2021/08/13
今日、SBI証券が個人型確定拠出年金(iDeCo)のサービスを拡充することを発表しました。
発表内容は4つです。十分インパクトのある内容になっています。
sponsored link
目次をタップすると見出しにとびます
4つのサービス拡充
新規加入対象者の申込資料請求の予約開始!
2017年1月から公務員や主婦の方が新たにiDeCoの加入対象になります。
2016年9月23日(金)より、新規加入対象者のiDeCoプランの申込資料請求の予約受付をいち早く開始するそうです。
SBI証券の申込資料がほしい人は、早めに予約しておけばいいことになります。
加入・移換時手数料、口座管理手数料の無料キャンペーン
2016年9月23日から2017年3月31日までにiDeCoプランに新規で加入・移換の受付が完了した人を対象に、口座の「加入時・移換時手数料」、および2017年3月分までの月々の「口座管理手数料」を無料にするキャンペーンが実施されます。
これでキャンペーン期間中は口座管理手数料がかからないことになります。
WEBサイトのiDeCoページを大幅リニューアル!
2016年9月23日からWEBサイトがリニューアルされます。
リニューアルに伴い、投資信託の基準価額推移やトータルリターンなどの運用状況のチャート表示、信託報酬やパフォーマンス比較なども可能になるそうです。
ホームページの改善で、より商品の選択がしやすくなります。
iDeCoプラン運用商品を計4本追加!
今回、新たに4本の投資信託が追加されます。
商品名 | 委託会社 | 信託報酬 | 純資産 |
---|---|---|---|
ひふみ年金 | レオス・キャピタルワークス | 0.8208% | — |
みのりの投信(確定拠出年金専用) | ポートフォリア | 1.674%以内 | — |
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS | 三井住友アセットマネジメント | 0.2052% | 23.44億円 |
三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 三井住友アセットマネジメント | 上限0.3024% | — |
ひふみ年金は、ひふみ投信マザーファンドへ投資する新規の投資信託です。藤野英人さんをはじめとしたファンドマネージャーの顔が見える運用で人気の投資信託です。
みのりの投信(確定拠出年金専用)も、確定拠出年金専用として、新規に設定された投資信託になります。
注目はインデックスファンドです。
三井住友・DC日本株式インデックスファンドSは、TOPIX(東証株価指数、配当込み)と連動するインデックスファンドです。最低コストクラスのインデックスファンドになります。
三井住友・DC外国リートインデックスファンドも新規設定ファンドです。日本を除く世界各国において上場している不動産投資信託(リート)に投資し、S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すものです。
これでSBI証券のラインアップがより充実することになります。
SBI証券はすごい
明日から運用を開始する楽天証券に対する対抗措置としては、十分なインパクトのある内容になっています。
これで、運営管理手数料はキャンペーンで0円となり、楽天証券とほぼ横並びになります。
そして大きなニュースは新規ファンドの設定です。
とくに、TOPIXと先進国REITに連動する低コストインデックスファンドが追加されたことにより、SBI証券のiDeCoの死角がなくなりました。
SBI証券はすごいですね。
iDeCoを利用予定の人には、嬉しいニュースです。
iDeCoの金融機関としては、SBI証券と楽天証券の2社が突出しています。
この2社がリードする状況はしばらく続きそうです。