2021/08/13
ニッセイアセットマネジメントが<購入・換金手数料なし>シリーズの6ファンドの信託報酬を引き下げることを発表しました。
外国株式クラスの信託報酬がついに税抜0.1%を下回りました。また、日本株式クラスや外国債券クラスなどのインデックスファンドについても、信託報酬が引き下げとなっています。
私も積立している2つのファンドも入っていて嬉しいです。インパクトのあるニュースになっています。
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<購入・換金手数料なし>シリーズの6ファンドの信託報酬を引き下げ
<購入・換金手数料なし>シリーズの6ファンドの引き下げが発表されました。
<購入・換金手数料なし>シリーズの5回目の信託報酬の引き下げだそうです。
プレスリリースもでています。
対象ファンドと信託報酬(税抜)は下記のとおりです。各ファンドのHPにリンクしてあります。
商品名 | 変更前信託報酬 | 変更後信託報酬 | 引き下げ幅 |
---|---|---|---|
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | 0.109% | 0.0999% | -0.01 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.159% | 0.140% | -0.019 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.159% | 0.140% | -0.019 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド | 0.17% | 0.140% | -0.03 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド | 0.139% | 0.120% | -0.019 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | 0.159% | 0.140% | -0.019 |
注目は、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の信託報酬0.0999%(税抜)でしょう。
三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」の信託報酬が、現時点で0.109%(税抜)です。これが先進国株式クラスの最安でした。
今回の信託報酬の改定により、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」が同ファンドを0.01%下回り、単独首位となります。
同率1位の設定にするところも経営判断としてあったと思うのですが、単独1位を狙ったところに大きな意味があると思っています。
単独首位にこだわった価格設定に、ニッセイアセットマネジメントの経営スタンスを感じるからです。1位にこだわるニッセイアセットマネジメントの情熱を高く評価したいと思います。
<購入・換金手数料なし>シリーズの純資産総額は1,800億円
<購入・換金手数料なし>シリーズの純資産総額は1,800億円を超えたそうです。
グラフをみてみると、最近になって急速に資産を集めていることがわかります。資産が伸びているのは「つみたてNISA」の効果もあるかもしれませんね。
今回の引き下げしたインデックスファンドのなかに、私が積立している2つのファンドも含まれていました。
信託報酬の引き下げは、利用者にとって長期的に資産形成にプラスになります。
ライバルの三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズは、どのタイミングで対抗引き下げを発表するのでしょうか。その点も注目です。
引き続き、ニッセイアセットマネジメントさんには頑張ってほしいですね。
以上、ニッセイAM「<購入・換金手数料なし>」シリーズが通算5回目の信託報酬引き下げ!…という話題でした。
参考リンク:
低コストのインデックスファンドの各社の比較をしたいという方はこちらを参考にしてください。最新情報を反映しました。
ニッセイアセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>」はこれで5回目の引き下げです。信託報酬の引き下げがブランド価値を作ります。
どこの金融機関でも低コストの商品を購入できると思っている人も多いですが、低コストの良質な商品が買える金融機関は限られています。メリットのある金融機関を選びたいですね。