2021/08/13

ネット証券の松井証券が投資信託の購入時手数料を完全無料化することを発表しました。
全ての投資信託対象で、購入時手数料が完全無料となります。
ネット証券大手5社では初の試みだそうです。
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松井証券が投資信託の購入時手数料無料化
松井証券のホームページでも公表されています。
ホームページには次のように記載されています。
松井証券は、2019年12月9日(月)約定分(予定)より、投資信託 (ETF、ETN、REIT除く) の購入時手数料を完全に無料化します。投資信託の購入時手数料を全て無料とするのは、オンライン証券大手5社で初(※)となります。
松井証券では、投資信託の保有金額に応じてポイントを付与しギフト券などに換えられる「松井証券ポイントプログラム」や、12月時点で1,183本となる多彩な投資信託の品ぞろえ、最小で100円から投資信託を購入できるなど、多くのお客様にとって魅力的な投資環境を整えています。
この機会にぜひ、松井証券の投資信託サービスをご活用ください。
ブルベア型を含む松井証券で取り扱う全ての投資信託(ETF、ETN、REIT除く)が購入時手数料を無料とするそうです。
インデックスファンドの場合は、大抵ノーロード(購入時手数料無料)です。ですが、投資信託のなかには購入時手数料がかかるものがあります。
購入時手数料が必要な投資信託を利用したい人にとっては、他社で購入するよりも完全無料化した松井証券を利用するほうがメリットになります。
また、松井証券では、他社からの投資信託の移管も無料でできるサービスも実施しています。
購入時手数料が必要な投資信託を購入したい人にとっては朗報ですね。
他社は追随するか
「つみたてNISA」を利用している層やインデックスファンドがメインの人にとっては、ノーロードが当然の前提ですし、手数料を払っているうちは資産はなかなか増えませんので、ノーロードで購入するのが資産形成の基本原則です。
ですが、これまでの証券会社や銀行のビジネスモデルでは、購入時手数料が大きな収入源となっています。
投資信託の購入時手数料が無料になる証券会社は、長期的にはその部分が顧客獲得の強みになります。
投資信託のビジネスモデルは、大きな変革期にあるかもしれませんね。
以上、松井証券が投資信託の購入時手数料を完全無料化!…という話題でした。
参考リンク:
「ノーロード」という意味は、最初はよくわからない人も多いと思います。購入時手数料がかからない証券会社を選びたいですね。
購入時手数料や信託報酬が高い投資信託を販売するビジネスモデルが横行しています。資産形成をしたいならば、まずは気にすべきは手数料です。
手数料の違いは、長期の資産形成で大きな違いになります。これだけ差がでることになるのを知れば、手数料に気をつけたほうがいいことがわかると思います。