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個人投資家だからこそ書ける投資の真実。—『毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資』(吊ら男著)

time 2017/07/21

個人投資家だからこそ書ける投資の真実。—『毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資』(吊ら男著)

吊ら男さんの新刊が発売されました。

庶民の、庶民による、庶民のための投資の入門書です。個人投資家だから書ける投資の真実が書かれています。

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著者の吊ら男さんとは

著者の吊ら男(つらお)さんは、人気ブログ『吊られた男の投資ブログ』を運営しているインデックス投資ブロガーの一人です。当ブログと相互リンクもしていただいています。

昨年、インデックス投資ナイトでお会いしましたが、端正な顔立ちと一般人離れトーク力で、山崎元さん、大江英樹さん、カンチュンドさん、朝倉智也さんというプロ4人と並んで、ふつうにトークセッションを鮮やかにこなしていました。

単純にインデックス投資ブロガーという枠にはおさまらない、知恵とパフォーマンスをお持ちの方です。

2007年に一念発起して本格的に投資を開始し、その経験をふまえてはじめて投資本を書いたということになります。

本書は、インデックス投資ブロガーが書く投資本としては、単著では初めて出版された本ということになります。

 

本書の構成

本書は5章構成です。

第1章 ズボラ投資は100円からだって可能です! 
第2章 ズボラなあなたの代わりに世界中の人に働いてもらう
第3章 なぜズボラ投資は儲かるのか?
第4章 ズボラ投資家を誘惑するボッタクリ投資の見抜き方
第5章 ズボラ投資でより儲けるために

本書のターゲットは、貯金だけをしているような投資未経験者の方です。

本書で「ズボラ投資」と表現されるインデックスファンドを使った積立投資の話だけでなく、ボッタクリ投資の話題や、生活の満足度を下げない節約法についても話が展開していきます。

何も知らない方におさえてほしい「お金のポイント」がまとまっています。

個人投資家にしか書けないこと

本書の最大のポイントは、個人投資家にしか書けないことが書かれているということです。

特にズバッと書かれているのは、金融機関の高コスト商品のことです。

それが「マジメ系ボッタクリ」です。

これほど金融機関のファンドラップなどの高コスト商品について、はっきりとダメ出ししている本はあまり見たことがありません。これが本書の最大の特徴ではないでしょうか。

金融機関にお勤めの方は、もちろんこんなことはいいませんし、金融関係者にとっても、高コストの金融商品を批判するのは躊躇してしまう状況にあります。よく山崎元さんが「友達をなくす」とコメントされているところです。

ですから、金融機関の関係者はもちろんのこと、これまでの投資本のなかでも高コスト商品を批判的に書くことはあまりなかったのです。

ですが、本書はズバッと指摘しています。

そこに他書にはない新規性があるような気がします。

「庶民の、庶民による、庶民のための投資本を書こう。」

おそらくそう決意したからこそ、「マジメ系ボッタクリ」についても、はっきり書いてくれているのだと思います。

その意味で、現時点で金融機関で普通に売られている一般的な商品を「マジメ系ボッタクリ」としてバッサリと切ったところに、本書の最大の価値があるように思いました。

現状では、こうした問題点は、勇気のある個人投資家くらいにしか書けない点なのかもしれません。唯一の例外として山崎元さんがいますが、それでも、こんなにはっきりと書いたのは本書がはじめてだと思います。

だからこそ、下手な金融商品に手をだすくらいなら、生活の満足度を下げないように節約して、低コストのインデックスファンドを買ってズボラにやりなさい、という著者のメッセージが輝きます。

何も知らない庶民のみなさんに

私もかつて、投資のことを何も知らない庶民でした。

たまたま、多くのみなさんより比較的早く、インデックスファンドを使った積立投資をはじめただけです。

そのときに先に歩いているインデックス投資ブロガーのみなさんの記事が大変勉強になりました。

ふつうの方は何も知らないのです。私もかつてそうでしたが、それがふつうなのです。

そんなふつうの方に読んでほしいと思います。

低コストのインデックスファンドを買ってズボラにやるのが賢い庶民の選択肢の一つである…本書のこうしたメッセージが早く世の中の常識になるといいですね。

 

 

購入時のおまけのエピソード

購入時のおまけのエピソードをひとつ。

今回、本書を紀伊國屋書店札幌本店で購入しました。本書を手にとってレジに持って行くと店員さんがこう話かけます。

「カバーをおかけしますか?」

いつものやりとりですね。カバーはいらないので「いえ、結構です。」と答えます。

会計処理を終えて、袋に入れようとしたときです。店員さんが口を開きました。

「先ほどおうかがいしたかもしれませんが、カバーをおかけしたほうがよろしいでしょうか。」

あれ、と思いながらも反射的に「大丈夫です。」と答えました。

レジを離れてから思いました。

「なぜ2回聞いた?」と。

1度聞いたことを忘れただけなのか、それとも、何かのやさしさなのか…。

表紙をマジマジ見ながら、店員さんの意図を考えてしまいました…というおまけエピソードでした。

ということで、鮮やかなピンクの本書を、みなさんもぜひカバーなしでどうぞ。

 

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プロフィール

なるたく

なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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