2021/08/13
部下の指導の仕方に迷っていませんか。
「心の報酬」で組織のパフォーマンスが高まります。リーダーの役目は、部下にわくわく感を与えることです。
それがわかれば、組織は強くなります。
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社員もパートもみずから動き出す「心の報酬」の与え方
レビューで高評価だったので目にとまりました。「なか見!検索」で立ち読みしたところ、おもしろかったので購入です。
お金を増やす基本は「仕事で稼ぐ力」を身につけることです。
働いていればいずれ部下ができて、上司としての役割が求められます。チームワークを向上させ、業績を上げるにはどうしたらいいのか。その秘訣が端的に書かれていて参考になりました。
ポイントになったフレーズはこれです。
人のために働く喜びを感じられる社員こそが、真の顧客満足・顧客感動を生み出すことができる
これは、理屈ではわかっていても、部下に働く喜びを感じられるように導いていくのは、そんなにかんたんなことではありません。
この本のポイントになるキーワードは「心の報酬」です。「役立ち感」、「成長感」、「絆・連帯感」が重要だといいます。
どうすれば「心の報酬」を社員に与えることができるのか、そのヒントが満載でした。
著者は、時給760円の主婦パートから3年で店長昇格、現在はコンサルタントとして活躍している中昌子さんです。読みやすい文章で、おすすめできる一冊になっています。
最近、若い世代との考え方の違いを意識するようになりました。そんな世代間ギャップを解消するヒントにもなると思います。
今月は、リーダーや上司論が多かったです。参考になる一冊に出会えました。