2021/08/13
大和証券投資信託委託の「iFree」が6本の信託報酬を引き下げることを発表しました。
2017年9月5日付けでプレスリリースもでています。
「つみたてNISA」スタートを前に、個人投資家にとって嬉しい動きが続いています。
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「iFree」が6本の信託報酬を引き下げ
「iFree」シリーズは14ファンドのうちの6ファンドの運用管理費用を引き下げます。2017年10月2日に信託報酬を変更予定です。
日経新聞でも報道されましたが、その狙いは次のように記載されています。
長期投資を前提とするつみたてNISAは手数料を抑えることが求められており、最低水準にそろえて競争力を確保する狙いだ。
やはり「つみたてNISA」を見据えた対応ということができるでしょう。各社は信託報酬でアピールする方向性に動いていますね。
先進国株式クラスが最低コスト
このなかで「iFree外国株式インデックス」が0.2052%(税込)と、現時点で名目上の信託報酬としては最低コストクラスになっています。
これは、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」や「たわらノーロード先進国株式」の0.216%(税込)より低い水準です。
やはり、他社と同率というのもひとつの戦略ですが、他社より少しでも安いと目立ちますね。
価格も広報戦略のひとつです。これで「iFree」シリーズの認知度も高まることになります。
「つみたてNISA」で投資環境の改善に
これまでも十分に低コストでしたが、来年の「つみたてNISA」を見据えて各社がしのぎを削っています。
投資環境の改善は目覚ましいところです。
今後、ニッセイアセットマネジメントや三菱UFJ国際投信がどのように動いてくるのかが注目されます。
こうした環境を味方につけて、少しでも多くの人が資産形成の一歩を踏み出せるといいですね。
以上、「iFree」が6本の信託報酬を引き下げ!…という話題でした。
参考リンク:
インデックスファンドの比較記事に最新情報を反映しました。他社のファンドとの比較はこちらを参考にしてください。
今回「iFree8資産バランス」の信託報酬も引き下げられました。SBI証券のiDeCoを利用して、「iFree8資産バランス」1本でシンプルに資産形成をしたいという人にとっても、今回はいいニュースになりましたね。