2021/08/13
北海道のFMラジオは進んでいます。
「つみたてNISA」と「iDeCo」の使い分けについてラジオでレクチャーしていました。
タイムフリーで後から聞くことができました。
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FMラジオ”Air G”の「Sparkle Sparkler」
北海道のFMラジオAirG、月曜13時の松尾亜希子さんの番組「Sparkle Sparkler」です。
解説はファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子さんです。
「つみたてNISA」を話題にしたときにこのブログでも取り上げた番組ですが、今回は「『つみたてNISA』と『iDeCo』の使い分け」がテーマでした。
つみたてNISAとiDeCoの対象者
まずは対象者の説明です。
この番組はとにかくわかりやすい説明をしてくれています。
対象者について、こんな説明をしてくれました。
「iDeCo」と「つみたてNISA」の対象になる人は、
日経平均株価もなんだかすごいみたいだし
投資をやってみたいなぁ、でもやったことないし、
お金持ちじゃないし、まあ借金もないけどね、っていう人。
まさに、こういう人が「iDeCo」と「つみたてNISA」にぴったりです。
お金持ちはいくらでも手段がありますし、借金がある人はまず借金を返済することを考える必要があります。私を含めて、「投資に興味がある普通の人」に最適なのが「iDeCo」と「つみたてNISA」です。
つみたてNISAとiDeCoのどちらを使うか
そして、使い分けの解説がありました。ここの説明も明快です。
- 自動的に「つみたてNISA」行きの人
→60歳以上の人、会社で企業型確定拠出年金をしていてルール上できない人。
- 自動的ではないけれども「つみたてNISA」がいい人
→専業主婦(夫)。所得税控除のメリットがない専業主婦は、コストが低い「つみたてNISA」がいいのでは。
- 「iDeCo」がいい人
→会社員、フリーランス。所得税の全額控除、運用益非課税のメリットが魅力。
所得がある人はまずは「iDeCo」を使って、それから余裕があるのなら「つみたてNISA」がいいのでは、という解説をしてくれました。
60歳はわりとすぐ
番組の後半では、「iDeCoは60歳まで引き出しできない」という点が話題になります。川部さんはこう切り返しています。
「40歳過ぎの人は、60歳はわりとすぐよ。笑」
「できそうな金額からはじめればいいだけ。」
そうですね。60歳はわりとすぐです。私も最近、実感しています。
iDeCoは長期投資が前提ですので、そもそも「しばらく使うつもりのないお金」を積立していけばいいだけです。
北海道のFMは進んでいる
大変いい番組でした。
全国的にもめずらしいのではないでしょうか。北海道のFMラジオは進んでいます。
こうした番組を通じて、「iDeCo」と「つみたてNISA」の基本を多くの人に知ってほしいですね。
以上、北海道のラジオは「つみたてNISA」と「iDeCo」の使い分けを教えてくれるよ…という話題でした。
参考リンク:
iDeCoを扱う金融機関は150社以上あります。全体のなかでどの金融機関がいいのか知りたい方は、こちらを参考にしてください。
iDeCoの資産配分の方法などについては、いい本がたくさんでています。自分のお金です。本で基本的知識を身につけたいですね。
iDeCoを続けることで成果をだしている方もいます。成功体験を共有していきたいですね。