2021/08/13
バランス型投資信託1つ選べば、シンプルに資産形成をすることができます。
バランス型投資信託を使ったシンプルな資産形成の方法があります。
インデックス投資アドバイザーのカン・チュンドさんの提案が目にとまりました。
【2017年9月11日に最新情報を反映しました。】
sponsored link
目次をタップすると見出しにとびます
バランス型投信1つで資産運用をする
カン・チュンドさんは、「日経トレンディ」の雑誌のなかで、バランス型投信1つで行うシンプルな資産運用を提案しています。
わずか1頁にまとまっています。その手順はつぎの2つです。
リスク資産と安全資産を1:1にする
リスク資産と安全資産を1:1にします。
つまり、投資信託と貯金を1:1の割合で、それぞれ毎月積立をしていくということです。
リスク資産はバランス型投信1本
そしてリスク資産はバランス型投信1本です。
この特集で提案されているバランス型投信はこの2つです。
以上です。
難しいことはひとつもありません。これなら誰でも積立投資ができると思います。
資産の取り崩し方などについてもカン・チュンドさんがコメントしています。ぜひ誌面をご覧ください。
誰でも積立投資ができる
今回のバランス型投信と貯金を1:1で積立していく方法なら、次のようなメリットがあると思います。
- 世界分散投資をすることで、大きく下落するリスクをおさえる
- リバランスをする必要がなく、手間がかからない
- 貯金と組み合わせることで、資産全体でリスクをおさえる
- 信託報酬の低いバランス型投信を選ぶことで、コストをおさえる
積立投資の王道は、複数の投資信託を自分で組み合わせる方法ですが、世の中のすべての人がこれをできるかというと、やはりかんたんなことではないと思います。
この方法なら、どんな人でも積立投資をはじめることができます。
2018年からは「つみたてNISA」がスタートしますので、「つみたてNISA」を活用すれば利益についても非課税になります。
積立投資を続けるうえで重要だと思うのは、相場の下落局面で感情に流されない重要性を理解することです。個人的には、ここが積立投資を続ける最大のポイントだと思っています。
将来のお金の不安を解消したい方は、積立投資を少額からはじめてみるとみえる景色が変わります。
以上、かんたん!バランス型投信1つで続けるシンプルな積立投資の方法…という話題でした。
参考リンク:
バランス型投信1つで資産運用する方法を指南するものとして、家計再生コンサルタントの横山光昭さんの本がよくできています。投資は怖くて、難しいものだと思っている人に、やさしく積立投資の方法を教えてくれます。
バランス型投資信託も次々と低コストの商品が登場しています。おすすめのバランス型投資信託をまとめています。
バランス型投信は、リバランスが不要で手間いらずなので、ひとつの合理的な投資戦略だと私は思います。自分が資産配分をいじれないのも「投資の失敗」を避けるうえでは役に立ちます。
バランス型投信でも、毎月積立をするドルコスト平均法を採用したほうがいいと思います。ウォーレン・バフェット氏が投資のポイントをうまく説明してくれています。