2021/08/13
マネックス証券は6月21日、iDeCo(個人型確定拠出年金)のサービスに参入すると発表しました。
2017年9月下旬のサービス開始予定です。
今日の日経新聞にも掲載されています。その特徴を紹介したいと思います。
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マネックス証券のiDeCoの特徴
まだ詳細は明らかではありませんが、マネックス証券のホームページではマネックス証券のiDeCoの特徴を次のように説明しています。
- ロボ・アドバイザーで簡単スタート
ロボ・アドバイザーがお客様の資産形成に適う運用商品を提案するiDeCo専用アドバイスツールの提供を予定していますので、資産運用初心者の方にもスムーズに年金運用を開始していただけます。
- お申込み手続きが簡単
ウェブサイトからの資料ご請求時にご入力いただいた情報を印字した申込書類をお届けしますので、その後の書類記入の手間が減り、簡単にお申込みいただけます。
- いつでもどこでも年金資産をチェック
PCやタブレットおよびスマートフォンなど様々なツールから時間や場所を選ばずに年金資産の運用状況をご確認いただけます。
- ウェブサイトでいつでも運用商品の配分比率変更や入れ替えが可能
拠出する掛金で購入する運用商品ごとの配分比率の変更やこれまで積立てた運用商品の入れ替え(スイッチング)を、ウェブサイトでいつでもお手続きいただけます。
- 豊富な商品ラインアップ
多様なアセットクラス・運用手法をカバーする豊富な商品ラインアップから運用商品をお選びいただけます。
ロボ・アドバイザーサービスとの連動が大きな特徴のようです。
ロボ・アドバイザーが加入者の資産形成に適う運用商品を提案するiDeCo専用アドバイスツールを提供するとあります。マネックス証券はマネラップというロボ・アドバイザーを展開していますので、そういった機能を基本にiDeCoを展開しようということでしょう。
ネット証券の参入はSBI証券、楽天証券に次いで3社目となります。後から参入するマネックス証券はどのような料金設定をするのでしょうか。
すでにSBI証券と楽天証券の2社は「条件なし」で口座管理手数料の無料を実現しています。
後発ならではのアイディアを期待したい
まずは、低コストのインデックスファンドを投入することが必須の条件になると思います。SBI証券と楽天証券を超えるラインアップを実現できるでしょうか。
また、iDeCoでも「1つのバランス型投信で運用したい」というニーズは高いと思います。使いやすいバランス型投信を設定できるかどうかも注目点です。後発ならではの新規性を期待したいです。
また、ロボ・アドバイザーの展開についても個人的には注目しています。
アメリカでは高性能のロボ・アドバイザーサービスが展開されています。
ゆくゆくは、iDeCoだけで資産配分するのではなく、iDeCoやつみたてNISA、特定口座をまたがって資産運用の提案をしてくれるような総合資産運用を可能とするロボ・アドバイザーが登場するといいですね。
マネックス証券のロボ・アドバイザーは、現状では優位な状況にあると思います。他社を驚かせるサービスでぜひ巻き返してほしいですね。
以上、マネックス証券がiDeCo(個人型確定拠出年金)参入発表…という話題でした。
参考リンク:
各社はiDeCoのサービスを充実させています。マネックス証券のプラン内容の発表を楽しみにしたいと思います。
ロボ・アドバイザーはアメリカのほうが進んでいます。日本よりずっと低コストで資産運用を提案してくれます。
ウェルスフロントのロボ・アドバイザーは、ポートフォリオの提案にとどまらない総合的な資産管理サービスが展開されています。