2021/08/13
NISA口座で保有していた「世界経済インデックスファンド」を一部売却しました。
来年スタートする「つみたてNISA」への移行を考えた整理になります。
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現行NISAはバランス型投信で運用
現行のNISA口座は、利用可能期間が5年に限られているということで、アセットアロケーションに含めずに、バランス型投信で利用していました。
「世界経済インデックスファンド」は、世界のGDP比率を参考にした資産配分で私好みのファンドです。
ある程度の利益がでていたところですので、3分の2程度を売却して利益確定することにしました。全部売却にしなかったのは様子見です。今後の展開でどうなるかを経験してみようと思ったところもあります。
計算上は元本の10%程度のプラスです。
ざっくりといえば若手の給料1ヶ月分くらいの利益にはなりました。
現行のNISA口座の利用は2014年からで、枠を使い切って利用するようになったのは2015年からです。実質2年ちょっとの成績としては、まあまあかなと思っています。
このタイミングでの売却がよかったかどうかは、正直わかりません。
もしかしたら、いいタイミングでの売却かもしれませんし、もっと株価が上がれば早すぎたのかもしれません。
今後の相場動向次第で後からわかることになります。
私の売却のタイミングを参考にする必要はまったくありませんので、現行NISAを利用されている方はそれぞれの方針で判断されたらいいと思います。
売却もひとつの経験です。
保有していてもよかったところですが、来年、「つみたてNISA」がはじまります。
制度上、すでに買いつけた現行NISAの資産を保有しつつ、「つみたてNISA」を利用することも可能です。ですが、来年以降、制度の終わりを意識しながら、売却のタイミングを気にして日々の生活をするのが気持ちいい状況には思えなかったので、資産形成をシンプルにするために整理することにしました。
なお、書面で申請すれば現行NISA口座から特定口座に移管することもできますし、「つみたてNISA」開始後も現行NISAのすでに購入した資産については最大5年間の保有が可能です。
非課税口座のメリットは大きい
今回、売却してみて思ったのですが、非課税口座はメリットが大きいということです。
特定口座なら約20%を税金として納めなければならないところですか、非課税口座であればすべて利益は自分のものになります。
非課税枠は最大限使ったほうがいいということを実感できました。
来年からは「つみたてNISA」を利用する予定です。
現行NISAは、非課税期間が5年と短かったので、アセットアロケーション外の扱いで遊び程度でバランス型投信を運用していました。
非課税期間が20年ある「つみたてNISA」であれば、アセットアロケーションの一部として非課税口座を使う方針で利用していきたいと考えています。
来年からは特定口座、つみたてNISA口座、iDeCo口座の3つを1つの資産として把握して資産形成をしていく予定です。
投資信託で資産形成をするなら、iDeCoやNISAの非課税メリットは最大限大きく使ったほうがいいなと実感したのでした。
楽天証券で「世界経済インデックスファンド」を積み立てただけ
結果としては2年ちょっとでそれなりの利益になりました。
私がやったことはといえば、楽天証券を使って「世界経済インデックスファンド」を積み立てただけです。
その期間の世界経済の状況次第というところもありますが、私が続けているのは「長期・分散・低コスト」で毎月積立をしていくだけの投資法です。
世界のGDP比率で資産配分をする「世界経済インデックスファンド」であれば、リバランスも不要です。
1つのファンドを選ぶだけで、低コストで世界に分散投資ができる「世界経済インデックスファンド」ですが、現時点で購入できるのは18の金融機関に限られます。ネット証券が中心です。
楽天証券ならもちろんノーロード(購入時手数料無料)です。
投信保有で楽天ポイントをたまるので、私は楽天証券を気に入って使っています。
少しでも、多くの人に積立投資という資産形成の手段を知ってほしいですね。
以上、NISA口座の「世界経済インデックスファンド」を一部売却…という話題でした。
参考リンク:
世界経済インデックスファンドを2年半積立した成績はこちらでまとめました。興味がある人は参考にしてください。
低コストのインデックスファンドが購入できる証券会社は限られています。低コストで積立投資ができる環境を整えたいですね。
「つみたてNISA」開始後も現行NISAの買いつけた部分については5年間保有可能です。保有を続けるのもひとつの方策だと思います。
「つみたてNISA」って何?と思う方はこちらを参考にしてください。