2021/08/13
積立投資は、ふつうの人でも資産形成ができる投資法です。
昔は銀行にお金を預けていれば勝手に増える時代でしたが、今は、お金の知識がある人が得をする時代になりつつあります。
「積立投資で資産を育てるための基本方針」をまとめてみました。積立投資でお金を運用するときに、自分が重要だと思っていることを整理しています。
加えるべき内容や修正点等があれば、随時見直していく予定です。
このブログをはじめて訪れた方にとって、このブログのいわば「目次」として機能するといいなと思っています。
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積立投資の基本方針
積立投資の特徴を理解する
- 積立投資は、相場を見ずにインデックスファンドを買い続けて成果を得る投資法である
- インデックスファンドなら、世界市場全体に投資をすることができる
- 積立投資で大事なことは、長期・分散・低コストの3つ
- 投資期間全体で年3〜5%程度の平均リターンが得られれば「十分」な資産が形成できる
- 面白みの少ない投資法だが、手間がかからず仕事や日々の生活に集中できる
- 下落局面でも買い続けることが、将来のリターンに貢献する
- 積立投資は、売らないかぎり負けない投資法である
積立投資の準備をする
- 家計を見直し、毎月一定額を投資にまわせる家計の状態にする
- 生活費1年分、できれば2年分程度の生活防衛資金を準備する
- 当面使う予定のないお金で投資をする
- ネット証券に口座を開設する
- 投資のために借金をしない
- 金融機関にはなるべく近づかない
- 投資がはじめての人は「少額」からはじめる
積立投資をはじめる
- 最悪のシナリオを想定してアセットアロケーションを構築する
- 「リスク許容度」は人それぞれ、アセットアロケーションを自分で決める
- ノーロードで、信託報酬が最低クラスのインデックスファンドを選ぶ
- 投資信託は毎月分配型ではなく、再投資型を買う
- 時間を味方につける
- 世界分散投資を心がけることが、リスク分散につながる
- ポートフォリオに安全資産を防波堤として組み入れる
- 積立を自動化して、毎月定額で購入する仕組みをつくる
- 年1回程度、リバランスをして崩れた資産クラスを元に戻す
- 証券会社1つ、各資産クラス毎に投資信託1つのシンプルな投資を心がける
- 低コストのバランス型投信1本にすればリバランスが不要になる
下落局面を前向きに乗り越える
- 長期の積立投資では、必ず下落局面があることをあらかじめ知っておく
- 短期の値動きで一喜一憂せず、中長期的な資産運用を心がける
- 下落局面は、投資信託を安く買うことができると心得る
- 下落局面で恐怖心から売ってしまっては元も子もない
- 恐慌時もその後に世界経済が必ず回復してきたのは歴史からわかる
- 下落時に感情をコントロールして積立投資を続ける
- インデックス投資なら「損切り」は基本的に考えなくていい
- 下落局面で「やめたい」と思ったらリスクの取りすぎ、すぐ見直しを
個人型確定拠出年金は積極的に利用する
- 「ほぼ確実に儲かる」確定拠出年金は、積極的に利用する
- 個人型確定拠出年金の金融機関もネット証券を利用する
- 個人型確定拠出年金は、アセットアロケーションの一部として管理する
- 投資期間が限られるNISAは、積立投資の「おまけ」として運用する
大きくなった資金の使い方
- 終盤は少しずつ安全資産を増やしていく
- 全部解約するのではなく、一定割合で必要な分だけ解約する
- 資産を次世代に引き継ぐという選択肢もある
資産を増やすコツ
- 仕事の収入がメインであって、投資はあくまでサブである
- 仕事が「おもしろい」と思うところまで仕事を極める
- 有意義な「お金の使い方」を身につける
積立投資の基本は長期、分散、低コスト
インデックスファンドを使った積立投資は、手間がかからず、負けにくい投資法です。
ふつうの人でも、かんたんに投資法を再現できる点が大きなメリットだと思います。積立投資の方法がもう少し社会に浸透して、仲間が増えてほしいと思っています。
積立投資のポイントは、リスクを分散すること、毎月定額で購入すること、低コストの投資信託を選ぶこと、時間を味方につけることだと思います。
低コストのインデックス投信をコツコツ積み立てる、シンプルな積立投資を続けていきたいと思います。
以上、「積立投資で資産を育てるための基本方針」という話題でした。