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続・現行NISAから「つみたてNISA」への移行戦略を考える。

time 2017/06/07

続・現行NISAから「つみたてNISA」への移行戦略を考える。

現行NISAを使っている方は、2018年から「つみたてNISA」を使いたいなら移行戦略を考える必要があります。

2日前に3つの移行戦略を整理しましたが、第4の戦略があることをTwitterで教えてもらいました。私は今日はじめて知りました。

せっかくなのでまとめておきたいと思います。

 

【2017年11月11日に最新更新を反映しました。】

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第4の戦略とは

現行NISAと「つみたてNISA」は併用できませんし、現行NISA と「つみたてNISA」の相互間のロールオーバー(移管)もできません。現行NISAを使っている方は移行戦略を考えておくといいかもしれません。

以前の投稿でまとめた選択肢は次の3つでした。

  • 現行NISAの商品を売却して移行する
  • 現行NISAの商品を特定口座に移管する
  • 現行NISAをしばらく利用する 

そして、第4の戦略はこれです。

  • 現行NISAの資産をそのままにして積立NISAに移行する

Twitterのコメントでたちばなさんに教えていただきました。

ありがとうございます。

なるほど、教えて頂いた大和総研のレポートに次のように書いてあります。

2018 年から積立 NISA の利用を開始しても、2017 年までに現行 NISA 内で購入した上場株式等については、その非課税で保有できる期間(5 年間)が終了するまでは継続して保有できる

現行NISAの資産はそのままにして、積立NISAの利用を始めることも可能なようです。その場合、現行NISAの商品は5年の非課税期間終了時まで保有可能だといいます。

ネット上で金融庁の公式見解を見つけることができませんでしたが、たちばなさんが金融機関に問い合わせて確認されています。

大和総研のレポートのとおり、「現行NISAで購入した投資信託は非課税で保有できる期間(5年)まで保有できる」とのことです。

 

あまり深く考えないほうがいい

現行NISAから「つみたてNISA」への移行戦略を考えてみたのですが、今回教えてもらった大和総研のレポートがよくまとまっています。

ですが、制度が複雑すぎて、このレポートの細かいところを読み込んでいるとだんだん具合が悪くなってきます。笑

調べて思ったのですが、積立NISAへの移行戦略は、これ以上は深く考えないほうがいいのかな…と思いました。

というのも、どのパターンが有利かは、すべては「今後の相場次第」だからです。

少なくとも、現行NISAは非課税期間が限られていますので、利益がでている段階で、自分のタイミングでいつかは売る決断をするしかないのです。売ったタイミングがよかったかどうかは、その後の相場状況が判明してはじめてわかります。

大事なのは「足るを知る」こと

むしろ積立投資で大事なのは、「足るを知る」ことです。

そもそも、積立投資をしている人の多くは、「相場はランダム・ウォークでわからない」というのが前提のはずです。

相場がわかるのなら一括投資で自信を持ってやればいいわけですが、積立投資を選択しているのですから、「足るを知る」という姿勢を忘れないほうがよさそうです。

いろいろ考えた結果、個人的にはこれがいいような気がしてきました。

「つみたてNISA」を利用したいのであれば、現行NISAの資産については、自分がいいと思うタイミングでさっぱりと売却するか、特定口座に移管したらよい

それ以上もそれ以下もないような気がしてきました。制度にふりまわされる必要はありません。面倒なことはできるだけ少ないほうがいいのです。

「つみたてNISA」を利用した場合でも、20年後にはまた売却を経験することになります。

今回の現行NISAの売却、いい経験にしたいですね。

以上、続・現行NISAから「つみたてNISA」への移行戦略を考える…という話題でした。

 

参考リンク:

「現行NISA」か「つみたてNISA」かを迷われている方はこちらを参考にしてください。私はシンプルに非課税期間が20年と長い「つみたてNISA」を利用します。

 

「つみたてNISA」を便利に使うには、金融機関選びが重要です。どこの証券会社がいいかはこちらを参考にしてください。

 

「つみたてNISA」は、年間40万円、非課税期間20年の積立を推奨する仕組みです。長期で投資信託を積立しやすい制度を上手に使っていきたいですね。

 

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コメント

  • 現行NISAの非課税枠内で商品を購入できるのが2023年までなので、それまで現行NISAの非課税枠内で投資して、2024年からつみたてNISAに移行するのが一番多く非課税枠を使えるやり方だと思っているのですが、どうお考えですか?
    もし、理解が間違っていたらご指摘ください。

    by あつし €2017年12月1日 12:25 PM

  • あつしさん

    コメントありがとうございます。
    難しいご質問ですが、整理してみたいと思います。

    まず確認ですが、現行NISAの制度は2023年まで利用できますが、利用者に与えられる非課税枠は、「それぞれ投資をはじめた年から5年間の非課税期間」です。
    「それぞれ投資をはじめた年」からカウントされるということです。
    https://www.nikkoam.com/files/pages/isa/pdf/nisa_kouza_gaiyo.pdf

    ですので、たとえば、これまでNISAを利用しておらず、来年2018年から「現行NISA」をはじめて利用する人は、1年間の非課税枠が120万円ですので、つみたてNISAよりも「非課税枠が大きくなる」という理解もできるかもしれません。
    非課税枠を大きく利用できるという意味では、これまで「現行NISA」を利用していた人が、現行NISAの資産を保持しながら、「つみたてNISA」に移行する人が、一番非課税枠を大きく利用できるかもしれませんね。
    このように、非課税枠がどれくらい大きくなるように思えるかは、「スタートした時期次第」ということだと思います。

    私が現行NISAではなく「つみたてNISA」にするのは、「出口戦略」と「用途」からです。
    非課税期間が20年と長期なのは有利です。現行NISAの5年の場合、ロールオーバーがあったとしても、売るタイミングを考える「出口戦略」の判断がすぐにせまってきます。
    用途も重要です。ETFや個別株を買いたい方は現行NISAがいいと思いますが、投資信託を積立する用途なら「つみたてNISA」のほうが資産形成しやすいと思います。

    難しいのは、非課税枠が大きいからといって、資産が増えるとは限らないというところでしょうか。利益がでるかどうかは「出口」次第だからです。
    私も現行NISAを利用していましたが、「つみたてNISA」を選択すると現行NISAのロールオーバーができないので、「出口戦略」を考えるのが面倒です。すべては相場次第です。ですので、私は資産形成をすっきり継続するために現行NISAについては利益がでている段階で整理しました。

    現行NISAか「つみたてNISA」のどちらがいいかは、非課税枠が大きいかどうかという観点よりも、「出口戦略」と「用途」で選んだほうがいいのではと私は考えています。

    参考になれば幸いです。

    なるたく

    by loloinvestors €2017年12月3日 11:03 AM

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なるたく

40代会社員です。2012年からインデックスファンドで積立投資を続けています。「はじめての人にもわかりやすく」をモットーに、シンプルな積立投資の方法と経験を書くことで誰かのお役に立てないかと思い、ブログをはじめました。札幌市在住。



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