低コストの投資信託で資産形成 | LoLo Investors

誰でも積立投資ができる時代へ。インデックスファンドを使った積立投資のコツを研究するブログ。長期、分散、積立で資産形成を目指します。

バイ・アンド・ホールドが積立投資の大原則。

time 更新日:  time 公開日:2017/11/15
バイ・アンド・ホールドが積立投資の大原則。

積立投資をするうえで重要な基本原則があります。

それが「バイ・アンド・ホールド」です。先日のコツコツ札幌で大佐と意見が一致しました。

sponsored link

目次をタップすると見出しにとびます

バイ・アンド・ホールドが積立投資の大原則

先日のコツコツ札幌で大佐とビールをひたすら飲みながら話をしました。

大佐は言います。「なぜ売ってしまう人が多いんだろう。」と。

大佐は、以前のオフ会でも名言を披露しています。

コツコツ札幌でも熱かったです。

他の人のブログ見てると売っている人多いですよね。売らないと決めたのなら、売らないのが基本でしょ!」と。

そうです。私もそう思います。「バイ・アンド・ホールド」が積立投資の大原則です。

ということで今日の本題です。「バイ・アンド・ホールド」の基本を確認してみたいと思います。

バイ・アンド・ホールドとは

バイ・アンド・ホールドとは何か。

wikipediaにつぎのように解説があります。

バイ・アンド・ホールドとは、投資家が証券を購入後、長期に渡り保有し続ける投資戦略の事である。

バイ・アンド・ホールド(wikipedia)

そうです。buy(買う)and hold(保有する)ですね。

Wikipediaにはその理由が解説してありますが、かんたんにまとめると、ポイントは3つありそうです。

1つ目は、市場が効率的にできていると考えられるからです。効率的市場仮説という考え方ですが、かんたんにいえば、「長期的に見れば、金融市場は良い利率のリターンを与える」ということです。

長期でならせばリターンが上がるなら、保有を続ければいいということになります。下手に売るより、保有を続けたほうがリターンが高まるというのがひとつの考え方です。

2つ目は、行動経済学の観点です。

投資で利益をだす鉄則はなんでしょうか。そう、「安く買って高く売る」ですね。

しかし、多くの人が、安く買って高く売ることができません。多くの人が「高く買って安く売ってしまう」のです。株価が下がったときに狼狽して売ってしまうのがその典型です。それでは資産は大きくなりません。ですのでバイ・アンド・ホールドです。

3つ目は、コストです。売買を繰り返せば手数料や税金がかかってしまいます。ホールドするのが手数料コストを最も低くします。

積立投資の話題というと、資産配分や「iDeCo」や「つみたてNISA」などの非課税制度が話題になりますが、積立投資では「バイ・アンド・ホールド」が最も重要な基本原則だと思っています。

頭でわかっていても難しいのが「バイ・アンド・ホールド」

説明してしまえばかんたんなのですが、実践するのが思った以上に難しいのが「バイ・アンド・ホールド」です。

なぜか。それは人が「感情」で動いてしまうからです。

下落相場で多くの人が売ってしまいます。いわゆる狼狽売りというものです。

また、信託報酬が安い商品がでると乗り換える人もいますが、私は乗り換えた場合でもバイ・アンド・ホールドです。

ボッタクリ商品なら即売却ですが、バイ・アンド・ホールドが積立投資の大原則だと思います。

売らないって決めたんだから、売らないの!!

コツコツ札幌の後、大佐が新しいエントリーをアップしています。

 

いいですね。積立投資をはじめたのなら、売らないことです。

たとえるなら「もっと膨らむはずの風船を途中で割ってしまう」のと同じです。資産が大きくなる前に売ってしまうのは、もったいないことなのです。

唯一の例外は、上昇相場でリバランスを実行するときでしょう。売らないでリバランスをするノーセルリバランスという方法もあります。

そして、売っていいのは、最終的に利益を確定してお金を使うときです。

頭でわかっていても、感情で実践するのが難しいのが「バイ・アンド・ホールド」ですが、「バイ・アンド・ホールド」を積立投資の大原則だということを、自分自身に納得させておきたいですね。

以上、バイ・アンド・ホールドが積立投資の大原則…という話題でした。

 

参考リンク:

多くの個人投資家が市場平均に勝てないただ1つの理由は、バイ・アンド・ホールドを実践できないからです。アメリカ人も同じです。世界的に同じ傾向です。

 

自分の感情にまかせていては、資産は築くことはできません。このあたりの理解の浸透ができていないのも、長期の投資家が育たない理由でもあります。

 

もちろん、リバランスをするときは売却することもあります。私も2年半ぶりにリバランスを実行したときには売却しました。

 

私自身のバイ・アンド・ホールドの唯一の例外は、現行NISAへの対応です。非課税期間が5年の現行NISAの保有商品は、やむなく売却しています。バイ・アンド・ホールドがやりにくい現行NISAとは、今年でお別れです。

 

sponsored link

down

コメントする




日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

積立投資の基本

積立投資のはじめかた

積立投資の手法

プロフィール

なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



sponsored link

アーカイブ