2021/08/13
アセットマネジメントOneが「たわらノーロード」シリーズに「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」を新規に設定します。
プレスリリースもでています。
- 低コストファンドシリーズのバランス型ファンド設定(プレスリリース)
低コストのバランス型投信に新たな選択肢が増えるという意味では歓迎すべき出来事です。
【2017年12月28日に最新情報を反映しました。】
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「たわらノーロードバランス(8資産均等型)」の概要
「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」の設定日は2017年7月28日の予定です。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REITの8資産に均等に投資するバランスファンドです。
- たわらノーロード バランス(8資産均等型)/アセットマネジメントOne
楽天証券、マネックス証券では7月28日から、SBI証券では8月2日から購入できます。
信託報酬は年0.2376%(税抜0.22%)となっています。購入時や換金時の手数料、信託財産留保額はありません。
手軽に、誰でもかんたんに積立投資ができるための選択肢として、低コストのバランス型投信には利便性があります。
「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」のプレスリリースには、バランス型投信のメリットとして次のように書かれています。
- ご自身で資産クラスごとの商品を選び、それぞれ購入する手間がなくなる
- リバランスをする手間がなくなる
- 分散投資によるリスク低減が図れる
バランス型投信1つを選んで、積立設定をすれば、すべてを「ほったらかし」にできます。バランス型投信の大きなメリットです。
そして、販路の拡大についても次のように書かれています。
2017年1月に拡充されたiDeCo(個人型確定拠出年金) 制度に加え、2018年1月にスタートする「つみたてNISA」を通じての購入も見据え、ひろく個人投資家の資産形成のための利便性の高い商品として設定します。
アセットマネジメントOneの「たわらノーロード」シリーズは、すでに各社のiDeCo(個人型確定拠出年金)に採用されています。
iDeCoの各社のラインナップをみるかぎり、こうした低コストのバランス型投信があるだけで、これから投資をはじめる人にとっては良心的な選択肢になります。
その点では、今後の販路の拡大に期待したいところです。
アピールとしてはもの足りない面も
ただ、ブロガーのなかでも詳しい方がすでに指摘していますが、ライバルの商品との差別化が図れていないのが気になります。
同じコンセプトの商品として、すでに3つの投資信託があるからです。
- 「eMAXISバランス(8資産均等型)」
- 「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」
- 「iFree8資産バランス」
コンセプトが同じで信託報酬も同じであれば、特徴を見いだすことが難しくなります。同じコンセプトなら後発のほうが不利なのは、どの分野の商売でも同じです。
こうなってくると、他のファンドに追随するという三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズの戦略が、いいようにプラスに働いているように思います。
今後の展開に期待
インデックスファンドの新規設定というのは、労力のいる仕事だと思います。
「たわらノーロード」シリーズは好きなインデックスファンドなので、エールの意味で書いておきたいと思います。
「たわらノーロード」という大胆な名前に設定できる会社です。「時代を変える新規性」を、今後の展開でぜひ示してほしいと思います。
今後の展開に期待したいですね。
以上、「たわらノーロードバランス(8資産均等型)」が低コストで登場!…という話題でした。
参考リンク:
バランス型投信を使えば、積立投資はシンプルになります。この参考リンクの方法をとるだけで、資産形成は十分に可能だと思います。
バランス型投資信託を選ぶならいくつか候補があります。シンプルに資産形成するうえでバランス型投資信託は便利な商品だと思います。自分に合ったものを選びたいですね。