2021/08/13
金曜日のイギリスのEU離脱を受けて、日本の新聞やネット上では、過度に悲観的な記事や言論が目につくようになっています。
イギリスの報道の中には、前向きな議論がなされるようになっているなかで、日本の雰囲気は対照的です。
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投資での大きな過ちは過度に悲観的になること
日経マネーの2016年5月号のインタビューで、バートン・マルキール教授は、人々が自分自身で投資をする際に犯す大きな過ちの一つは、過度に悲観的になってしまうことだと答えています。
アメリカではロボ・アドバイザー事業が進んでいますが、ロボ・アドバイザーの役割のひとつは感情を取り除くことだといいます。自動助言サービスによって、感情を取り除くことができれば、人々はより優れた投資家になることができ、長期的により多くのリターンを手にすることができるだろうと述べています。
平穏なときに読んでいた記事の内容は、こういったときに思い返すと味わいがあるものです。
自分自身で感情はコントロールできる
ロボ・アドバイザーがサポートしてくれなくても、自分自身でも感情はある程度コントロールすることができます。
感情をコントロールすることが、将来のリターンに寄与することになります。
明日以降、おそらく株価は乱高下し、下がればまた悲観的な報道が続くのだと思います。ネット上では、早くもインデックス投資は終わりだという言論も見うけられます。わかりやすい反応です。
金曜日以降、私自身はいたって平穏です。でも、多少は自己防衛をしようと思っています。あまりにも悲観的な内容の報道や言論は見ない、もしくは、見ても受け流そうと思っています。
過度に悲観的にならず、あまり考えすぎないことです。私も自分自身で感情をコントロールしていこうと思います。