2021/08/13
今朝のニュースでジャック・ボーグル氏が亡くなったことを知りました。
バンガード社の創業者で、インデックスファンドを世に送り出した「インデックスファンドの父」です。
89歳でした。著書を好んで読んでいました。
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インデックスファンドの父
Vanguard founder Jack Bogle is dead at age 89. Here’s a look back at his incredible career, one that helped shape the investment industry. https://t.co/Q3y8y7UN6Q pic.twitter.com/l8ycQrj2hH
— CNBC (@CNBC) 2019年1月16日
ジャック・ボーグル氏は、1975年にバンガードを創業し、インデックスファンドである「S&P500インデックス・ファンド」を業界で初めて世に送り出しました。
日本でもインデックスファンドで投資をすることが少しずつ広がっていますが、インデックスファンドで投資ができるのもジャック・ボーグル氏のおかげといっても過言ではありません。
その略歴はリンク先の日本経済新聞の記事で知ることができます。
私もおそるおそる投資をはじめたときに、ジャック・ボーグル氏の「マネーと常識」に出会えたのは幸運でした。
この本には、「私の言葉を鵜呑みにするな」というコラムが何度も挿入されています。そこでは、ひたすら第三者のコメントを淡々と紹介することで、インデックスファンドの優位性を客観的に紹介する形式になっています。
なぜそんな形式になっているかというと、インデックスファンドをノーロードで販売したことを「ボーグルの愚行」と揶揄され、ウォール街から批判されてきたジャック・ボーグル氏の歩みがあるからです。この本を通じてその歴史を知ることになったのでした。
多くの人がインデックスファンドを利用して資産形成ができているのも、インデックスファンドを世に送り出してくれたジャック・ボーグル氏のおかげです。私もその恩恵を受けている一人です。
アメリカの記事には、次のようなコメントが寄せられています。
He was a true American hero.
「インデックスファンドの父」は世界を変えてくれました。
ご冥福を心よりお祈りいたします。