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ジャック・ボーグルが語る投資のコツ。

time 更新日:  time 公開日:2018/10/08
ジャック・ボーグルが語る投資のコツ。

ウォールストリートジャーナルのネット記事にバンガードグループ創業者のジョン・C・ボーグル(ジャック・ボーグル)氏の言葉が紹介されていました。

「バンガード創業者が説く、シンプルな投資のすすめ」というコラムです。

そのなかで改めて心に響いたのは、「投資は、自分がコントロールできるものに注力する」というメッセージです。ご紹介したいと思います。

 

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自分がコントロールできるものに注力する

この記事は、「ボーグルヘッド」と呼ばれる投資家たちの交流の様子を紹介する記事です。

いくつもの名言が紹介されていますが、ボーグル氏がいつもコメントしているのは「投資は自分がコントロールできるものに注力すべきである」というメッセージです。

記事では次のように紹介されています。

株式については、長期的にはインフレ調整後の値上がり率が年平均で4%を超える可能性は低いと警告し、世界中の投資家は「もっと節約し、コストを減らした方がいい」と述べた。

さらに、投資家は自分がコントロールできるもの(例えば手数料や税金)をコントロールし、コントロールできないものは諦めるべきという自身の信条を繰り返した。

「コントロールできるもの」というのは、手数料税金です。投資家がコントロールできるのはその程度なのです。

日本でいえば、低コストのインデックスファンドを選ぶことや、「つみたてNISA」や「iDeCo」などの非課税枠を最大限活用することがこれにあたります。

売買を繰り返して手数料を高く払っていたり、「つみたてNISA」などの非課税枠を使わなければ、それだけで長期での投資リターンは小さくなります。

そして、分散投資をすることでリスクをコントロールすることも重要なポイントです。

コントロールできないものは諦める

この裏返しのメッセージは、「コントロールできないものは諦める」ということです。この記事でもボーグル氏は、「コントロールできないものは諦めるべき」と述べています。

コントロールできないものといえば、世界市場の成長や市場の行方ですね。

投資を続けているとわかるのですが、「コントロールできないものは諦める」という境地に立てると、長期投資は心地いいものになります。これは私の実感でもあります。

手数料やコスト、リスク管理に注力して、市場に惑わされずに淡々とインデックスファンドを積立していく…これがボーグル氏のメッセージです。

インデックスファンドの時代を切り開いたボーグル氏の言葉は重いですね。

そして、「自分がコントロールできるものに注力する」というのは、仕事にも通じるメッセージかもしれません。

私も、自分がコントロールできるものに注力したいと思います。

以上、ジャック・ボーグルが語る投資のコツ…という話題でした。

 

参考リンク:

ボーグル氏のファンは「ボーグルヘッド」と呼ばれていますが、そのメッセージは日本の投資家にも参考になります。

 

ボーグル氏の著書は参考になります。この本は新しい翻訳で「インデックス投資は勝者のゲーム」として販売されています。

 

ボーグル氏のメッセージは一貫しています。参考にしていきたいですね。

 

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なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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