2021/08/13

日経新聞に「つみたてNISA」に関連した特集記事が掲載されていました。
なかでも、セゾン投信の中野晴啓さんの一言がよかったので、ブログに残しておきたいと思います。
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投資続ければ利益は出る
セゾン投信の中野社長は、積立投資の利点を聞かれて、次のように答えています。
どのような資産でも、右肩上がりで増え続けることはない。2008年のリーマン・ショックのような危機もある。それでも積み立て投資なら利益は出る。当社の主力投資信託の基準価格が07年3月から17年8月まで年3・2%増だったのに対し、積み立て投資のインベスターリターン(保有者の運用成果)は年6・1%増だった。
大事なことを短いメッセージのなかに込めてくれています。
強調しておきたいと思います。はじめての人には参考になるコメントです。
- 右肩上がりで増え続けることはない
- それでも、積立投資なら利益は出る
記事の見出しにあるとおり「投資続ければ利益は出る」のです。
確信を持ってコメントしてくれる方は心強いです。
セゾン投信の10年間のリターンは年6.1%増だったといいます。リーマンショックの期間を含んでいますが、下落相場でも続けていればリターンがでた10年でした。
はじめての人に参考にしてほしい記事の内容になっています。
大事なのは続けること
この記事のポイントは「続ければ利益が出る」ということです。
大事なのは続けることです。
続けるのが一番難しいのが、積立投資なのかもしれません。
これからくるであろう下落相場に向けて、いかにしたら続けられるかを考えておくことが、一番大事かもしれませんね。
以上、投資続ければ利益は出る…という話題でした。
参考リンク:
途中で下りられないという意味では、インデックス投資はジェットコースターに似ていると思います。急落することを想定しておけば、ジェットコースターと同じで恐怖心は小さくなります。
なぜ個人投資家は残念な売り方をしてしまうのか。バートン・マルキール教授がその理由を教えてくれます。多くの人が理解できていない点かもしれません。
下落相場を前に個人投資家が考えることはひとつです。積立投資は、下落相場を受け止めて利益を出す投資法です。