2021/08/13

バークシャー・ハザウェイの株主総会が話題になっていますが、ウォーレン・バフェットがテレビのインタビューでインデックスファンドについて語っています。
「ふつうの人はS&P500のインデックスファンドをバイ・アンド・ホールドせよ」という趣旨のインタビューです。
英語なので要点のみですが、ご紹介したいと思います。
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S&P500のインデックスをバイ・アンド・ホールドせよ
CNBCのインタビューで、ウォーレン・バフェットがインデックスファンドについて言及しています。
2018年5月7日にCNBCのサイトにアップされたインタビューです。リンク先で観ることができます。
ウォーレン・バフェットは、インタビューで次のように述べています。
S&P500のインデックスファンドと10年物米国債、30年物国債のどちらを買うかを問われたら、間違いなく株式を買うよ。
“If I had the choice between buying the S&P 500 index or buying the 10-year U.S. Treasury, 30-year U.S. Treasury, it wouldn’t take me a nanosecond to go into stocks,”
インタビューでは、歴史上、債券よりも株式のほうがパフォーマンスがよかったこと、そして、S&P500のインデックスファンドを買えばよいと語っています。
ふつうの人はインデックスファンドをバイ・アンド・ホールドせよと述べています。
また、アメリカの現在の株式市場はバブルではないとも語っています。
1942年にインデックスファンドを買ったとしたら
別のリンク先のインタビューでは次のように語っています。
1942年に1万ドルのインデックスファンドを買えば、今では5100万ドルになっている。
if someone invested $10,000 in an index fund back in 1942, it would be worth $51 million today.
1942年というのはウォーレン・バフェットがはじめて株式を買った11歳のときだそうです。
「1942年に1万ドルのインデックスファンドを買えば、今では5100万ドルになっているよ」と語っています。
多くの人は誤ったタイミングで株式を購入しているといいます。
インタビューでは、1942年から14人のアメリカの大統領が誕生し、戦争や9.11など毎日残念なニュースが続いてきたが、アメリカは成長を続けると信じることが大事だと語っています。
1942年にはインデックスファンドは存在していないような気もしますが、ともあれ、メッセージとしては重要な内容だと思います。
オマハの賢人が教えてくれる
オマハの賢人とよばれるウォーレン・バフェットが教えてくれることは、「ふつうの人はインデックスファンドをバイ・アンド・ホールドせよ」ということです。
毎年、株主総会でウォーレン・バフェットがインデックスファンドを推奨していることが話題になりますが、インデックスファンドについて語るインタビューを観たのははじめてでした。
ウォーレン・バフェットは87歳だそうですが、元気そうですね。楽しそうに株式について語る姿を見るだけでも楽しいです。
雰囲気だけでもぜひどうぞ。
以上、ウォーレン・バフェットが語るインデックスファンドの優位性…という話題でした。
参考リンク:
去年の株主総会でもウォーレン・バフェットはインデックスファンドを買うことを推奨しています。
ウォーレン・バフェットの考え方は参考になります。多くの人がまだ理解できていないかもしれません。
ウォーレン・バフェットの右腕であるチャーリー・マンガーの哲学も本で学べます。こちらも良書です。