2021/08/13

欧州の財政不安の高まりなどを受けて、株価がやや軟調なようです。
しばらくこういった不安定な相場が続くような気がしています。
そんなときに大事なことは原理原則です。積立投資のコツのひとつは、しばらく使わないお金で投資することです。
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しばらく使わないお金で投資する
投資に慣れていない人にとって大事だと思うのは、しばらく使わないお金で投資をするということです。
少し先に使う予定のあるお金で投資をすると、長期投資が大事だと頭ではわかっているはずなのに、心のどこかで結果を急いでしまう気持ちになってしまいます。
新興国株式クラスが下がっているけど大丈夫だろうか、トランプ大統領の動きも気になるし、欧州は財政不安だというし、日本株も行く末が暗いのでは…なんて相場の動きに夢中になっている人はいないでしょうか?
相場は案外楽しいのはよくわかります。私も上がったり下がったりするのは楽しいです。
ですが、下落相場に気を揉むようになるのは、積立投資にとってはよくない兆候です。
ゴールをきちんと先に設定することが大事です。そのためには、しばらく使わないお金で投資をすることが積立投資のコツです。
私もしばらく使うつもりのないお金なので、評価額がどうなっていてもおかまいなしです。
「遠い未来でプラスになっていればいい」と思えると、どんな値動きでも客観的に対応することができます。
少額投資で慣れる
投資のトライアル期間は思った以上に大事だと思います。
その意味で「つみたてNISA」はいい制度ですね。投資がはじめての人のなかには、夢中になって資金をつぎ込んでしまう人がいますが、「つみたてNISA」の投資額は年間40万円ですから、そもそも資金を急につぎ込むのが難しい仕組みです。
少額で積み重ねができるようになれば、金額が大きくなっても動揺しなくなります。
しばらく使わないお金で投資をして、少しずつ慣れていきたいですね。
以上、積立投資のコツは、しばらく使わないお金で投資すること…という話題でした。
参考リンク:
投資の最大の敵は何か。ベンジャミン・グレアムがそのことを教えてくれます。
積立の威力は馬鹿にできません。多くの人に知って欲しいポイントです。
感情で動くと損をします。わかっていても、これが一番難しい点かもしれませんね。