2021/08/13
今日の日経新聞は、ネット証券やインデックス投信に関する記事が2つありました。
多くの人にインデックス投信の情報を知ってもらえるいい機会だと思います。各紙面はそれぞれ見ていただいて、思ったところを書きたいと思います。
sponsored link
目次をタップすると見出しにとびます
株式取引でもネット証券が優位
1つの記事は、株式取引の手数料もネット証券が優位という話でした。
個人の株売買代金に占めるネット証券のシェアは8割超に達するそうです。
私は株式の取引はしていませんが、株式や投資信託の購入をするなら、ネット証券を利用すれば手数料が割安になるのは大きなメリットだと思います。
ネット専用投信残高が2年で倍になる
もうひとつの記事は、ネット専用投信に関するものです。
インターネットで販売される投資信託の設定が相次いでいて、投資信託の純資産総額は5000億円強になり、この2年で2倍以上になったそうです。
ネット専用投信は現在約10社が運用している。具体的には三菱UFJ国際投信が「eMAXIS」、三井住友トラスト・アセットマネジメントが「SMT」、野村アセットマネジメントが「Funds―i」などとしてシリーズ化している。インデックス型が多いのはそもそも銘柄選別に手間をかける必要がなく、コストを抑えられるからだ。ネット専用ならコストをさらに低く設定できる。
インデックス投信も確実に低コスト化しています。eMAXISやSMT、Funds―iなどに加えて、ニッセイのインデックスシリーズやたわらノーロードなど、低コストのインデックス投信がたくさん設定されています。
こうした低コストの投資信託を利用するには、ネット証券を利用することが必須の条件となります。
投資のリターンを高めるには、コストに配慮することが重要です。
低コストの投資信託を利用できるのは、個人投資家にとって大きなメリットだと思います。
ネット証券に対面化の動き
記事によれば、ネット証券に「対面化」の動きもあるようです。
単純な手数料の安さでは差別化を図れないとみたネット証券の間では今「対面化」の動きが広がる。SBI証券や楽天証券は独立系の金融アドバイザーと提携し、資産運用アドバイスを提供。これらを通じた売買でも対面型証券以下の料金だ。
投資となると、誰かのアドバイスがほしいと思う人が多いのかもしれません。
ただ、そういう人がいつも適切なアドバイスをしてくれるとはかぎらないという感覚は、どこかで持っていたほうがいいと思います。
私はシンプルな積立投資で投資に手間をかけず、仕事や家庭に時間を使いたいと考えています。積立投資という方法なら、独学でも基本を勉強すれば、専門家のアドバイスがなくてもやっていけそうです。
基本は長期・分散・低コスト
記事でたくさんの情報を読んでいて思うのは、金融商品や投資方法はいろいろあるけど、やはり基本が大事だということです。
積立投資のポイントは、リスクを分散すること、毎月定額で購入すること、低コストの投資信託を選ぶこと、時間を味方につけることだと思います。
安定的に増やすためには、「長期・分散・低コスト」が重要です。
低コストのインデックス投信をコツコツ積み立てる、シンプルな積立投資でいきたいと思います。
以上、積立投資の基本をおさえることが大事だと思う…という話題でした。
参考リンク:
積立投資をする際には、行動経済学を学んで自分の行動を客観化しておくことは有益です。基本を学んでおきたいですね。