2021/08/13
6月2日号の「週刊新潮」に「資産防衛ガイド」という特集記事がありました。登場しているのは、山崎元さん、内藤忍さん、金森重樹さんの3人です。
週刊誌の記事にしては具体的な内容で楽しめるものになっています。
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マンション投資は資産防衛になる?
この特集でひとつ議論になっているのはマンション投資です。
内藤忍さんは、不動産市場が活発な状況で、それに乗らない手はないといいます。
これほどの低金利でも、ワンルームマンションはまだ4・5%の利回りが取れるのです。管理費や修繕費積立金を差し引いても4%にはなる。もちろん、空室になったり家賃が下落するリスクがありますが、実は都心のマンションは入居率が9割近い。皆さんが思っているほどリスクは高くないのです。
不動産は流動性が低くハイリスク
これに対して、山崎元さんは不動産投資に注意を促します。
1990年代、バブルが崩壊したときに不動産を購入していた人は、多くが人生を狂わせてしまいました。1件の投資額が大きすぎるし、流動性も低い。そこにローンなどを組めばさらにハイリスク。株なんかよりも頭をクールにして投資しなければいけないのが不動産なのです。
不動産投資は頭をクールにして
お二人の話は、読んでいてどちらも参考になります。
これを読んで思うのは、不動産投資をするなら、よくリサーチしたうえで冷静に対処したほうがいいということです。
不動産投資なら物件をリサーチして、メンテナンス、空室リスク、家賃下落リスクに対処する必要があります。自分なら負ける投資はしたくないので、いっそう勉強しなければならないと思います。
不動産投資をするなら人任せではうまくいかないでしょう。本業と両立させるのはかんたんなことではなく、自分には不動産投資はかなり高いハードルのように感じます。
「株なんかよりも頭をクールにして投資しなければいけないのが不動産」という山崎さんの言葉には、説得力があるように思いました。
本業と両立できるインデックス投資
この記事で山崎さんは低コストのインデックスファンドでの投資を推奨しています。まさに自分が実践しているものです。インデックス投資なら購入して保持するだけです。
多くの人が自分の仕事を持っていると思います。本業とかんたんに両立可能なのがインデックス投資のメリットのひとつだと思います。
詳細は誌面で
誌面には、山崎さんによるインデックス投資の購入商品や資産配分の紹介もあります。金森重樹さんのふるさと納税の指南もおもしろいです。
ぜひ誌面でお楽しみください。