2021/08/13
iDeCoの記録関連業務を行う日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジーから封書が届いていました。
なんだろうと思ったら、iDeCoの運用状況の通知でした。
楽天証券ならいつでも運用状況をスマホで確認できるので、今の状況は概ね把握しています。せっかくなので通知を眺めていたら、運用状況より別のことが気になりました。
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iDeCoの運用状況
この封書は、ご丁寧に運用状況を通知してくれます。
2018年12月末の状況で通知がきていました。2018年の12月といえば、大きく下落したタイミングですね。
ですので、評価損益はマイナスになります。
普段からあまり気にしていない評価損益ですが、紙で通知されるといつもと気分が違うことに気づきました。
紙ではっきり示されると「損」をした気分になりますね…。笑
今回の通知で損をした気分になっている人も多いのではないでしょうか。通知してくれなくてもいいのに…なんて気分になったのでした。
気になるiDeCoの手数料
そして、運用状況よりも気になることがあります。
それが手数料です。
楽天証券のiDeCoを利用していますので、楽天証券の取り分である金融機関の手数料は0円です。
証券会社各社は0円で頑張っていますね。
ですが、iDeCoはどこの金融機関でも手数料がかかります。
それが国民年金基金連合会と事務委託先金融機関の手数料です。
国民年金基金連合会に支払う手数料(口座管理手数料)が月103円、事務委託先金融機関(信託銀行)に支払う手数料(資産管理手数料)が月64円です。
今回の通知では2,068円を支払っていることが書かれています。
普段、意識しないこの手数料ですが運用額に対する手数料としては結構な金額です。
もちろん、iDeCoの所得税控除のメリットが数万円になりますので、それで手数料分をふまえても十分にプラスになるわけですが、少し残念な部分でもあります。
このお金はどのように使われているのでしょうか。ご丁寧に通知されると、よりそう思ってしまいます。
電子交付にして手数料引き下げを
最近、紙で通知するサービスは減ってきましたね。
電気料金にガス料金、携帯料金、クレジットカードなど、サービスはいろいろと利用していますが、私はほとんど紙の通知をやめています。
iDeCoも紙で通知する必要は、ほとんどありません。ネットや電子交付で十分把握できるからです。
たとえば、利用者の意向で、郵送をやめて電子交付にした人には手数料を減額するなどのサービスがあってもいいのではないでしょうか。
紙という資源の無駄遣いが減りますし、事務作業も減って一石二鳥です。どうでしょうか、関係者のみなさま。
こういうことは利用者が少しずつ声にしていかないと、動かないのかもしれませんね。手数料の削減に努力してほしいなと思ったiDeCoの運用結果の通知でした。
iDeCoも省力化で効率的になるといいですね。
以上、iDeCoの運用状況について封書が届きました…という話題でした。
参考リンク:
iDeCoをスタートさえしてしまえば、手続きとしては年末調整の書類に反映するだけです。年末調整の手続きもかんたんにできます。
iDeCoを扱う金融機関は200社近くあります。間違った金融機関を選ぶと手数料で資産は増えません。きちんと金融機関を選びましょう。
iDeCoを続けることで成果をだしている方もいます。成功体験を共有していきたいですね。