2021/08/13

2018年クリスマスの急落する株式市場は、久しぶりに経験する下落でした。
その後、急上昇する株価をみて、来年も引き続きいろいろあるのかもしれないという印象を持ちました。
不安一色かというと、じつはそうでもありません。期待と興奮があるのもたしかです。
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日々のなかの期待と興奮
積立投資というのは、相場というリスクをとっていますので、いつも平穏というわけにはいきません。
2017年の上昇相場が例外的で、むしろ2018年のような相場も当然のようにあるわけです。
2018年にS&P500は3カ月で19.8%下落しました。12月のS&P500は14.8%下落しましたが、12月の下落幅としては過去最大だそうです。
Bloombergも「とどめの一撃」の気配という記事で、今後の強気相場の終わりについて言及しています。
2012年からいろいろと経験してきましたが、今回の下落を受けて少し目が覚めたというところもあります。
そして、積立投資というのは、やはりあれと似ているなと思ったのでした。
積立投資は冒険
あれというのは、ドラクエです。
積立投資というのは、やはり冒険だなと今回改めて思いました。突然、敵がでてきてHPを削られることもあります。
そして、今日私はふと頭のなかでドラクエの戦闘の音楽が流れていました。笑
改めて聞いても、名曲だと思います。オーケストラバージョンは格別です。
今回の下落は12月のクリスマスというタイミングで、かなり驚いた人も多かったのではないかと思います。
積立投資の下落局面というのは、ドラクエの戦闘と似ているところがあります。
強い敵がでてきてHPを大きく削られた瞬間は不安なわけですが、自分の力で敵を倒せるかどうか、戦闘は期待と興奮の瞬間でもあります。
敵を乗り越えればレベルアップできるとともに、インデックスファンドを安く購入できた分だけリターンも生まれます。
ただ、敵を倒すためには、事前準備も必要です。
安全資産も保持しつつ、攻めと守りを考えながら積立をしているわけですが、そうした対策で敵に通用するのか。自分が試されることになります。
これも武器と防具をそろえて、レベルを上げていくドラクエと同じです。
忙しい日々のなかで、世界の相場と接点をもてて興奮ができる積立投資は、趣味としてもいいなと思うわけでした。
デスピサロを想定しておく
他の投資法によってはかなりの損失を受けた方もいるようで、相場というものはなめてはいけないなと改めて思います。
今回は洞窟で強い敵が突然現れて、急に立ち去ったような年末になりました。
来年以降の2019年、2020年は、今回の2倍や3倍の強さの敵が現れて、長期戦になることも想定しておく必要もあると個人的には思っています。
デスピサロの出現を想定しておきたいところです。
今回の下落で心配になった方は、安全資産とリスク資産の割合を把握して、リスクを改めて確認するといいでしょう。
そして、忘れてはいけない戦略がバイ・アンド・ホールドです。シンプルですが、続けられる人だけが冒険の果実を手にできます。
今回は久しぶりにピリッとした気分になれた相場でした。
以上、2018年クリスマスの弱気相場の感想と対策…という話題でした。
参考リンク:
バイ・アンド・ホールドは重要な投資戦略です。積立投資をするなら忘れてはいけない重要なポイントです。
積立投資は、ドラクエに似ています。自分にあったリスクをとりつつ、世界相場で冒険ができます。
積立投資の大原則は、長期・分散・積立です。そして、一番難しいのは「市場に居続けること」です。それさえできれば、資産形成は誰でも可能だと私は思います。