2021/08/13

「平成」の時代が終わりを迎えようとしています。
平成元年を10代で迎えた世代としては、はっきりと「平成」がどんな時代だったかを思い出すことができます。
振り返ってみると、平和でいいところもありましたが、もう少し良くできたところもあったような気もする時代でした。
個人的な感想で「平成」を振り返ってみたいと思います。
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戦争がなかった「平成」
1番良かったことは「昭和」の時代と違って、「平成」では戦争がなかったことです。
大きな戦争で傷ついた「昭和」でした。
「平成」の時代に戦争がなかったことは、何より幸せに感じられるところだったと思います。
「令和」でも戦争がない時代が続いてほしいと心から思います。
時代にキャッチアップできなかった「平成」
もう少し良くできたところもあったかな…と思うのも「平成」の特徴かもしれません。
世界は急激に変わっています。投資をはじめてから、世界経済の動きを強く意識できるようになりました。投資をはじめてよかった個人的変化の1つです。
アメリカと中国の覇権争いが熾烈です。プラットフォーム企業によるイノベーションは、人々のライフスタイルと生き方を変えようとしています。
世界の動きを知れば知るほど、いつの間にか時代から取り残されているのが日本の現状のような気がしています。昭和の古い価値観がいまだに世の中を支配していると感じることも多くなりました。
証券会社や地方銀行の業績が新聞上で話題になるようになりましたね。
時代に合わせられない企業が淘汰されるのは宿命だと思います。
平成の前半は、国内製品を愛用していた時代でした。携帯電話も国産で、パソコンも国産製品を愛用していました。
しかし、「平成」という時代を過ごすうちに、気づけば利用するサービスは海外資本のものばかりになりました。
私の場合、今となってはスマホとパソコンはApple、ビジネスではMicrosoftとGoogle、コンテンツはAmazonとNetflixとなりました。地上波のテレビはほとんど見ることがなくなり、新聞もとらなくなりました。
唯一国内のサービスで気に入っているのが楽天です。楽天証券と楽天銀行は特に便利で、チャレンジングな楽天のサービスは気に入っています。
社会全体で「変化」というリスクをとれなかったのが、平成という時代のような気がしています。
「令和」で投資信託で資産形成がふつうのことに
投資をはじめて8年近くが過ぎようとしています。
それからここ数年で「つみたてNISA」や「iDeCo」が浸透して、投資環境も格段に良くなりました。投資信託で資産形成をすることが、少しずつ広がりつつあるように思います。
昭和の時代は、高度経済成長の恩恵と普通預金の金利で、銀行に預金するだけでも十分に資産形成が可能でした。ですが、今は状況が違います。
少しずつでもコツコツと、低コストの投資信託で資産形成を続けていくことが重要だと思っています。
私もインデックスファンドで資産形成をはじめて、このまま続けていけば、将来の資産の見通しをつけることができると確信が持てるようになりました。
将来に対する不安が減ったことが、私にとって大きなメリットでした。
「令和」の時代が、少額から投資信託でコツコツと資産形成をしていくことが、多くの人にとってふつうのことになるといいなと思います。
次の時代も、いい時代にしていきたいですね。
以上、「令和」時代には投資信託で資産形成がふつうのことに…という話題でした。
参考リンク:
ネット証券の口座を開けば、今は100円から全世界の株式に投資できます。便利な時代になっています。
インデックスファンドの魅力は、世界の箱庭をかんたんに持つことができるところです。誰でも少額から資産形成ができます。
トマ・ピケティの『21世紀の資本』を読むと、資産形成のメリットに気づけるかもしれません。投資なんて自分には関係ないと思っている人も多いかもしれませんが、そのメリットは絶大です。