2021/08/13

3月16日に東京で金融庁の「つみたてNISA Meetup」が開催されました。
ツイッター上で呼びかけていた「投信あるある」をテーマに盛り上がったようですね。
私のツイートも話題にしてもらえたようです。その内容をご紹介したいと思います。
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インデックスファンドは基準価額が高いほうが優秀?
つみップ公認の安房さんのツイートで取り上げられていたことを知りました。雰囲気がわかって助かります。
#つみップ
「基準価額は殆どのファンドが1万円からスタートしている。従って、スタート時点の相場によって後の基準価額水準は異なる。今10000円のファンドと18000円のファンドを比べて後者が優秀というものではない」 pic.twitter.com/Z94Wo7XhMH— 安房 (@an_bow) 2018年3月16日
話題にしてもらえてよかったです。こういうツイートをしていたのでした。
基準価格が高いものが優秀なインデックスファンドだと思っていたのが、それは大いなる勘違いだと知ったときは驚きました。 #投信あるある104 /基準価額の高低ではインデックスファンドの実力はわからない。 | 低コストの投資信託で資産形成 | LoLo Investors https://t.co/ktPYfLiQuL
— なるたく(loloinvestors) (@loloinvestors) 2018年2月23日
これは、はじめて理解したときに驚いたことのひとつです。投資に目覚めて、少し経ったときに知ったのでした。
それまでは、基準価格が高いファンドのほうがいいのかな…なんて思っていたので、ファンドのチャートをなんとなく見比べていたりしたのですが、「まったく意味のないことをしていたんだ…!!」とびっくりしたのでした。
基準価格の高低では、インデックスファンドの善し悪しはわからないのです。
ブログでも過去記事でまとめています。
誰しも通る通過点だと思います。
私と同じように、一人でも多くの人に驚いてもらえれば嬉しいです。
知識の積み重ねが知恵になる
今回のつみップの話題については、Quick Money World に記事が掲載されています。
こんなことが話題にのぼったそうです。
- 「販売額ランキング上位のファンドは、みんなが買っているので良い商品なのでしょう」
- 「店舗のある銀行や大きな証券会社のほうが、専門家が親切にどの投信がよいか教えてくれるので信用できる」
- 「投資の基準価額は資金流入額が多いほど、多くの人が買うので上がるはず」
- 「分配金が出ないファンドは分配金を出すファンドより儲からない」
- 「販売手数料や信託報酬が低いと、それは粗悪品で安物買いの銭失い、という説明がある」
- 「特別分配金は普通とは違うので特別にお金を振り込んでくれるサービスのこと」
- 「ノーロードは道路と関係あるのか」
- 「販売会社が経営破たんすると自分のお金が戻ってこない」
まさに「投信あるある」ですね。みなさん、こうした内容が基本的に「間違い」というのが、理解できているでしょうか。
知識の積み重ねが知恵になります。
少しずつ学んで、お金の知恵を身につけていきたいですね。
以上、インデックスファンドは基準価額が高いほうが優秀?…という話題でした。
参考リンク:
理解してしまえばシンプルな積立投資ですが、理解しているかどうかで行く末はだいぶ違ってくると思います。
アメリカでは、ジャック・ボーグルに賛同するコミュニティで10の投資哲学が共有されています。
「正しい知識があれば、より良い投資家になれる」というのが真実です。基本を理解していきたいですね。