2021/08/13
アセットマネジメントOneの「たわらノーロード先進国株式」の第2期の運用報告書が公表されました。
私のメインのアセットクラスなので、実質コストが気になるところです。
第1期に引き続いて実質コストも低コストです。
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たわら先進国の構成銘柄
まず「たわらノーロード先進国株式」の基本情報を確認しておきたいと思います。
2017年11月末時点の月次レポートからの情報です。
「たわらノーロード先進国株式」は、日本を除く先進国22カ国の株式に分散投資される先進国株式のインデックスファンドです。
国・地域別構成比ではアメリカが62.1%となっています。運用報告書によるとソフトウェア・サービスの割合が少しずつ増えています。
こちらが主要な組入上位10銘柄です。
アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界経済を支えるアメリカの主要企業が上位10位を独占しています。現在1318銘柄で構成されています。
「たわらノーロード先進国株式」は純資産総額も順調に伸びています。世界の先進国株式に投資したいなら、これ1つで投資ができる便利なインデックスファンドです。
第2期の実質コストは0.281%
投資信託の手数料としては、信託報酬のほかにその他の費用がかかります。
それを合計したものが実質コストと呼ばれるものです。実質コストは運用報告書を確認しないとわかりません。
リンク先のホームページで運用報告書を確認できます。
上に掲載した表が第2期の1万口あたりの費用明細です。
主要なところを抜き出すと次のとおりです。
たわらノーロード先進国株式
- 信託報酬 0.2430%
- その他コスト 0.038%
- 実質コスト 0.281%
前年度に公表された第1期の運用報告書では、信託報酬0.2430%、実質コスト0.2796%でした。比較すると実質コストが少し高くなったものの、安定した運用がなされていることが確認できます。
そして、「たわらノーロード先進国株式」は、2017年12月30日から信託報酬は税込0.2430%から税込0.216%(税抜0.2%)に引き下げられます。
引き下げ後の実質コストは下記の通りになることが予想されます。
0.216%+0.038%=税込0.254%(推定)
たわら男爵さんが詳細に検討していますが、他社のライバルファンドと比べても、「たわらノーロード先進国株式」が先進国株式クラスでは最安クラスの1つになるのではないかと思います。
今後も安定運用に期待
アセットマネジメントOneの「たわらノーロード先進国株式」の良さは、この安定的な運用にあります。
私のメインのインデックスファンドです。信託報酬の引き下げを決断してくれたことで、私は引き続き積立を継続することにしました。
この調子で引き続き頑張ってほしいと思います。
以上、「たわらノーロード先進国株式」の第2期実質コストが判明…という話題でした。
参考リンク:
名目上のコストはこちらで比較できます。ファンドを選ぶなら、まずは名目上のコストが最安なのかを確認しましょう。
少し詳しくなってきたら、運用報告書で実質コストを吟味してファンドを選べるといいですね。実質コストの見方についてはこちらを参考にしてください。
「たわらノーロード」シリーズは2017年12月30日に9つのファンドの信託報酬を引き下げます。これは大きなメリットです。