2021/08/13

今日の日経新聞の夕刊に「債券王」として注目を集めているジェフリー・ガンドラック氏の発言が紹介されていました。
「弱気相場」入りしているというのがジェフリー・ガンドラック氏の見立てです。
当たっているかもしれませんし、外れるかもしれません。どちらの場合でも対応できるように、気持ちの準備は整えておこうと思います。
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「弱気相場」入りとジェフリー・ガンドラック氏
米メディアCNBCでジェフリー・ガンドラック氏のインタビューを紹介しています。これまでも的中率の高い予想で市場の注目を集めてきたといいます。
日経新聞には次のように紹介されています。
「S&P500種株価指数が(継続的に株価が下落する)『弱気相場』に入ったのは間違いない」。
ガンドラック氏はこう断言した。弱気相場の一般的な定義は直近高値から20%以上、下落した状況を指す。現在の下落率は1割程度で、厳密にはまだ当てはまらない。ガンドラック氏は、相場をけん引した大型ハイテク株の下げ幅が2割に達したことなどを理由として挙げ、「指数は年初来安値を更新する」と予言した。
最近たまに名前を聞くジェフリー・ガンドラック氏ですが、どんなインタビューだろうと検索してみたら、CNBCで観ることができました。
インタビューで「Bear Market」という言葉がでてきます。
「Bear Market」というのが「弱気相場」のことです。
「Bear」というのは熊ですね。熊が獲物を捉える時に手を上から下に振りかざす姿からこの名前がきています。
二段階目ではより下げて、長期の「弱気相場」に入る可能性もありうるというのがジェフリー・ガンドラック氏の発言です。
また、インデックスファンドが市場に悪影響を及ぼしているとも主張しているのも興味深いです。
こうした見通しはあたるかもしれませんし、外れるかもしれません。
「弱気相場」に向けて気持ちを整える
普段は相場の予想はあまり信用しないほうですが、もしもの準備はしておきたいと思います。
12月の大幅な下落というのはそんなに多くないという話を聞くと、来年の年明けはもっと下げるかもしれません。「弱気相場」入りで、来年はネガティブなニュースが並ぶことも一応想定しておきたいと思います。
私には正直、よくわかりません。
積立投資というのは、下落相場を乗り越えて利益をだす投資法です。考えることはいつものとおり、バイ・アンド・ホールドです。
自分のリスク許容度のなかで、愚直に積立を続けたいと思います。
農業で例えるなら、私の積立投資はまだ植え付け時期だと思っています。収穫期ではないのですから「弱気相場」も安く買えると思っていればいいわけです。相場にきちんと残りたいと思います。
ただ、ジェットコースターと同じで、大きく下げる前に気持ちの準備くらいはしておきたいですね。
以上、「弱気相場」に向けて気持ちを整える…という話題でした。
参考リンク:
感情で動くと損をします。損をしたと思わない知恵を実践していきたいですね。
投資の最大の敵は何か。ベンジャミン・グレアムがそのことを教えてくれます。
積立の威力は馬鹿にできません。多くの人に知って欲しいポイントです。