2021/08/13
SBI証券は、「Tポイント」を取り入れたサービスを開始します。
SBI証券を利用することで「Tポイント」を貯めることができ、SBI証券の取引で「Tポイント」を使うことができるようになります。
投資信託保有で「Tポイント」が貯まるようになりますし、「Tポイント」で投資信託を購入することもできます。
SBI証券を使っている方には、利便性が高まるニュースです。
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SBI証券×Tポイント
SBI証券はこれまでもSBIポイントが貯まるサービスを実施していましたが、新たに「Tポイント」が付与されるサービスがスタートします。
サービスの開始は2019年7月20日を予定しています。
プレスリリースもでています。
SBIポイントで貯めたい人はそのまま利用できますし、Tポイントにしたい方は、サービスの利用規約に同意すればTポイントが付与されます。
サービスの内容は具体的には下記のとおりです。
Tポイント投資(Tポイントが使える)
投資信託の買付代金にTポイントが利用可能になります。
1ポイント1円相当で、投資信託を購入することができます。
ただし、積立買付、口数買付、ジュニアNISA口座における買付は対象外となっています。
積立で利用できないのは、やや利便性に欠けるところですが、今後の改善を期待したいですね。
Tポイントが貯まる
対象となる取引やサービスの利用でTポイントが貯まります。
これまでは、取引実績等に応じてSBIポイントが貯まりましたが、2019年7月20日以降に、新ポイントサービスの利用規約に同意した方にはTポイントを付与されます。
投資信託の保有については、次のような記述になっています。
Tポイント
・対象投資信託の月間平均保有額が、
1,000万円未満のお客さまに年率0.1%相当のポイント
1,000万円以上のお客さまに年率0.2%相当のポイント
※一部のファンドは0.1%未満の付与率となります。
これは、おそらく現在の投信マイレージサービスと同じと考えていいのだと思います。
投信マイレージは、現状では投資信託によって4つのポイント付与のパターンがあります。
・通常の投資信託(0.1%、1,000万円以上で0.2%)
0.1%のSBIポイント。投信の保有残高が1,000万円以上で付与率が2倍(0.2%)。・低コストの投資信託(0.05%)
0.05%のSBIポイント。アセットマネジメントOneの「たわらノーロード」シリーズなどの投資信託が対象。・超低コストの投資信託(0.03%)
月間保有金額に関わらず一律0.03%。「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」や「eMaxis Slim 先進国株式」「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」など14本が対象。・さらに超低コストの投資信託(ポイントゼロ)
2本はポイントゼロ。「SBI-EXE-i つみたて先進国株式ファンド」「SBI-EXE-i つみたて新興国株式ファンド」が対象。
楽天証券の場合は、どの投資信託保有でも一律0.048%の楽天スーパーポイントの付与とシンプルです。
これに対して、SBI証券は少し複雑です。
たとえば、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」やニッセイAMの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」、楽天の「全世界株式インデックス・ファンド」などの14本は0.03%となっています。
ファンドによってポイント付与率が異なります。各ファンドのポイント付与率は、ホームページで確認してみてください。
今回のキャンペーンは魅力
今回のTポイント導入にあたり、SBI証券はポイントキャンペーンを実施するとのことです。これが魅力です。
① 総額2,000万円相当!20名のお客さまにTポイント100万ポイントプレゼント!
② 口座開設で、20万ポイントの期間固定Tポイントを100名のお客さまで山分け!
③ 「Tカード番号登録」で、期間固定Tポイント100ポイントプレゼント!(※先着60,000名さま)
とりあえず、先着6万名の100ポイント付与は確実にもらいたいですね。
20名に100万ポイント付与というのもすごいですね。20名に100万円です。当たれば大きなメリットです。
SBI証券を利用している人には、選択肢の幅が広がるニュースだと思います。
SBI証券の利便性が高まる嬉しいニュースですね。
以上、SBI証券で「Tポイント」が貯まる!使える!サービススタート!…という話題でした。
参考リンク:
投資信託のポイント付与率は各社で異なります。低コスト投信については、ポイント付与率は楽天証券のほうがSBI証券より有利です。これから証券口座を開設する方は、両者の利便性を比較するといいと思います。
楽天証券のいいところは、クレジットカード利用の投信積立で1.0%の還元があるところです。これはSBI証券にはないメリットです。私も毎月500ポイントが付与されています。
楽天証券は、つみたてNISAでもポイント利用が可能です。今日のプレスリリースでは、積立でポイントが使えないとのことですので、SBI証券も楽天証券に負けずに頑張ってほしいと思います。