冷静に積立投資を続けるためには、「長い目でみれば世界経済は成長する」と信じられるかどうかがひとつの分かれ目のように思います。
もしこの前提条件が違うとすれば、インデックス投資で資産を増やすことは困難なものになります。信じられない人は、積立投資をしないほうが賢明かもしれません。
投資の敵は自分自身の感情
長期投資の敵は自分自身の感情だということを、知っておくといいと思います。
未来は誰にもわからないので、なにかの思い込みかもしれませんが、長期投資では案外、思い込みが重要です。
「長い目でみれば世界経済は成長する」と思える人は積立投資に向いています。たとえば、アイキャッチ画像のドバイの写真を見て、世界経済の成長を想像できるでしょうか。
そう思えない人は、おそらく下落相場が永遠に続くように感じて、恐怖で積立投資をやめたくなるかもしれません。
「長い目でみれば世界経済は成長する」と信じて、下落時には投資信託を安く購入できると思えるようになれば、しめたものです。
下落相場も前向きに乗り越えることができます。
長期投資では下落相場が必ずきます。まずは、投資の敵は自分自身の感情だということを知って、これからくるであろう下落相場を想定しておくことが重要だと思います。