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つみたてNISAの対象商品は?スクリーニング条件と予想される投資信託一覧。

time 2017/04/15

つみたてNISAの対象商品は?スクリーニング条件と予想される投資信託一覧。

2018(平成30)年1月1日から「つみたてNISA」が導入されることが正式に決まりました。

気になるのはつみたてNISAの対象商品です。

対象商品を選び出すスクリーニング条件と予想される投資信託の一覧を作成してみました。

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スクリーニング条件


【参照】金融庁「説明資料」

 

つみたてNISAは、金融庁が「顧客に寄り添った商品」を選定して、長期で積立することにより資産形成を促す仕組みです。
スクリーニング条件は、ワーキング・グループの報告書が公表されたことにより、具体的な方向性が示されました。

スクリーニング条件は次のとおりです。

前提条件(すべての投資信託に共通の条件)

  • 償還までの期間が20年以上か無期限のものであること
  • 毎月分配型ではないこと
  • デリバティブでレバレッジをかけないこと

 

インデックスファンドの条件

  • 販売手数料が無料(ノーロード)であること
  • 信託報酬が一定以下であること

※国内資産インデックスファンドは税抜0.50%(税込0.54%)
※海外資産インデックスファンドは税抜 0.75%(税込0.81%)
※ファンドオブファンズについては、投資先ファンドの信託報酬を含む

 

アクティブファンドの条件

  • 設定以来 5 年以上が経過していること
  • 3分の2以上の期間(年数)において、資金流入超となっている実績があること
  • 純資産が50 億円以上あること。
  • 販売手数料が無料(ノーロード)であること
  • 信託報酬が一定以下であること

※国内資産アクティブファンドは税抜1.00%(税込1.08%)
※海外資産アクティブファンドは税抜1.50%(税込1.62%)
※ファンドオブファンズについては、投資先ファンドの信託報酬を含む

 

この基準を満たす投資信託が、基本的につみたてNISAで取り扱われることになります。

予想される対象商品一覧

どんな投資信託が上記の基準を満たすのかが気になるところです。

現時点では未定ですが、QUICK Money Worldが2017年3月時点においてスクリーニング条件を満たす商品を分析しています。

 

この分析結果をもとに、信託報酬(税込)と投資信託のホームページをリンクする一覧表を作成してみました。

投資信託のホームページをリンクしましたので、どんなファンドなのかを確認することができます。なお、情報の混乱を避けるため、ひとまずQUICK Money Worldの分析と掲載順のまま記載することにしました。

インデックスファンドは約50本

上記の基準を満たすインデックスファンドは次のとおりです。

商品名委託会社信託報酬(税込)
たわらノーロードTOPIXアセットマネジメントOne0.1944%
たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり>アセットマネジメントOne0.243%
たわらノーロード新興国株式アセットマネジメントOne0.5346%
たわらノーロード先進国株式アセットマネジメントOne0.243%
たわらノーロード日経225アセットマネジメントOne0.2106%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.1944%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)ニッセイアセットマネジメント0.3672%
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.1944%
<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.1944%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドニッセイアセットマネジメント0.216%
i-mizuho国内株式インデックスBlackRock0.4104%
i-mizuho米国株式インデックスBlackRock0.6156%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジなし)BlackRock0.6156%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジあり)BlackRock0.6156%
i-mizuho新興国株式インデックスBlackRock0.6264%
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS三井住友アセットマネジメント0.2052%
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.27%
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド三井住友アセットマネジメント0.6048%
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)三井住友アセットマネジメント0.2376%
三井住友・DC年金バランス50(標準型)三井住友アセットマネジメント0.2484%
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)三井住友アセットマネジメント0.2592%
eMAXISSlim国内株式インデックス三菱UFJ国際投信0.1944%
eMAXISSlim先進国株式インデックス三菱UFJ国際投信0.216%
eMAXISバランス(4資産均等型)三菱UFJ国際投信0.54%
eMAXISJPX日経400インデックス三菱UFJ国際投信0.432%
eMAXISバランス(8資産均等型)三菱UFJ国際投信0.54%
eMAXIS全世界株式インデックス三菱UFJ国際投信0.648%
eMAXISTOPIXインデックス三菱UFJ国際投信0.432%
eMAXIS日経225インデックス三菱UFJ国際投信0.432%
eMAXIS先進国株式インデックス三菱UFJ国際投信0.648%
eMAXIS新興国株式インデックス三菱UFJ国際投信0.648%
iFreeTOPIXインデックス大和証券投資信託委託0.2052%
iFreeJPX日経400インデックス大和証券投資信託委託0.2214%
iFree日経225インデックス大和証券投資信託委託0.2052%
iFree外国株式インデックス大和証券投資信託委託0.2268%
iFree新興国株式インデックス大和証券投資信託委託0.3672%
iFree8資産バランス大和証券投資信託委託0.2484%
日経225インデックスe三井住友トラスト・アセットマネジメント0.2052%
225IDXオープンT&Dアセットマネジメント0.54%
東京海上・日経225インデックスファンド
東京海上アセットマネジメント0.243%
ニッセイ日経225インデックスファンド
ニッセイアセットマネジメント0.27%
ニッセイTOPIXオープン
ニッセイアセットマネジメント0.54%
国内株式指数ファンド(TOPIX)
三井住友アセットマネジメント0.432%
外国株式指数ファンド三井住友アセットマネジメント0.54%
野村外国株式インデックスファンド
野村アセットマネジメント0.2376%
MHAM外国株式インデックスファンド
アセットマネジメントOne0.81%
DIAM外国株式パッシブ・ファンド
アセットマネジメントOne0.648%
グローバル・インデックス・バランス・ファンド三井住友トラスト・アセットマネジメント0.648%
SBI資産設計オープン(資産成長型)
三井住友トラスト・アセットマネジメント0.7344%
SBI資産設計オープン(分配型)
三井住友トラスト・アセットマネジメント0.7344%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドセゾン投信年0.68%±0.03%

※2017年3月末時点。QUICK Money Worldの分析に基づく。

アクティブファンドは5本

次にアクティブファンドをみてみたいと思います。

上記の基準を満たすアクティブファンドは次のとおりです。

商品名委託会社信託報酬(税込)
さわかみファンドさわかみ投信1.08%
ニッセイ日本株ファンドニッセイアセットマネジメント1.08%
ひふみ投信レオス・キャピタルワークス1.0584%
セゾン資産形成の達人ファンドセゾン投信1.55%
結い2101鎌倉投信1.08%

※2017年3月末時点。QUICK Money Worldの分析に基づく。

選ばれたのは50本程度

QUICK Money Worldの分析では、インデックスファンドは51本、アクティブファンドは5本という結果でした。

特徴としては、最近の低コストのインデックスファンドシリーズの名前が上がっているということです。

  • たわらノーロードシリーズ 5本
  • <購入・換金手数料なし>シリーズ 5本
  • i-mizuhoシリーズ 5本
  • 三井住友・DCシリーズ 6本
  • eMAXISSlimシリーズ 2本
  • eMAXISシリーズ 8本
  • iFreeシリーズ6本

こうしたシリーズのほかに、「ニッセイ日経225インデックスファンド」や「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」など、おなじみのファンドが入っています。

アクティブファンドは2,707本あるうち、選ばれるのはわずか5本です。

かなり精度の高い予想になっていると思います。ここで予想された商品の多くが実際につみたてNISAにラインアップされるのではないかと思います。

ただ、人気のある「世界経済インデックスファンド」が一覧になかったりして「あれ?」と思う部分もあります。そのあたりは少しずつ具体的になっていくものと思われます。

積立NISAは2018年スタート予定です。正式な対象商品は今年の後半に明らかになります。

つみたてNISAは「顧客に寄り添った商品」を選ぶ

こうした厳しい基準になっているのは、日経新聞の記事に書いてあったとおり、金融庁が次のように考えているからです。

「投信販売は完全に売り手優位。顧客に寄り添った商品が必要だ」(金融庁幹部)。

森長官が「公募株式投信 5406 本の1%以下」が対象になるといっていましたが、現状の基準のままでいくと、こうしたラインアップになることが予想されます。

この一覧にある商品は、金融庁によって資産形成に向いている「顧客に寄り添った商品」ということになります。

投資をこれからはじめる方は、このなかから商品を選んでみるというのが「間違った商品を選ばない」ためのひとつの知恵です。

ひとまず、金融庁のスクリーニング条件で選ばれる「顧客に寄り添った商品」とはどんなものなのか、少しずつ理解を深めていきたいですね。

以上、つみたてNISAの対象商品は?選定基準と基準を満たす投資信託一覧…という話題でした。

 

参考リンク:

つみたてNISAがなぜこのように限定するのかは、こちらのエントリーでまとめました。投資信託の問題点を指摘しています。金融庁は積立NISAを「顧客に寄り添った商品」に限定する方針です。

 

つみたてNISAは、金融機関各社が「顧客本位」の経営姿勢にシフトするための政策です。金融庁森長官のメッセージで考え方がわかります。

 

資産クラス毎に信託報酬が最も低いインデックスファンドがどれなのかを知りたい…という方はこちらをどうぞ。今回、資産クラス毎になっていませんが、こちらで資産クラス毎にまとめています。

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なるたく

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40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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