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GPIFの運用状況から学ぶ「投資の大原則」。

time 更新日:  time 公開日:2018/07/28
GPIFの運用状況から学ぶ「投資の大原則」。

今日の日経新聞に田村正之さんの記事が掲載されていました。

「長期投資、GPIFに学ぶ 分散と資産の再配分が鉄則」という記事です。

この記事を読めば、個人がどのように長期運用をしていけばいいかがわかる内容になっています。

個人の資産運用のポイントになる部分について、ご紹介したいと思います。

 

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GPIFは長期の国際分散投資

GPIFというのは、我々の年金資産を運用している機関のことです。

2014年10月に債券中心の資産配分から株式比率を高めた資産配分に変更しています。賃金上昇率を1.7%上回る運用を長期で求められているわけですが、今のところその成績は順調だといいます。

記事内では次のように紹介されています。

「長期の国際分散によりリスクを抑制しながら適度な収益を目指す手法は個人も見習いたい投資の大原則」

GPIFの資産配分は、外国株式25、国内株式25、国内債券35、外国債券15です。

株式50:債券50のバランスのとれた資産配分になっています。これでも十分にリターンが高まることをGPIFは示してくれています。

リスク管理が重要

ここ数年は株式が好調でしたので、株式比率を高める資産配分にしている人も多いかもしれません。

ですが、株式比率が高ければ下落局面での値下がり幅は大きくなります。

記事には株式100%にしている場合のリスク幅について次のように解説されています。

株式の比率を高めるほど期待リターンは高まる半面、リスクが増すことに注意が必要だ。全額を株式(国内40%、外国60%)とする右上の例でリターンは年6%でリスクは24%。このリスクの数値は、金融危機時のような歴史的な株安局面で1年間にその2倍(48%)くらいの値下がりが十分ありうることを表している。

この指摘にあるように、株式100%にしている方は、歴史的な下落局面では運用資産が半分になることを想定しておく必要があります。

もちろん、債券などを保持していても相当下落することを覚悟しておく必要があります。

売らなければ損失は確定しないわけですが、それでも資産が半分になることが怖いと思う方は、債券を組み入れるか、もしくは安全資産を保有するなどのリスク管理が必要になってきます。

ちなみに、私は株式70%、債券30%の比率で債券も保持するスタイルです。生活防衛資金や預貯金などの無リスク資産も保持しており、下落局面を意識した資産配分にしています。

この記事の指摘を参考にしながら、資産運用を続けられる体制を自分で考えながら構築していきたいところですね。

リバランスの有効性

個別の資産を組み合わせた場合には、資産配分が崩れたときにはリバランスをすることになります。

この記事では、リバランスの重要性も指摘しています。

そして、大事だと思ったのは下落局面での対応です。こんな一言が添えられています。

今後もし大きな評価損が出ると株式を減らすべきだとの声が高まりそうだが、リバランスの考え方によればむしろ買い増すべき局面だ。個人も今後の運用で頭に入れておきたい。

田村さんが指摘するとおり、長期投資であれば下落局面は「むしろ買い増すべき局面」だということになります。

この点は、意外に多くの人が理解できていないところかもしれません。

投資をはじめたばかりの人は、下落局面での対応を考えておきたいところです。

インデックス型が優位

そして、アクティブ型とインデックス型の違いにも言及しています。

GPIFも9割がインデックス型です。

そして、成績もインデックス型が優位だといいます。

年ごとの平均リターンを比べると、ここ17年のうちアクティブ型が上回ったのは国内株で8回、外国株で5回と、インデックス型に負け越している(コスト控除前)。情報が集まりやすいGPIFでさえ市場平均に勝ち続ける運用者を見つけるのは簡単でない。

運用のプロであるGPIFであっても、市場平均に勝ち続ける運用者を見つけるのは簡単ではありません。

それであれば、低コストのインデックスファンドを買い続けるのが投資戦略としては賢いということがいえそうです。

アクティブ型を買いたいという方も、アクティブ型を1割未満にとどめているGPIFの資産配分を参考にするのも手かもしれません。

GPIFに学べる「投資の大原則」

GPIFは、大事な年金資産の運用を担当しているわけですから、「負けない資産運用」を求められています。

個人の場合でも「負けない資産運用」をしたいと思っている人は多いと思います。ギャンブルがしたいと思っている人は、決して多数派ではないと思うのです。

私も長期投資をはじめたからには「負けない資産運用」をしたいと思っています。

それなら、GPIFと同じように、低コストのインデックスファンドをメインにして、長期で国際分散投資をするのが「投資の大原則」です。

あえて債券を保持するスタンスも、私は長期投資では「あり」だと思っています。

大変勉強になる良記事でした。

長く続けて「負けない資産運用」を実践していきたいですね。

以上、GPIFの運用状況から学ぶ「投資の大原則」…という話題でした。

 

参考リンク:

GPIFの資産配分は個人にも参考になります。プロが考えた資産配分です。

 

GPIFの運用コストをご存じでしょうか。個人では真似をすることが難しいほどの超低コストで運用されています。

 

GPIFは、下落局面で購入できるようにキャッシュポジションも保持しています。このあたりも個人でも参考になりますね。

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なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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