2021/08/13
今日のNHK「クローズアップ現代+」は、“先行き不安病”を斬る!わが家のマネー防衛”というテーマでした。
マネーの不安ありませんか?先行き不安病からどうすれば解放されるのか…目先に振り回されない「しぶとく支える家計防衛」を考える、という内容でした。
コメンテーターとして出演されていた山崎元さんのコメントがよかったです。
せっかくなので山崎元さんの金言をまとめておきたいと思います。
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山崎元さんの金言まとめ
不安の正体を見るということが大事
漠然とある不安は金融業界の狙い目。不安の正体を見るということが大事。
将来必要なお金を計算して、適切にリスクをとるようにする。不足しているから、不安だからとリスクをとると、不適切な商品を選んでしまうことがある。
かなり不安を煽る構成でしたが、お金の不安が先行してしまうと、金融機関のカモになってしまいます。将来必要なお金を計算して、適切にリスクをとる…いいコメントでした。
普通預金は悪くない
普通預金にお金を置いておくのはもったいなくない。慌てる必要はない。
普通預金は上手に使っていきたいですね。ある程度は普通預金でお金を管理しましょう。
個人向け国債(変動金利10年型)はいい商品
個人向け国債(変動金利10年型)はいい商品。銀行の預金より安全、元本保証、銀行預金よりも利回りがいいという3つのメリットがある。
私も個人向け国債を持っています。リスクをコントロールするにはいい商品です。
良い商品かどうかは手数料で判断する
良いものをもあればダメなものもある。その区分けをするのが手数料である。外貨建て保険は、手数料が高く商品選択としてはダメ。
ここが山崎さんの真骨頂でしょう。コスト意識が大事です。
インデックスファンドを買うのがいい
信託報酬が0.2%程度の低コストのインデックスファンド(株価指数に連動する投資信託)を買うのがいい。
「インデックスファンド」という言葉が2回ほどでてきましたが、意味がわかったでしょうか。この番組をきっかけにインデックスファンドを知ることができた人はラッキーです。
手取りの2割を貯蓄する
必要なお金をきちんと計算してみること。手取りの2割を貯蓄していくと、老後も現役時代の7割のお金で生活できる。恐れる必要はない。
手取りの2割を天引き貯蓄をしていけるのが理想ですね。
人間のリスクに気をつける
人間のリスクに気をつける。不適切な商品を勧められるかもしれない。相談する相手と購入する相手を分けること。
「人間のリスク」という言葉、よかったですね。大事な点です。
iDeCoは使うといい
掛金運用益が非課税になるiDeCoは使ったらいい。課税所得がある人は得な仕組み。しかし、選ぶと失敗する「地雷」がたくさんある。低コストのインデックスファンドを選ぶといい。
iDeCoは使うといいと思います。60歳まで引き出せませんが、所得税控除のメリットは絶大です。
お金の知識を身につけよう
ということで、お金の「不安」をかなり煽る構成でしたね。苦笑
「外貨建て保険」などの手数料の高い金融商品を買う方もいるようで、お金の知識はまだまだ浸透していないんだな…というのが私の感想でした。
「人間のリスクに気をつける」という台詞、よかったです。
過剰に不安になる必要は、私もないと思います。山崎元さんの金言をふまえて、まずはお金の正しい知識を身につけていきたいですね。
以上、クローズアップ現代+の「わが家のマネー防衛」特集を観ました…という話題でした。
参考リンク:
iDeCoは、所得がある人は最優先に使ったほうがいい仕組みです。金融機関選びが大事になります。金融機関を間違えると、手数料で大きく損をしていまいます。
iDeCoをするなら本を読んで勉強をしましょう。山崎元さんがいう「地雷」を避けることが大事です。
投資の本もじつは玉石混淆です。外貨建て保険がなぜ悪いのか、インデックスファンドとはなにか。山崎元さんの本など、質の高い本で学んでいきたいですね。