2021/08/13
投資にはさまざまな手法がありますが、投資をはじめるにあたって、自分と相性のよい投資を見極めておくことは重要です。
私が実践しているのは、「積立投資」という手法です。積立投資とは、一定間隔で一定額の投資信託を購入しつづけるというものです。もちろん完全なるノーリスクではありませんが、勝つことを期待できる投資手法です。
次の7つの項目について「はい」と答えられれば、積立投資と相性がいいかもしれません。
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投資に手間をかけたくない
積立投資は、「しくみ」さえ作ってしまえば、ほとんど手間がかかりません。銀行の積立預金と同じように、自動で投資ができます。手間がかからないのはメリットです。
多くの人は、仕事や日々の生活に追われています。投資に時間をかけられる人は、個別株やFXなどの積極的な投資を選択するといいと思いますが、その場合は投資に時間と労力をかける必要があります。
これに対して、積立投資の場合には、「しくみ」さえ作ってしまえば、後は定期的にメンテナンスをする程度で投資を続けることができます。仕事に集中したい人や子育てをしている主婦や日々の暮らしで忙しい人は、積立投資が向いています。
投資に夢中になりたい人や、いろいろと投資に手をかけたい人には、積立投資は向いていません。
投資の成果がでるまで気長に待てる
積立投資をうまく進めるためには、時間を味方につけることが重要です。
投資というのは、「安く買って高く買う」というのが鉄則です。しかし、いつが安くて、いつが高いかというのは、普通の一般人には判断がつきません。
そこで、定期的に投資信託を購入し、保有し続けることで、時間を味方につけることができます。最低でも10年以上は積立投資を実践すると思っていたほうがいいと思います。
より望ましいのは、期間に区切りをつけずに生涯にわたって投資とつきあうことでしょう。積立投資は、投資を気長にできる人に向いています。
投資額の年数%程度の利益でも十分喜べる
積立投資は、手間がかからない投資ですが、ドカンと儲かるというものでもありません。
積立投資をする人は、投資額の年数%程度の利益でも十分喜べるという寛大な心が必要です。もちろん、投資が上手な人はそれ以上の利益がでるかもしれませんが、過剰に期待しないほうがいいように思います。
投資額の何倍にも利益がでないと嫌だという人は、他の投資を考えたほうがいいでしょう。
毎月投資できるお金が用意できる
積立投資は、定期的に一定の金額を投資する手法ですので、毎月投資するお金を用意する必要があります。
もっとも、積立投資は月に1,000円からでもはじめることができます。月に1,000円を用意できないという人はいないでしょう。
投資に使うお金が少ない人でも、少額で投資をはじめることができます。これが個別株などの投資と違う点です。
負けにくい投資がいい
投資というのは、リスクを引き受けて利益をだすものです。大きく利益をだすためには、大きなリスクを引き受ける必要があります。
負けない投資というものはありません。しかし、方法次第では負けにくい投資というものもあります。それが積立投資です。
積立投資は、コツをおさえておけば、リスク分散をすることが可能です。他の投資手法と比べて、負けにくい投資を実践することができます。
わからないものに投資したくない
投資の世界は、さまざまなもので構成されています。正直、私も詳しいところまではよくわかりません。
積立投資は、投資の専門家ではない私でもわかる範囲での投資が可能な手法です。やる気さえあれば、納得のうえで投資を続けることができます。
投資に熱狂するような興奮は期待していない
積立投資に熱狂するような興奮は基本的にありません。
もっとも、毎月積立をしますので、資産は少しずつ増えていきます。
自分の資産が目に見えて増えていくのは、やはり喜びがあります。続けることで資産が増えていくことが喜べる人は、積立投資に向いています。
まとめ
上記の目安で、「はい」が多い人は、積立投資に向いている人かもしれません。
積立投資は、仕組みさえ作ってしまえば手間がかからず、時間を味方につければ、一定程度の利益を見込める投資手法だということができます。
積立投資は、派手な投資ではありませんが、私は気に入っています。