2021/08/13
今日は世界にとって歴史的な一日でした。
午後は会議中で、イギリスの国民投票の結果を知ったのは午後2時頃でした。
安定と調和を尊重する日本人からすると意外な結果にもうつりますが、やはり移民問題とEUへの不満のあらわれでしょうか。国民投票で大きな方向性を決めてしまうことに、イギリスと日本の文化の違いを感じます。
ということで、歴史的な一日を記念して、今日の株価の動きと積立投資の基本戦略を確認したいと思います。
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株価暴落と報道
今日は株価が大幅に下がった一日でした。
円相場は、2年7カ月ぶりに、一時1ドル = 99円台まで急騰し、日経平均株価の終値は、前日比1286円33銭(7.9%)安の1万4952円02銭でした。
日経平均株価の下げ幅は歴代8番目の大きさとなり、2000年以降では2番目の下落幅だということです。
欧州株式市場も、英国の国民投票の結果を受けて下がっているといいます。キャメロン英首相は辞意を表明するなど、ニュースは金融不安を伝えています。
今後も株価はしばらく下落傾向で推移するものと思われます。世界にとって大きな影響のある国民投票となりました。
積立投資の投資戦略を確認する
これからしばらくは大幅な下落局面になることが予想されます。
こういうとき、基本が守れているかどうかが重要です。自分のなかで整理するためにも、インデックスファンドでの積立投資のポイントを整理したいと思います。ポイントを10個にまとめてみました。
- 積立投資は、相場を見ずに買い続け、長期間続けることで成果を得る投資法
- 積立投資の基本は、長期・分散・低コスト
- 生活防衛資金を準備し、当面使う予定のないお金で投資する
- 国内債券クラスを防波堤として組み入れ、最悪のシナリオを想定してポートフォリオを構築する
- インデックスファンドを使った積立投資は、売らないかぎり負けない投資であることを理解する
- どんな局面でも毎月定額で購入する
- 短期間で一喜一憂せず、中長期的な資産運用を心がける
- 下落局面は、投資信託を安く買うことができると心得る
- 下落局面で恐怖心から売ってしまっては元も子もない
- 積立投資と相性がいい人は、長い目でみれば世界経済は成長すると信じられる人
インデックス投資の方針を確認するには、今回の出来事は良い機会だと思います。
平穏に感じられる一日
英国のEU離脱という歴史的な一日で、歴史の一場面を見たという意味では興奮する一日でした。
とはいえ、株価暴落でインデックス投資としても興奮する一日だったかというと、全くそうではなく、平穏に感じられるいつも通りの一日でした。
むしろ、前日、前々日にブログを書いていたときのほうが、やや興奮ぎみだったかもしれません。笑
日本の株価も1万5000円前後で、世界の相場も自分のポートフォリオからすると想定内の動きです。国内債券クラスが防波堤になって、分散投資をしていることで、自分のポートフォリオの動きはマイルドです。
もっと相場が下がっても余裕で対応できるレベルですが、リスクはおさえぎみぐらいがいいと思います。どんな局面でも積立投資を続けることが大切です。
追加投資も考えていますが、まだしばらく様子を見ようと思います。
基本さえ守っていれば何も問題はない
仕事も順調に終え、平穏な一日が終わりました。
基本さえ守っていれば、積立投資に何も問題はありません。これがインデックス投資のいいところです。
まだ積立投資を経験したことがない方にも、この良さを知ってほしいと思います。