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iDeCoの受け取り時に相場が下落するのは心配にならないのか。

time 2017/12/05

iDeCoの受け取り時に相場が下落するのは心配にならないのか。

ブログのコメント欄にご質問をいただきました。

iDeCoの受け取り時の相場が心配にならないのか、というご質問です。

お答えしてみたいと思います。

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iDeCoの受け取り時の相場について

きくちさんから次のようなご質問をいただきました。

ありがとうございます。

はじめまして。
検索をしていたら「東証マネ部」に辿り着き、「世界のGDP比率を参考にバランスよく」という考え方がわかりやすく、このブログまで伺いました。

恥ずかしながらこちらのブログで初めて「iDeCo」について知りました。
iDeCo口座には先進国株式のみとのことですが、教えて欲しいことがあります。

iDeCoは60~70歳の間に受け取らなければならないようですが、例えばリーマンショックのように相場が下がる状況ともし時期が重なってしまった場合、元金を割った金額を受け取らなくてはならないのでは?と素人考えで危惧しております。
受け取れるのが10年間だけというのはなんとなく感覚的に短く思えるのですが、相場が回復するのに10年というのは十分な時間なのでしょうか?

的外れな心配を元にした質問でしたら、申し訳ありません。
何卒よろしくお願い致します。

iDeCoの受け取り時にリーマンショックのような相場が下がる状況になったらどうするのか、というご質問です。

iDeCoも投資のひとつですので、相場の動向は気になるところだと思います。

資本主義のメカニズムを理解する

まず、iDeCoの受け取り時に前代未聞の下落相場に遭遇したらどうするのか、というご質問については、「まあ、下落相場に遭遇する可能性はゼロではないですよね。」とお答えするしかありません。

未来は私にはわかりませんし、誰もが予測不能なのが相場です。

ただ、私の場合はiDeCoの引き出し時期までに約20年があります。

自分の経験則と資本主義の仕組みからすると、20年後まで着実に積立を続けていれば、自分のiDeCo口座の資産は、仮に下落相場に遭遇したとしても、マイナスにならない程度で持ちこたえるレベルに資産は増えているのでは、という気がします。

なぜそう考えるかは説明が難しいですが、資本主義のメカニズムがそういうものだから、というところでしょうか。

私は先進国株式100%でiDeCoを利用していますが、時間を味方につけることで、資本主義の仕組みから考えれば、下落相場での買いつけも手伝って、少しずつ増えていくのだと思っています。iDeCoの出口までに、おそらく何回かの下落相場を経験して、そこでも負けずに積立をしていれば、安い価格で購入できているはずです。

そう思える人は積立投資をすればいいですし、もちろん、そう思えない人は投資をしないほうがいいと思います。

そして、下落相場に遭遇した場合の対処ですが、ある程度は受け取り時期をずらす余裕は持っていたいと思います。

ちなみに、リーマンショックは5、6年で相場が回復しました。

未来はわかりませんが、仮に60歳になったときに下落相場に遭遇したとしても、10年の期間があればそれなりに対応できるのではないでしょうか。

iDeCoの所得税控除のメリットを含めれば、「元金を割った金額を受け取らなくてはならない」という気分には、たぶんならないと思います。

このあたり、私は楽観的です。

心配な気持ちもわかりますし、そう思えない人は投資をしなければいいだけです。投資は自己責任の世界ですし、残念ながら自分以外の誰かが責任をとってくれるわけではありません。

長期投資という船に乗るか、それとも乗らないか、というところですね。

船に乗った人にだけ、見える景色があるのだと思います。

自分のお金が世界経済に貢献している

積立投資をしているのは、もちろん、自分の資産を増やしたいという目的があります。

ですが最近、違う感覚もあります。

それは、自分のお金が世界経済に貢献している、という感覚です。

出口を心配して投資をしないよりも、私は世界経済の発展に期待して、自分のお金を世界に投じてみたいという思いもあります。

そうしなければ、銀行の普通預金の口座に遊休資産として無駄にあるだけです。

こうした境地になるのは、何年か投資を続けてきたというのが大きいと思います。

ということで、所詮はお金の話で、命をとられるわけではないと割り切っているところもあり、私は楽観的なスタンスです。

ご質問ありがとうございました。

以上、iDeCoの受け取り時の相場が心配にならないのか…という話題でした。

 

参考リンク:

金融庁がレポートのなかで長期で積立をした場合のシミュレーションをしています。過去が未来を保証するわけではありませんが、参考にはなると思います。

 

投資のコツは、自分のお金を「長く」参加させることです。時間を味方につけられる人ほど、有利になります。

 

資産運用で大事なことは、市場の熱狂や狼狽に巻き込まれないようにすることです。熱狂や狼狽のなかで、いかに自分が冷静でいられるかが大切です。

 

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コメント

  • なるたくさん、こんにちは。
    なるたくさんがどこかですでにご指摘かもしれませんが、この質問者のかたの受け取りの期間のとらえ方が少し現在のシステムと違ってるかなという感じがします。文章表現上のことかもしれませんが、70歳ぎりぎりまで据え置いて、20年の年金受け取りにすると90歳まで運用期間を伸ばせるのでは?加入期間が10年未満の場合の受取開始年齢はいろんなところで書かれてますが、受け取り方法はあんまり書かれてないかな。コメント入れる前に確認すればいいのですが、出勤直前なので、あとでもう一度調べてみます。60歳から90歳までなんとか運用が続けられたような。30年あれば暴落があっても結構回復するのでは。

    by TKD €2017年12月6日 6:42 AM

  • TKDさん

    コメントありがとうございます。

    >70歳ぎりぎりまで据え置いて、20年の年金受け取りにすると90歳まで運用期間を伸ばせるのでは?

    ご指摘のとおりですね。今回のエントリーではそこまで気がまわりませんでしたが、その点も指摘してあげるといいかもしれませんね。
    iDeCoの出口戦略は難しいので、ブログでも書くのが難しくて避けていたところです。
    これをきっかけに整理できれば、やってみたいと思います。ありがとうございます。

    なるたく

    by loloinvestors €2017年12月6日 9:46 PM

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なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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