2021/08/13
NHKのニュースでも「トランプショック」などと報道された今回の株価下落ですが、市場の下落のタイミングで少額ながら追加投資をしました。
積立投資でも「安く買って高く売る」のが利益をだす大原則です。
これまで何度か追加投資をしていますが、相場の雰囲気で追加投資をするのは今回がほぼはじめての経験です。
「安く買う」という点ではイマイチの結果でしたが、今回の経験からいろんなことが学べました。
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日本株は1,000円以上下落
トランプ氏の勝利が濃厚となった午後2時すぎ、ついに下げ幅は1,000円を超えました。
Brexitのときは、下落のタイミングでもっと下がると思って動かなかった結果、追加投資のタイミングを逸したので、今回は動いて経験してみようという気分になりました。
そこで、日頃積立をしている「たわらノーロード日経225」と「たわらノーロード先進国株式」の注文を少額ずつ入れました。
その後の市場の展開はみなさんご存知のとおりです。
トランプ氏の勝利から一夜明けた10日の東京株式市場で、買い注文が殺到して全面高になりました。日経平均株価は一時、1,100円以上も値上がりし、終値でもことし最大の上げ幅となりました。
追加投資の結果は
11月9日午後に追加投資をして、約定の結果がわかりました。
たわらノーロード日経225
- 11月8日 8,869円
- 11月9日 8,392円(注文日)
- 11月10日 8,947円
- 11月11日 8,971円
約定 8,392円(11月9日)
たわらノーロード日経225は、注文日の11月9日の価格で約定していました。
最近の相場の中では比較的安く買えました。
たわらノーロード先進国株式
- 11月8日 9,076円
- 11月9日 8,905円(注文日)
- 11月10日 9,276円
- 11月11日 9,372円
約定 9,276円(11月10日)
たわらノーロード先進国株式は、注文日翌日の11月10日で約定していました。全然安く拾えていません。
そして気づいたのは「あれ、海外の投資信託は注文日の価格じゃないんだっけ?」という、初歩的な点でした。
投資信託の購入日と約定日の関係は?
忘れていましたが、海外の投資信託の購入日と約定日が違っています。
楽天証券のホームページには、図解入りで説明されていてわかりやすいです。国内の投資信託は当日、海外の投資信託は翌営業日が一般的です。
SBI証券でも同様の紹介があります。
それぞれの投資信託の購入価格のタイミングは、投資信託の目論見書を見るのが確実です。
「たわらノーロード先進国株式」の目論見書にも、はっきり書いてあります。
購入価格:お申込日の翌営業日の基準価格とします。
今回、初歩的な点を再確認できました。
追加投資はもっと市場が悲観的なタイミングでいい
追加投資の経験はおもしろいものでした。日頃はやることがないインデックス投資ですが、タイミングを自分で選択するというのはやはりエキサイティングな気分を味わえる瞬間です。
そして今回の経験で気づいたことは、インデックスファンドの追加投資をするなら「もっと市場が悲観的になっているタイミングでいい」ということです。
特に先進国株式は翌営業日の基準価格で約定しますので、明日も悲観的な相場だと思えるタイミングである必要があります。
今回の経験で、追加投資は「テレビに株式市場の画面を見ながら頭を抱えている人が写っている」ようなタイミングになってからでいいんだな、ということがわかりました。
それまでは投資にまわさないお金を少しずつ準備しておくということにしたいと思います。
やはりタイミングを見極めることは難しく、自動で毎月の積立投資が一番ラクチンだということもわかりました。これもひとつのいい経験になりました。
以上、「トランプショック」で理解できたインデックスファンドの追加投資の方法…という話題でした。