2021/08/13

2017年2月にPwCが2050年のGDPランキング予想を発表しています。
PwCのホームページでは、サイトでさまざまな分析結果が示され、PDFファイルでも詳細に紹介されています。英語ですが、おもしろいです。
2050年のトップ10の顔ぶれを紹介したいと思います。
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2050年GDPランキング
これがPwCが予想する2050年のGDPランキングです。
2050年GDPランキング(カッコ内は2016年GDPランキング)
1位 中国(1位)
2位 インド(3位)
3位 アメリカ(2位)
4位 インドネシア(8位)
5位 ブラジル(7位)
6位 ロシア(6位)
7位 メキシコ(11位)
8位 日本(4位)
9位 ドイツ(5位)
10位 イギリス(9位)
1位は中国、2位はインドです。アメリカが3位になっています。
日本は残念ながら2016年の4位から8位に転落しています。
中国とインドが世界を牽引
GDPの成長率は中国とインドが引き続き成長すると予想されています。
先進国は軒並み新興国に抜かれている構図になります。
2050年はE7の時代に
2050年はE7の時代になります。
E7というのは、中国、インド、インドネシア、ブラジル、ロシア、メキシコ、トルコです。
2050年はG7からE7に経済の力が移動するという予想です。
33年後の予想
2050年が正確に予想できるとは思いませんが、PwCの予想です。
ウィキペディアによれば、PwCは、ロンドンを本拠地とし、世界159カ国に180,000人のスタッフを擁する世界最大級のプロフェッショナルサービスファームです。まったく的外れということではないと思います。
積立投資において新興国株式クラスをどう組み入れるか、その判断の参考にすることもできるかもしれません。
2050年は33年後ですね。世界はどうなっているのでしょうか。だいぶ先に感じますが、人生はあっという間かもしれません。
私は生きていれば70代ということになります。この未来予想があたるのかどうか、生きて確かめてみたいですね。
以上、2050年のGDPランキング予想。世界の勢力図はどう変わる?…という話題でした。
参考リンク:
過去を振り返ることで見えることもあります。117年の歴史で世界の株式市場はこのように変わっています。