2021/08/13
本日、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」の表彰式が行われました。
私は仕事で残念ながら参戦は叶いませんでしたが、発表からしばらく後にTwitterで内容と雰囲気を知ることができました。
これから積立投資をはじめてみたい人に読んでもらうことを意識しながら、その感想を書いてみたいと思います。
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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」の10位までの結果がこちらです(カッコ内は2017、2016、2015の順位)。
第1位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)(初登場)
第2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(2←1←1)
第3位 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)(初登場)
第4位 野村つみたて外国株投信(初登場)
第5位 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)(初登場)
第6位 ひふみ投信(6←6←5)
第7位 eMAXIS Slim新興国株式インデックス(初登場)
第8位 たわらノーロード先進国株式(8←2←-)
第9位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)(9←3←3)
第10位 iFree S&P500インデックスファンド(初登場)
なんと10位のうち6本が初登場ということになります。
昨年から大幅に順位が変わりました。これはひとえに「つみたてNISA」効果でしょう。
以下で、1位から3位について特徴をコメントしてみたいと思います。
第1位は楽天VT
第1位は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)」です。
39名の方が投票、95ポイントです。
ホームページには投票者の評価も掲載されています。
あのVTを簡単、かつ、チャレンジャブルな信託報酬率で提供したことは、すばらしい。
つみたてNISAに反応し、世界のバンガードをローコストで販売する新しい枠組みを作った気概を大きく評価したい。
「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」が投資信託で100円から買える時代になりました。海外ETFは初心者にはハードルがそれなりにあります。
これ1本で全世界に投資できます。本家VTが9位ですから、その利便性が評価された形です。
第2位はニッセイ外国株式
第2位 は「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。
34名の方が投票、79ポイントです。
3年連続で信託報酬率を引き下げ、個人投資家の熱い期待に応えてくれたことに敬意を評して。これからもFund of the Yearの受賞商品の名に恥じない運用を期待したい。
残念ながら4連覇はなりませんでしたが、3年連続で信託報酬を引き下げたことが評価された形です。
低コストファンドの競争は激化しています。今年は試される1年になります。
第3位は楽天VTI
第3位は「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」です。
33名の方が投票、70ポイントです。
ずっと欲しかったけれどなかなか手が出しにくかったVTIをこんなにも手軽に販売してくださり、嬉しく思います。まさに、「こんな商品が欲しかった!」の一言です。これを機に本格的にアメリカ株へシフトチェンジするつもりです。
昨今は米国株に人気がありますが、そういったニーズを捉えるファンドです。
低コストでアメリカ株式に広範に分散投資できる貴重なファンドだと思います。
FOY2017は混戦の結果に
今日のうちにホームページに投票結果が公表されています。ポイントも評価コメントも掲載されているので、はじめての方には参考になると思います。
これをみると1位は突出していましたが、それ以外はかなりの混戦だったことがわかります。
特に、第5位から第10位は僅差です。
第5位が55ポイント、第10位が48ポイントですから、7ポイントの間に6つのファンドが入っていたことになります。大混戦といった状況ですね。
初登場の多い「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」になりました。
運営の皆様、レポートしてくれた皆様、ありがとうございました。参加していない私もすぐに結果と雰囲気を知ることができました。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」は、個人投資家による、個人投資家のための投資信託ランキングです。「つみたてNISA」をきっかけに、積立投資をはじめようという方も多いと思います。
多くの人にとって、投資信託選びの参考になるといいですね。
以上、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」の結果発表!…という話題でした。
参考リンク:
昨年の結果はこちらです。昨年と比較すると「つみたてNISA」で状況は一変しました。個人投資家にとっていい時代になりました。
1位と3位の「楽天VT」と「楽天VTI」の特徴はこちらでまとめています。低コストでかんたんに全世界に投資できるのが「楽天VT」の最大のメリットです。
すぱいくさんが現地から超速報でレポートを3回にわたってあげています。どうやって入力しているのかが不思議ですが、参加していない方でも全体の状況がわかりますので、ぜひどうぞ。